マガジンのカバー画像

トンガ王国🇹🇴での暮らし

118
トンガで暮らした2年間で書いていたブログ集です。 コロナ禍でのトンガ移住から、海底大噴火など、波瀾万丈な移住生活の記録です。
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

はじめての寝言

はじめての寝言

2歳6ヶ月の息子ソラ

第一言語は日本語
第二言語はトンガ語
第三言語が英語

そして
最近第四言語にココロ語が追加されてきた

ココロ語とは、6歳の娘独特の言葉で
例えば携帯のことを「チタミィ」と言ったり
ダメのことを「ピッピー」、ココロの物だよを「アースミーココロ」と言ったりする彼女が作った言葉

だいぶ私たちも意味が分かるものが増えてきたが、まだまだ不明なココロ語はたくさんある

私は毎日家

もっとみる
2度目のロックダウン

2度目のロックダウン

2/2(水)18:00〜48時間のロックダウン
陽性者がまた出たので追加で48時間

濃厚接触者の検査結果で陽性者5名だったため、追加で2週間

合計19日間のロックダウンを過ごすこととなった

ロックダウン中は基本自分の敷地から出られない
・畑仕事は毎日面倒見ないといけないので家族のみ行って良し
・お店は全部閉まってる
・町の入口と出口にコーンが立っててコミュニティポリスがいて簡単には出られない

もっとみる
噴火から2、3週間後

噴火から2、3週間後

水も止まる事なく、電気も落ちる事なく
だいぶ落ち着いてきたトンガ

1/31(月)から予定通り学校も始まるというアナウンスが28日(金)に流れた

アナウンスと言っても人伝えにいつも聞く

基本的には全てアナウンスはラジオで流れ、それを聞いたトンガ人(家族や友人)が私に伝えてくれる

1/31からは日本の4月のような新学期が始まる

娘は小学校1年生
息子は幼稚園年少

そのため、土曜日にはたくさ

もっとみる
噴火から1週間後

噴火から1週間後

日本テレビから取材をしたいという連絡が入り、快諾した

日本のみんなはトンガの情報が全然入ってきてないだろうから、伝えれるならどんな方法でもいいから伝えたかった

あとでネットが繋がったときに確認したが
30分以上話したけど、流れたのは少しだった
しかも通信が弱く音声が良くない感じだった

ずっと携帯の通信がダウンしている

一度だけ、突然携帯がピロンピロン鳴って、見てみたらLINEやメッセンジャ

もっとみる
噴火被害に遭った7日目

噴火被害に遭った7日目

2022年1月21日(金)
朝6時頃、子供が寝ている間に旦那とビーチを散歩した
行ってなかった方まで足を伸ばしてみたら、たくさんの人骨が散らかっていた

ビーチ沿いにはたくさんのお墓があったが、津波で壊され、中身が流されてしまったのだ

私たちは出来る限りの骨を集め、砂に埋めた

8:30、まずは私たち家族がリゾートを出発した
ガソリンが入ってる車が1台しか残っていなく、しかもその車はレンタカーだ

もっとみる
噴火被害に遭った6日目

噴火被害に遭った6日目

2022年1月20日(木)
朝からバッドニュース
ネイビーの船が1日遅れるという連絡を入手した

みんな期待していただけにがっかりだ

暫く途方に暮れた後、明日着る分の服がないので私が洗濯係になった

まだ灰が舞っているので、洗濯してもすぐ灰まみれになるが、それでも洗うしかなかった

日本大使館から電話が来て、今朝、日本大使からネイビーの一番トップの人に、エウアにいる日本人家族を船に乗せるよう通達

もっとみる
噴火被害に遭った5日目

噴火被害に遭った5日目

2022年1月19日(水)
今日も朝からリゾートの掃除に徹した

私は砂と灰だらけになってしまった食器やキッチン道具を全部洗った

かなりの量だったが、棚から床まで全部ピカピカにしたら、ケイリーがとても喜んでくれて私も嬉しかった

ナキが足首を痛めてしまって歩けなくなったので、みんなの洗濯を担当した

男達は壊れたドアを木で塞いだ

昼過ぎに、ネイビーのトラックが来て
「ここに日本人はいるか?」と

もっとみる
噴火被害に遭った4日目

噴火被害に遭った4日目

2022年1月18日(火)
銀行からお金が下ろせないので、みんなの所持金が底をつきそうになっていた

我が家も残り50パアンガ(2500円)
食べ物を買えなくなってしまうので、泊まっている宿を出て、リゾートに戻る事にした

みんなで掃除して住める状況にまで戻せれば、宿代はいらないとトーマスが言ってくれた

とてもありがたかった
これぞまさにWinWinだ

朝から水が飲みたいと子供が泣き叫んでいた

もっとみる