V6兄さんの最後を一緒に見届けさせてもらったら、最後の数ページが美しすぎた
好きな人たちと、大好きだったものを、一緒に終わらせていける。
それはすごく寂しいことだけれど、幸せなことだなと感じてうらやましくなった。
11月1日、デビューから26周年を迎えたV6の最後のコンサートを、わたしも見届けさせていただいた。
人生で初めて買ったCDはV6の「愛なんだ」。健くんが好きな小学生だった。
ここ数年はずっとJr.担をしていたのでV6先輩には「うちの子がお世話になってます!」「この度、あの曲を単独コンサートでカバーさせていただいてありがとうございます!」っていう目線だったけれど。
そんな担当も今年ジャニーズ退所を退所したので、もはやジャニオタでもないのかもしれないわたしから見ても、最後まで美しくてかっこいい終わり方だった。
そして、わたしのなかにも想像してたよりもずっと多い「わたしとV6」がたくさんあったことに気づかされた。
追いかけてきたのがJr.だからか、「ずっと一緒に」がものすごくほしかった。今日まで、6人でい続けてくれたことは奇跡的なことだと思う。
しかも、V6はずっと、華やかでカッコいいジャニーズのアイドルグループであり続けた。いつか、坂本君のダンスに惚れていた友達が「あの年齢で、あれだけ踊れるすごさ」をひたすら語っていた時期がある。本当に、そうだよなぁ。
気が付けば半年くらいジャニーズのステージを見ていなかったので、あらためてあのキラキラ感って特別だって気づけたし、あんなに大きい会場がファンのペンライトで満天の星空みたいになるのも当たり前じゃないよなぁと、開演前に泣きそうになった。
「最後だから」は特別だ。
ライブが開始して間もなく、岡田君が「俺たちも一生懸命届けるから、みんなも想い届けて」と声をかけていた。
本人たちも、会場にいけたファンたちも、画面の前にいたV担さんたちも、ものすごく伝えていたし、伝わっているなって、一歩引いてみていて思った。だって、「そこらへーん」なんてファンサなかったもん。一人ずつに目を合わせてたし、一人ずつに送っていた。
会場でたくさんのファンのなかのひとりでも、マスクしていても、画面ごしでも、ちゃんと通じてたよ。今日目が合ったと思った人は目が合ってたし、受け取ったと思えた人は、受け取れてる。わたし見てたから大丈夫!
6人でいるV6っていうグループが本当に魅力的で、このグループを見つけて一緒についてきた人がうらやましい。
この中のひとりにハッとして、ずっと追いかけてこられたファンは、本当に幸せな人だと思う。
V6先輩には個人的にもめちゃくちゃ感謝している。
こちらの記事を読むとよくわかるのだけれど、ジャニーズ×バレーボールの流れを最初につくったのもV6。
じつはうちのえだりょが最近、バレーボールチーム・つくばユナイテッドSun GAIAの応援サポーターに就任した。もう退所しているけれど、こういうのだってV6がいてくれたからじゃないですか。今週末はめちゃくちゃ感謝しながらバレーボールの応援してくる所存。
もちろんこれだけじゃなく、語り出したらエピソードは一晩語れるくらい次から次に出てきてしまう。先輩が最後までかっこよくいてくれることには、わたしも感謝が尽きません。
V6っていう本のなかに、メンバー6人の26年分の長編小説と、ファンの数だけのそれぞれの長さと熱量のお話がぎゅっと詰まっている本の、最後の何ページかを読み聞かせしてもらったような夜だった。
メンバー6人もファンの皆さんも、素敵な最後をみることができてわたしまでうれしくて幸せでした。
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