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SDGsは可能か

SDGsとはだれもが一度は聞いたことがあるワードでしょう。

簡単な定義としては人類がこのまま地球上で反映していくために地球を汚しすぎないようにしようという国際目標です。

具体的にはとりあえず短期目標を2030年までに定めて、ここまでに事前に決めた17個の目標を世界で達成しようというものです。

17個は多すぎて説明できないので、その中の一つ、13番目の目標の「気候変動に具体的な対策を」について考えたいと思います。

気候変動といえば、やっぱり地球温暖化が一番の主人公です。地球温暖化についての具体的な目標は2015年のパリ協定が参考になります。

この会議で世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べて+2℃以下にするというものです。さらに努力目標として+1.5℃と定められています。

なぜ2℃以下が目標なのかというと、気温上昇2℃までが人間と自然が共存していられる限界レベルとされているからです。

温暖化2

現状はどうかというと、100年で約0.72℃のペースで上がっているといわれています。

その原因となる二酸化炭素の量は産業革命前と比べて約45%も上昇しています。

CO₂放出量の大部分、約90%をしめるのが化石燃料の燃焼やセメント製造による影響になります。

温暖化

温度上昇の話に戻ると、100年で0.72℃のペースで増加していると考えると、もうすでに産業革命前(1880年)から約1℃上昇しています。

すると努力目標の1.5℃上昇まであと約0.5℃、人類にとっての限界レベル(+2℃)まで約1℃であるといえます。

このままなにも対策しなければ、気温上昇スピードは増すでしょうし、上昇率が変わらなかったとしても100年後にはもう地球には住めない環境になっているかもしれません。

ここまで見ていくと、おそらく多くの人が思っている以上に気候変動の問題は何百倍も深刻な問題なのではないかと思います。今後、一人でも多くの人がこの深刻さに気付くことがまずは一番重要だと思います。

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