見出し画像

ECサイトブラッシュアップセミナー「第3回WEBライティング講座(後編)」

ご挨拶

本記事にアクセス頂きありがとうございます。
このnoteでは、三重県の県産品を販売される方々に向けて、インターネット通販(EC)による販売活動の成功に必要な考え方やスキルを発信しております。

このアカウントについて

このnoteアカウントは、三重県雇用経済部 県産品振興課『県産品ECサイト等ブラッシュアップ支援事業』にて運用されています。
三重県内の県産品を扱う事業者の皆様が、今後効果的にインターネットを活用した販売活動を進めるうえで役に立つ情報を発信していきます。
全7回の「ECサイトブラッシュアップセミナー」の第3回目は、売り上げを伸ばすためのWEBライティング講座を前編・後編の2回に分けてご説明していきます。本ページは第3回の「後編」ですので、初めて訪問された方は「前編」もぜひご覧ください。

キャッチコピーをブラッシュアップしよう

SNSなどを見ていると流れてくる広告の中で、少し大きな文字で特徴が書かれているもの、これがキャッチコピーです。特にウェブサイトの中では、このキャッチコピーがどう書かれているかが非常に大事になります。それを見たときにクリックしたくなる、続きを見てみたいなというふうに感じさせる、というのがキャッチコピーの役割になります。
こういったものはすぐに書こうと思ってもなかなか書けないので、普段から言葉の引き出しを増やしておくことが非常に重要なのですが、今日はその中でも「こんなふうに考えていくとブラッシュアップできて、良いキャッチコピーが作れるのではないか」というヒントを交え説明していきます。

キャッチコピーは次のように定義されます。
キャッチ(心をとらえる)+コピー(短い文章)

キャッチコピーを作るときに覚えておきたいキャッチコピーのパターンが
あります。
1.安さ・お得さを強調
  (例)今なら半額!送料無料
2. 希少性を強調
  (例)限定100個販売!
3. 立地のよさを全面に出す
  (例)注文から24時間以内に配送します
4. 伝統を強調する
  (例)明治から続く農園が作ったみかんゼリー
5. お客様の声を利用する
  (例)こんなゼリー食べたことがない!と言われました
6. 相手に呼びかける
  (例)普通のみかんゼリーでは満足できないあなたへ
7. ランキングを利用する
  (例)地域でNo.1人気のみかんゼリー
このようにパターンにあてはまてみると作りやすいです。
芸術的な文章を書こうと思わず、自己紹介のつもりで「ひとまず伝わればOK」という気持ちでたくさん書いてみましょう。

SEOを意識した文章の書き方

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、ある特定の検索エンジンを対象として、検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えること、またはその技術のことです。(Wikipediaより)
一昔前まではSEO対策として様々なテクニックが叫ばれておりましたが、競合の増加やGoogleのアルゴリズム変更により、年々難しくなっているのが現状です。
今現在、SEO対策の基本はGoogleが掲げる「10の事実」を理解することと言われています。

「Google が掲げる 10 の事実」
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能します。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
これをまとめると、ユーザーにとってわかりやすい良質なWEBサイトであればおのずとGoogleは評価する、ということをうたっています。

SEO対策を行う上で注意するポイントは「ニッチなキーワードを探す」ことです。
ビッグキーワードとは一般的に検索回数がとても多く、広い意味を持つキーワードです。これは競合が多く、成約が難しいと言われています。
それに対しロングテールキーワードとは検索回数が少なく、明確な検索意図を持つキーワードのことです。これは競合が少なく、成約につながりやすいと言われています。
自社の商品のロングテールキーワードを探して、そのキーワードを意識したWEBサイト作りを心掛けてみましょう。

ブログ記事の書き方のコツ

ブログには
 ●新着商品のお知らせ、配送に関する連絡など
 ●商品や企業・店舗への理解を深めてもらう
 ●親近感の醸成
 ●検索エンジンからの流入増
という目的があります。
SEO対策としてぜひブログを書いてください。成果が出るまで時間がかかります(3~6カ月程度)が、本気でやるのであれば「粘り強く」取り組むことが大切です。

ブログを書く時のポイント
 ●ニッチなキーワードを使って記事を書く
 ●タイトルはめちゃくちゃ大事、本当に大事、絶対に大事!
  (20~30文字)
 ●1記事あたり1000文字は必要
 ●書きやすい型としては 3つのパートに分けて書く(中見出しが3つ)

ブログのタイトルには
 ●具体的な数字を入れる
 ●下記のキーワードを入れる
  「~な理由」「~のまとめ」「~〇〇選」「~比較」
  「無料、0円、タダ」「~とは、なぜ~」「~限定」「~な方法」
  「~のメリットとデメリット」「~ご存じですか?」「~なあなたへ」   
  「今さら聞けない」「知らないと損する」
のもおすすめです。

ブログのSEO対策として、見えないところの設定も大事です。
 ①タイトル(メタタイトル):30文字以内
 ②メタディスクリプション(説明文、ディスクリプション):100文字以内

ブログの文章を読みやすくするため、すぐに実践できるポイントをお伝えします。
 ★箇条書きを効果的に使おう
 ★色を使いすぎないようにしよう →強調は太字・赤字の2種類で
 ★空白行を使って読みやすさを確保
 ★文末に変化をつけよう →体言止めを活用すると文章が引き締まる
 ★ひらがなを使うようにしよう →ひらがな7割、漢字3割
 ★句読点の使い方

文章を上達させるためには
   理論×実践
が大事です。理論を学んだらぜひ文章を書いてみてください。
数をこなすことによって質は確実にあがります。
どんどん文章を書いてみましょう!

#EC #ECサイト #WEB #通販
#通販サイト #ネットショップ #デザイン
#WEBデザイン #WEBライティング
#サイト制作 #サイト #WEBサイト
#ライティング #文章


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?