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[ヨーロッパからSDGs]SNSの地域コミュニティグループを活用する

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私はFacebookを地域コミュニティーグループで情報収集したり、不要なものをあげたり売ったりすることに特化して使っている。先日庭で瀕死の鳥を見つけ、どうしてよいのかわからなかったので、まずイギリスで一番有名な動物保護団体にかけてみたが繋がらず、次に市内にある動物病院にかけてみたが安楽死させてあげるから連れてこいと冷たく言われた。そこでいつも地元での中古品売買やリユースなどで使っているFacebookコミュニティーグループに問い合わせたら、非常に有用な情報をたくさん入手することができた。

私の庭では野生動物や昆虫が我が物顔で生活をしている。リスは毎朝勝手に庭を掘り返し、どんぐりを埋めていく。鳥たちは庭小枝などを使って巣作りをしている。コンポストビン(腐葉土生成用の容器)の後ろでは枯葉の下にハリネズミが数年来住んでいる。先週庭の植木の間に飛べなくなっている瀕死の鳥がいるのを見つけた。

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近所の飼い猫の通り道にもなっている我が家の庭に置いとくのは危険なのでとりあえず家の中に連れてきて、保護団体のアドバイスを仰ごうと思いついた。イギリスで一番有名な動物保護団体、RSPCAに電話をかけてみると、混み合っており録音テープが流れるだけであった。そこで今度は市内の動物病院に電話をしてみたが、あっからかんと安楽死させてあげるから連れてこいという。適切なアドバイスをくれたり慈善でケアしてくれるところはないのかと途方に暮れてしまった。
そこでいつも地域コミュニティー内での中古品リユースや売買のために使っているFacebookのグループに聞いてみることした。とはいえ、無数にある地元グループでもそれ相応のコミュニティーグループを探し、入会しそれからコメントを残すという段取りが必要である。「エコリビング」という野生動物に詳しい人が入っていそうなコミュニティーグループがあったので早速参加し、下記のように、鳥の写真と状況をコメントをし、回答を待ってみた。

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残念ながらコメントをアップロードした直後に鳥は死んでしまい、そのあと数時間後に入会承認がきたので時すでに遅しであった。
しかしとてもありがたかったのはこのグループの参加者が8件ほどの慈善団体や個人で鳥の世話をしてくれる人の連絡先をコメントで残してくれたことだ。将来同じようなことがあったときのために連絡先は控えておくことができた。

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中古品のリユースや売買にしても、野生動物のケアに関するアドバイスにしてもSNSで地域内ですぐに繋がれて問題解決できることは本当にありがたい。個人的にはフェースブックがあまり得意でなく、個人のストーリーなどで使うことはまずない自分だが、地域コミュニティグループ参加による売買は時間効率がよく、中古品は数分から数時間で買い手や引き取り手がみつかる。また今回のようにリアルタイムでネットでは探しきれないような地元だけが知っているような有用な情報がとれるため大変役立つ。





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