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5号 あなたの心の負債が私の宝物という話

まさか初対面の方から
こんな面白い話を聞けるとは

普段、営業活動をしないので、
これが営業の極意か!!
と、妙に納得したのです。

先日、地元の友人経由で
初対面の経営者さんお二人と
友人の税理士さんをお繋ぎする
とても良い機会に恵まれた。

初対面の経営者にこれまた
初対面の経営者を紹介し、
さらにそこに知人の税理士を
紹介するという無茶振り。

人伝にご縁があったとはいえ、
昨今主流のオンラインだったなら、
こんな楽しい交流はできなかったはず。

皆さん、ご自分のことを人見知りと
言いながら、お酒が入るとすぐに和み
喋る喋る、めちゃ喋る。笑

そんな中、経営者の方が語ってくれた
80代の元経営者の方を雇用したという話。

ある事情で元々お知り合いであった
同業の80代のおじいちゃん社長が入社。
一緒に営業周りをしていたそうだ。

ある時、おじいちゃんが丸ビルの
最上階のテナントから順番に下の階まで
飛び込み営業で挨拶して回った。

当然、仕事が取れるはずがない。
それでも何度も何度も繰り返した。

すると何度も繰り返していくうちに
仕事の話をしてくれるテナントが現れ、
遂には仕事の依頼がポツポツ来るように。

その時に仰っていた言葉が、
「相手に心の負債を与えていく」
心理学でいう「返報性の法則」を
思い出した。

何かを与えたわけではないが、
何度も通って言葉を交わすことで、
徐々に信頼関係が構築され、
最終的には受注として返ってきた。

私も自分が主催する勉強会や交流会で
ウェブで簡単に集客できたらなぁと
思うことがあります。

でも、やはりこういう地道な行動が
かえって強い関係性を作るし、
継続してやることが最終的に結果に
繋がるということも経験してきた。

これだと営業が得意とか不得意とか
あまり関係ないですよね。

つい楽な方法を探してしまいますが、
そんな方法がまだない時代を生きた
先人の知恵に学んだ楽しい夜でした。



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