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何が違う??日本と海外の”働き方”

「海外で働いてみたいけど、文化とか価値観が違くて少し不安。」

「海外と日本で働き方は、何か違うの??」

という方はいるかもしれません。

僕は海外に出て約3年半になりますが、だいぶ海外で働くことに慣れてきました。

そこで今日は海外に出て僕が感じた日本との働き方の違いをまとめていきますね。

■残業はしない

オフィスで働いていると、みんな遅くとも8時には帰ります。

8時まで残っている人もほんの2-3人だけです、2%くらい人しか働きません。

だいたい7時くらいにはみんな退社しています。9時以降まで働くことはないです。

海外の方の方がONとOFFの切り替えが明確にあります。

日本って残業することが目的になることがありますよね、実際に仕事を多く抱えてはいるものの、

残業を自分に許してしまうと、その分だけ生産性のことを考えずにただ長く働くことが目的になってしまいます。

逆に、時間を決めて帰り敢えて”仕事を残す”方が、どうすればもっと早く仕事が終わるか考えるようになるので、

僕は、終わりの時間を決めて働くスタイルは今では割と気に入っています。

■MC制度

海外にはMC(Medi Leave)制度があります。

Mdical Leaveとは病気になった際に医者から診断書をもらって勤め先に提出することで、

給与をもらった上で病欠が取れる制度です。

日本では考えられませんよね。

日本人は、みんな体調崩しても仕事最優先で仕事に向かう人も多いです。

海外は、基本的には体調を崩した場合は診断書をもらい、仕事を休みます。

これって、世界的には普通なんですよね。年間で14回のMCがシンガポールでは保証されています。

僕自身、同じ部署の人間が3-4人が同時にMCを取得してその人の分の仕事をカバーしたことは何度もあります。

日本人にとっては珍しい制度だと感じますが、”病気になったら自分の体調を休めて回復に努める”

というごく自然な行動なんです。

海外で働くと、

「あ、そんなに無理しなくていいんじゃん。」

ということに気づかされます。

体調不良のまま働くと生産性が本当に下がるので、無理して働き続けるよりは、しっかり休んだ方が結果はプラス。

という当たり前のことに海外に出ると気づかされます。

■宗教を考慮する。

特にマレーシアはイスラム教の国なので宗教に配慮する必要があります。

例えば、ラマダンと呼ばれる断食の期間は朝の6時から夕方の6時まで

一切の水分、食べ物を口にしてはならなくなります。

そのため休憩時間を考慮したり、断食期間中は生産性が下げることを見込んだり、様々なことを配慮しなければなりません。

また、イスラム教は1日5回のお祈りの義務があります。そのため、

「●●、どこに行ったの??」

「お祈りに行ってます。」

ということがしょっちゅう発生します。

なので大事なMT中にいなかったりするわけですが、とはいえ義務なのでこちらかも強くフィードバックはできません。

相手の宗教に理解、配慮しながら仕事を組み立てていく必要があります。

それは、日本人としては非常に良い経験だと思います。

たまに日本人は仕事が宗教みたいになっているので、改めて宗教というものに真剣に向き合っている人と仕事すると、

学ぶことや得ることも多いです。

■本質は変わらない。

とはいえ、慣れくると

「言うて、相手も人間。」

という感覚になるので、働く上で本質的な差異は殆どありません。

感謝されてうれしくない人はいなしですし、励ませば喜びますし、チームとしても働けます。

なので、海外だから特別自分の働き方を変える必要はりません。

純粋に仕事に対して真摯に、上司、同僚、部下に対して真摯に向き合っていれば、仕事上で苦労することはありません。


なので、海外では働くことを検討している方は、特に何も恐れることはないと思います。

是非、是非トライしてみてください。


では、本日はここまでです。

お休みなさいませ。








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