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【世界旅行記】スロベニア リュブリャナ編

2018年9月6日~9月7日の二日間滞在したスロベニアの首都リュブリャナについておすすめのスポットを紹介していきます!

使ったお金は、80.88ユーロでした!(宿泊費37ユーロ、 食費32.38ユーロ、お土産代2.5ユーロ、クロアチア行きのバス9ユーロ)


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【バス】ベネチアからリュブリャナへの行き方

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イタリアのベネチアから、スロベニアの首都リュブリャナへバスで行く場合は所有時間は約4.5時間(240km)です。

今回もFlixBusを利用してベネチア~リュブリャナ間(国境を越えます)を、なんと、、、15ユーロ(2,000円)で移動することができました!

※バスが遅れることもあるので出発時間が変更していないかFlixBusのアプリを頻繁にチェックすることをおすすめします


今回宿泊した安宿「Most Hostel」

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私がリュブリャナで宿泊したホステルは「Most Hostel」です。

リュブリャナ中心部へのアクセスはとても良く、早朝の市場などもホステルを出てすぐの距離にありました。

Mostはスロベニア語で「橋」という意味で、ホステルのすぐ近くに観光スポットである「竜の橋」があります。

※ホステルの入口が少しわかりづらいので要注意です。


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結論から言うと、アクセスを重視していて安宿でも構わないという人にはおすすめです!

1泊18.5ユーロ(2,400円)なので決して安い方ではありませんが、、、

個人的にBooking.comで宿泊先を予約する際に評価が8.5以上のものを狙うのがおすすめです!

Most Hostel おすすめ度 ★


日本では決して経験できないバスでの国境越え

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バスはTrieste(トリエステ)というイタリア最東の街で一旦停留し、少し走るといつの間にかスロベニアに入国していました。

約27ヵ国あるEUの国々の移動は出入国の審査が不要なようです!!

日本では決して経験できないバスでの国境越えです。


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FlixBusはWifiとコンセント完備していて非常に快適です。

バスの種類によってはWifiもコンセントも搭載されていないものもあります。


スロベニアってどんな国?首都『リュブリャナ』とは

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スロベニアは人口200万人の小さな国家です。(岐阜県や長野県と同規模)

首都リュブリャナには約30万人が住んでいます。

スロベニアはEU加盟国で、通貨はユーロが使われており、公用語はスロベニア語です。

1991年の独立までは、クロアチア・セルビアと統合された「ユーゴスラビア王国」であったことから、一定以上の世代ではセルビア・クロアチア語の通用度が高いと言われています。(第二言語として英語やドイツ語も広く通用します)

首都リュブリャナの街の様子はイタリアと比べて建物がこじんまりとしていて素朴な感じです。

赤レンガで統一された屋根が特徴的です。

ちなみにスロベニア語で日本は“Japonska”(ヤポンスカ)です。


街のシンボルはドラゴン!?「竜の橋」

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ドラゴンがリュブリャナの街のシンボルとなっているのは、今日のリュブリャナにあたる土地でドラゴンにまつわる伝説が諸説あるためです。

リュブリャナ名物「竜の橋」にやってきました。

比較的小さな橋ですが、橋の支柱にはドラゴンのモニュメントがあり非常に人気のある観光スポットです。

竜の橋 おすすめ度 ★★★


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リュブリャナの街の至る所にドラゴンがいます。(上の写真で見つけられましたか??)

ドラゴンは力や勇気、大きさの象徴と言われています。

隠れミッキーならぬ、隠れドラゴンを探すのもこの街の楽しみ方の一つでしょう。


絶品のパンでごきげんな朝食を♪「Pekarna Delfina」

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ホステル近くのベーカリー「Pekarna Delfina」に来ました!

チョコレートが入ったパンや塩バター味のパンなど多種類のパンが店頭に並んでいて、リーズナブルな価格で販売されています。


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私はソーセージとチーズが入ったパン、そしてチョコレート味のパンを合計2.7ユーロ(350円)で買いました。安い!

コーヒーや紅茶などのドリンクもあって、店内で食事ができるのでとてもおすすめです!

Pekarna Delfina おすすめ度 ★★★


「セントラルマーケット」でスロベニアのお土産を買おう!

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リュブリャナの街の中心部にある「セントラルマーケット」では、朝7時から夕方16時まで食品や雑貨、衣類など様々な商品が販売されます。

朝7時に行くとまだ準備をしている店も多いので、お昼頃に行くのがベストです!


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この市場では、野菜やフルーツが売られているエリア、衣類や雑貨が売られているエリア、惣菜などの食品が売られているエリアで分かれています。

フルーツは、ゴロゴロとした、はちきれんばかりの果肉が詰まっていてとても美味しそうです。


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小腹がすいたので、惣菜エリアにやってきました。市場は正午ごろから徐々に賑わってきます。

惣菜屋さんの多くがスロベニア料理を売っていました。

大体5ユーロ(650円)から購入できます。


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スロベニアの伝統的なお菓子である「POTICA(ポティカ)」と呼ばれるパンを買いました。

量り売りでひと切れ1.5ユーロ(200円)です。

店員さんが勧めるクルミが沢山入ったポティカは、クルミのザクっとした食感と生地の甘みが相まって美味しかったです。


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惣菜エリアの隣には土産屋があって、様々な雑貨が販売されています。

ここでお土産を探してみるのもよいでしょう。

グラス屋のお姉さんはこちらが挨拶をすると元気に話しかけてくれました。

リュブリャナの人は好奇心旺盛で1聞くと10返してくれる印象でとても気持ちが良いです。

また、スロベニアは蜂蜜が有名らしく、ところどころで蜂蜜が売られているのを目にします。

セントラルマーケット おすすめ度 ★★★


大人の街「リュブリャナ旧市街」を散策しよう♪

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セントラルマーケットを抜けると出てくるリュブリャナの旧市街は、「大人の街」と呼ばれていて素朴で落ち着いた雰囲気です。

土産屋、飲食店、蜂蜜屋などが並んでいて、ドラゴンをモチーフにした商品も数多く売られています。


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リュブリャナの街並みは素朴で本当に綺麗です。

車が通れない歩行者専用の通路が多く、静かでのんびりとしています。


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※ヘラクレスの噴水


「Gostilna Sokol」で伝統的なスロベニアン料理を堪能

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リュブリャナで有名なレストラン「Gostilna Sokol」をご紹介します。

こちらのお店では伝統なスロベニア料理が食べられるので観光客に人気があります。

私は今回こちらのお店ではなく、他のお店で食事をしましたがリュブリャナにいるなら必ず行くべきだったと反省しています。


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ここではブラックプディングと呼ばれる豚の血を混ぜたソーセージや、鹿肉を使ったグヤーシュ(ビーフシチュー)などスロベニアの伝統料理が食べられます。

Gostilna Sokol おすすめ度 ★★★


豪華絢爛「聖ニコラオス大聖堂」

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聖ニコラオス大聖堂」はリュブリャナ最大で最古の聖堂で、セントラルマーケットを抜けて旧市街を歩いていくと現れます。


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聖堂の内部は一面に装飾が施されていて非常に豪華な造りです!

どこの聖堂もそうですが、聖堂内部の静かな雰囲気はなぜか心が落ち着きます。


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入り口の大きな扉は2枚目の写真の部分だけ開くようになっていました。

聖ニコラオス大聖堂 おすすめ度 ★★


リュブリャナで最もおすすめのソーセージ屋「Klobasarna」

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リュブリャナにある有名なソーセージ専門店「Klobasarna」に来ました!

店の看板の上には巨大なソーセージの模型があるため、遠くから見てもそこがソーセージ屋だと一目瞭然です。

店の外の席では皆ソーセージにかぶりついていました。


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店内では女性店員がせかせかとソーセージを切り分けていました。

とてもお腹がすいていたので、ロールケーキ(porcija štrukljev)、ハーフサイズのソーセージ(kranjska klobasa)、スープ(na žlico)、ワイン(cviček)を注文しました。

これだけ多く頼んでも12.1ユーロ(1,550円)とリーズナブルです!


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ソーセージと大麦が入ったスープにはどちらもパンが付いてきました。

スープはお粥のような食感ですが味付けはしっかりとしています。


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このソーセージは「クランスカ・クロバサ(=小さなソーセージ)」と呼ばれる伝統的なスロベニア料理で、カリッとした食感ではなく、ドイツのソーセージのような肉々しさと歯ごたえがあります。

2種類のマスタードで味変しながら楽しめて、ハーフサイズでも十分な量です。

塩味が効いていてワインとの相性は抜群です!

店員さんいわくスロベニアではソーセージを作るには特殊な資格が必要らしいです。


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「cviček(ツヴィチェック)」と呼ばれるこちらの赤色のスロベニアワインは1ユーロ(130円)と非常にリーズナブルです。

店員さんはワインを説明してくれた。

「白と赤の葡萄を混ぜて作るcvičekは配合がとても重要なんだ。そして、アルコール度数を10度以上にして作ることはできないんだ。それぐらい作る際に気を使っているんだよ。」


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最後にストルクジと呼ばれるスロベニア伝統のスイーツが出てきました。

クレープのような生地でチーズとシナモンなどの具材を巻いたものです。

そこまで甘さはなく、おかずとスイーツの間といった味でした。

ちなみにこのお店は滞在中3回ぐらいいきました(笑)

店員さんとすっかり仲良くなって、cvičekのワインを飲みながらソーセージにかぶりつき、店員さんとずっとお話をしていました。

現地の人と交流するのも旅の醍醐味ですね!

Klobasarna おすすめ度 ★★★


ネーミングセンス◎「肉屋の橋」

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その昔近くに肉屋があったことというから名づけられた「肉屋の橋」。

この橋はカップルの聖地で恋人同士が永遠の愛を誓って橋に南京錠をかけます。

実際に橋には多くの南京錠がかけられていたが、鍵(愛)の重みで橋が崩れないか心配です(笑)


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橋の両脇の手すりには変わったモニュメントが並んでいます。

肉屋の橋 おすすめ度 ★★


リュブリャナを代表する橋の一つである「三本橋」

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上の写真は竜の橋に続いて有名な「三本橋」。

三本橋とは、中央に1つ、それからその両脇に2つ、計3つの橋で構成された橋なのです。

もともとは1280年に中央の1本が建てられ、1932年に歩行者用の2本が両脇に付け加えられたそうです。


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リュブリャナにはリュブリャニツァ川にまたがる橋がいくつもあります。

橋の上から見る街の景色は素朴で美しいです。

三本橋 おすすめ度 ★★


丘の上にたたずむ街のランドマーク「リュブリャナ城」

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リュブリャナの丘の上にたたずむのがリュブリャナ城です。

地上と丘の上を繋ぐケーブルカーが走っていて、5ユーロほど(650円)で乗ることができます。


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セントラルマーケットの前にある上の店の隣に道があって、リュブリャナ城へと通じています。


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リュブリャナ城に到着しました。

私はヨーロッパのお城に来るのは初めてだったので、映画に出てくるような大きな城をイメージしていましたが、このリュブリャナ城は割と小さいです。


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窓の中から覗いている竜を発見しました。

リュブリャナ城の中には13ユーロ(1,700円)で入場できます。


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城の近くにこのような像がありました。

「Monument of Peasant Uprisings(農民一揆の記念碑)」

農民たちの怒りが見事に表現されています。


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城壁から見るリュブリャナの街はとても美しいです。

小さな街ですが、赤い屋根と白いボディで統一された家々がリュブリャナの良さをしっかりと伝えてくれます。

リュブリャナ城 おすすめ度 ★★★


リュブリャナの学生イチオシ激安ピザ「Pizzerija Dvor」

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数種類の美味しいピザが格安で食べられるのがこちらの「Pizzerija Dvor」。

マルゲリータやツナなど、ほとんどのピザが2ユーロ(260円)と非常に安いです!


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1.8ユーロ(230円)で特大サイズのモッツァレラピザを買い、お店の横の「コングレス二広場」で食べました。

広場の前には「リュブリャナ大学」があり、学生たちが広場で座って話をしています。

格安でお腹を満たしてくれるこのピザは間違いなくリュブリャナ大学の学生に人気の店だと思います!

Pizzerija Dvor おすすめ度 ★★★


リュブリャナの中心広場「プレシェーレン広場」

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三本橋を渡るとリュブリャナの中心である「プレシェーレン広場」に着きます。

ピンク色した外観が特徴的な「フランシスコ会の受胎告知教会」があります。


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あたりが暗くなってきたころにプレシェーレン広場を通ると、楽器を演奏している人がいました。

バイオリンの心地良い音が気持ちよく、ヨーロッパの非現実的な日常に胸が躍ります。

リュブリャナの夕暮れどきはセントラルマーケットで食事をしたり、プレシェーレン広場で素敵なひと時を楽しむのがおすすめです!

プレシェーレン広場 おすすめ度 ★★★


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いかがでしたでしょうか。スロベニアの首都『リュブリャナ』に行きたくなりましたか?

美味しいソーセージを食べてスロベニアンワインを飲みながら、優しくておしゃべりなリュブリャナの人との交流を楽しむのが正解だと思います!

最後までお読みいただき有難うございました。































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