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GIGAスクール構想。Windows, iPad, Chromebook結局どれ?Part3

引き続き「iPad(第7世代)+SmartKeyboard」 vs. 「Chromebook NEC Y1 Gen2」 vs. 「Windowsタブレット富士通Q508/SE」を考えていきます。

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結果3

3機種比較4.003

タイピングについてです。iPadはSmartKeyboardを付けていれば、普通にタイピングできます。それに、SmartKeyboardを外すとフリック入力も可能になりますので、スマホに慣れている児童生徒にとってはありがたいと思います。また、いろんな言語のキーボードが設定できるので、様々な「文字」に興味を持つ児童生徒が出てくると思います。Windowsも標準的なタイピングが可能です。ただし、iPadとWindows共に脱着式キーボードなので途中で接触が悪くなる事があるので、イライラする事があるかもしれません。Chromebookはキーボードが固定してあるので、そういうイライラはないと思います。Chromebookのキーボードは「アルファベット小文字」が印字されているので、小学生がプログラミングやURLを打つときに困らないという話も聞きます。

手書きのしやすさはiPadがダントツでしょう。Apple Pencilがあれば本当に紙にかくのと変わらない書きやすさです。Apple Pencilがなくても市販のタッチペンでも指でもとても滑らかに書けます。ChromebookはiPadほどではありませんが、割と手書きも可能です。Windowsは手書きをしてもモサモサ感たっぷりです。。

ウイルス対策についてですが、Chromebookは全てのシステムがネット上にあるのでウイルス感染の心配は少ないとされています。iPadもセキュリティがしっかりしていますのでウイルスに感染したというのは聞いた事がありません。WindowsはDefenderというウイルス対策ソフトが入っていますが、年々改良されているもののDefenderだけでは不安な部分が多いです。結局別のウイルス対策ソフトを入れることになると思います。そうすると費用もかかりますし、ハードディスクの容量も使ってしまいますし、全体的な動作が遅くなってしまいます。

指紋認証機能はiPadのみ対応しています。画面を開いてもパスワードを入力するのは面倒です。iPadの指紋認証であれば瞬時に画面ロックを解除できますので、使いたいときに使える、調べたいときに調べられます。また、画面ロックだけでなく各種学習サービスのIDとパスワードを自動で保存し、指紋認証でアクセスできるので、パスワード入力の手間も省けますし、「先生!パスワード忘れて入れません問題」も減ります。

カメラ機能は、iPadが綺麗ですし、カメラの起動も速いです。Live Photoやバースト、パノラマも使えますし、動画も綺麗に撮れます。Chromebookも元はAndroid OSなのでスマホのように手軽に写真や動画が撮れます。Windowsは元々カメラを撮る前提で設計されていないと感じます。どうやってカメラを起動するかも分かりにくいです。


続きはPart4で。


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