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転職という言葉が芽生えた日


こんにちは!大阪市内で総合商社で営業をしている諭吉です。来年の1月に向けて転職を考え動き出しているのですが、そのきっかけになったのはちょうど半年前のことでした。

いまの会社に入ってから4月で10年が経ちました。

今の会社が好き、給料も充分もらってる、課長代理にもなれた、人間関係もいい、キャリアも重ねてやりやすい環境、居心地の良い人間関係、仕事もそこそこ出来て今の職場に私は満足していました。
とにかく不満はなかったですし、今のまま安定して、仕事を続けていく。なんとなくそれでいいと思ってました。
もう辞める理由がない。
だからずっとここで生きていくんだなと。

それでも日々の生活に刺激は欲しくて、ボクシングに通ってみたり、ベリーダンスを始めてみたり、友達と習い事巡りをしたり…気付いてなかったけれどどこか人生に飽きていたんだと思います。

だって女性なんてそんなもの。キャリアなんて求めても不毛じゃないか。
何度もリーダーにならないか?と上司からの打診もあったけれど、【女が管理職になったところで損しかない】そう思ってました。
結婚適齢期で妊娠出産したら、せっかくキャリアを積んでも引きずり降ろされて、内勤者で邪魔者扱い、産休を空けて帰ってきたら席すらない。
そんなイメージが強くあったので、リーダーになるキャリアは選びたいとは全く思いませんでした。
マネジメントなんてせず、好きな営業で好きなお客さんとだけ仕事していればいい。楽なやりやすい仕事がいい。

でも、なんとなくそれでいいと自分を説得してたけど、きっと心では納得してなかったんだと思います。

私なら何かできる。何にでもなれる。もっといろんなことが出来るってどこかで自分を信じたかったんだと思います。
でも無理、きっとできない、今のままでいいんだ。変わらなくていいんだって。そんなことを自分に言い聞かせていました。

そんな日々のなんとなくの中で去年の年末にK君に出会ったんです。
保険代理店、フルコミッションの営業マンをしていたK君は営業スキル一つで稼ぎまくってる。
仕事も大好き、目標もある、やりたいことも夢も人脈もあってとってもイキイキしていました。
守られた環境じゃなくて、バチバチの営業畑で戦っていた。
そんなK君に出会って、ぬるま湯にどこか居心地の悪さを感じていた私は、「チャレンジしてみたい!」って心の中の自分が叫んでるような、この出会いを逃しちゃいけないような前兆みたいなものを感じたんです。
ビリビリくるような、ときめくような少しドキドキするような。それはとても不思議な感覚で、はじめてトライするゲームソフトを手にした子供のように胸が高鳴ったんです。

K君には仕事が好きなこと、会社が好きなこと、営業が好きなこと。
でもどこか飽きていたこと、自分のスキルが他にも通用するのか試してみたかったこと、チャレンジが私の生きがいなんだということ話しました。

諭吉「Kくん、あたしも営業してるんだけど、その仕事やってみたい。」「自分の今の環境は居心地はいいけどぬるま湯になってる。」「自分のスキルが通用するのか試してみたい。」

Kくん「僕も女性でこんなに仕事観の合う人に出会ったことないです。」「僕でよかったら話聞きますよ。」

そう言って初対面なのに朝まで語り明かしたんです。
自分のキャリアのこと、仕事への想い、人生でやりたいこと、挑戦することの楽しさ、求めているのは自分の成長
初めて心の声に従って、やりたいことや成し遂げたいことを口に出しました。私は本当はこんな風に思ってたんだと知らない自分にその日気付きました。

10年間一度も"辞めたい"と思ったことがない。
だから天職なんだ、今の仕事は一生ものなんだと決め付けていた。

でも私はチャレンジすることが生きがい
昨日より今日、今日より明日、自分が成長してることが人生の喜びなんだって思ったんです。


「転職」

自分の中になかった選択の芽が生えた日でした🌱

海鮮丼 2,200円
木津卸市場 まるよし
食べログ3.47

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