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ECサイトの基本業務を、わかりやすく学ぼう!

「あなた、今日からECサイト担当ね!」

会社から突然、
わけのわからん業務を振られたそこのあなた。

ECサイトってなに・・・?
何すればいいの・・・?

今回は、そんなECサイト運営の初学者に向けての記事を書きたいと思います。

ECサイトの基本業務

(ECサイト = ネットショップと同じ意味です。)
まずはECサイトでやらないといけない基本業務から、ざっくりと見ていきましょう。

EC担当がどこまで担うのかはその会社によりますが、概ねこんな感じかと思います。

  1. 商品の仕入れ、在庫管理

  2. 商品写真の撮影

  3. ECサイトへ商品を登録

  4. 注文された内容を確認

  5. 入金状況の確認

  6. 梱包や発送業務

  7. 顧客サポート

業務内容じたいは、慣れてしまえば簡単です。
メルカリで出品したことのある人なら、おそらくとっつきやすいのではないでしょうか。

では、具体的にどんなことをするのか事例を見てみましょう。

1. 商品の仕入れ、在庫管理

新しい商品を作ったり、買い付けに行ったりするのは、EC業務というよりも、商品企画やバイヤー業務なりますのでここでは説明を省きます。

が、

既に仕入先が決まっていて、決まった商品の在庫を補充注文する(発注する)ということは日々の業務に入ってくるかと思います。

「どの商品がどれくらい売れるか?」
「どのくらい在庫を確保しておけば良いか?」

というのを、
これから少しずつ把握していきましょう。

2. 商品写真の撮影

ここも別の「撮影担当」が担うこともありますが、お店によっては写真撮影も任されることがあるでしょう。

ECサイトでは実際に商品の実物を見ることができないので、いろんな角度から写真を撮ったり、実際に商品を使った時のイメージを伝えることが大事なポイントです。

「どうすれば分かりやすいか?」
「商品の素敵さを伝えるにはどうすれば良いか?」
といったことに取り組んでいきます。

ECサイトに掲載する準備として、写真編集ソフトを用いて写真を編集し、背景を切り取ったり、縦横比率を整えたりすることもあるでしょう。

3. ECサイトへ商品を登録

いよいよここから、ECサイトの管理画面に触れるところです。

ECサイトの管理画面から、先ほどの商品写真をアップロードしたり、商品説明、価格、仕様、素材、サイズなどの情報を入力します。

やっている内容的にはメルカリとなんら変わりはありませんが、文字や画像など、たくさんの情報を書き込んでいけるので、わかりやすく魅力的に商品を掲載していきましょう。

4. 注文された内容を確認

めでたく注文が入ったら、ECサイトからメールでお知らせが来るはずです。

ECサイトの管理画面でも注文内容を確認し、お客さんからの質問や発送に関する依頼メッセージがないかを確認しましょう。

また、商品をすぐに発送しても良いのかどうか(クレジットで支払い済みなのか、銀行振り込みを待っている状態なのか、配達日時指定があるのか)、といった確認もしておきましょう。

5. 入金状況の確認

日々、注文商品の代金が入金されたかどうかを確認しましょう。ここは会社の経理担当と連携を取る必要があるかもしれません。

クレジットカードなどのオンライン決済が利用されている場合は、入金状況を即座に確認できますが、銀行振り込みなどの場合は、確認に時間がかかる場合があります。そのため、入金状況の確認は早めに行い、商品の発送をスムーズに進めましょう。

6. 梱包や発送業務

ここも担当部署が別になっていたり、外部業者に委託されている場合もありますが、内容は知っておく必要がある業務です。

ECサイトではリアル店舗と異なり、注文された商品を梱包し、発送しなくてはいけません。

段ボールやクッション材などは会社が用意してくれているはずなので、ていねいに梱包してお客さんに送りましょう。

配達業者は、おそらく会社がすでにヤマト運輸や佐川急便といった会社と契約をしているはず。
なので、その業者さんに集荷の連絡を取り、送り先の名前や住所を伝票に書いて段ボールに貼り付けておきましょう。

商品を配達業者に渡した後は、お客さんにメールをして、発送したことを伝えます。

その際、お客さん自身で配達状況を確認できるように、追跡番号を書いてあげると親切ですね。

7. 顧客サポート

基本業務は以上ですが、

ECサイトは自動販売機ではありませんので、お客さんとのやり取りも非常に大事な業務です。

たとえば、購入前に質問があったり、間違って購入された場合や、配達したら破損していた。なんてこともあります。

ECサイトの顧客サポートは、メールや電話などでの対応が一般的となりますが、
できるだけスムーズに、質問への返答や、商品の返品・交換の手続きなどを行うことでサイトの信頼性や顧客満足度が上がります。

分からないところは、逐一、会社に確認すると良いでしょう。

また、顧客からのフィードバックを受けて、ECサイトの改善点を把握し、改善策を考えることも重要です。


まとめ

以上が、一般的なEC担当の基本業務です。
細かい業務内容や役割分担については、会社によって異なる場合がありますが、大体の流れはこのような内容になっているかと思います。

とつぜんEC担当になってしまうと
「やっかいな役割を押し付けられた〜!」
って思うこともあるかもしれませんが、

いったんECサイトが軌道に乗ったり、グンと売上が伸びたりすると、会社は手のひらを返したようにとつぜん店長クラスの扱いをしてきます。
(これまでそんな事例をたびたび見てきました 笑)

いったん業務に慣れてしまえば、他の会社でも重宝される存在となりますので、ぜひ頑張って下さいね!

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