女性性を癒す鍵は自分の中の“我慢”に改めて気づくことだった
最近、浄化が止まらなくなっている中で、女性性を癒すことがテーマとなっています。
(読んでいただいたすべての方に感謝です🥰ありがとうございます💓)
そんな中でつい最近、家族に対してブチ切れるということが起きました。
あとから考えれば大したことではなかったのですが、なぜか異様に猛烈な怒りを感じてしまったんですね。
そして冷静になったときにその気持ちを深堀りしていったところ、
その出来事によって、私が長年ずっと我慢していたことが思い出されたことが原因だということがわかりました。
そこで、女性性を癒し育む鍵は自分の中の我慢に気がつくことなのだと気づいたので、今回はそれをシェアします。
さて、
女性性は、感情・感性・直感など、感じる部分をつかさどっています。
この女性性でキャッチした感覚を、男性性が行動することで具現化していく。
そうやって女性性と男性性のエネルギーがうまく融合していくことで、私たちは無限の可能性を開放していくことができます。
しかし、女性性で感じたことをないがしろにしていると、当然のことながらうまくいきません。
女性性で感じたことを、男性性が世間体や社会常識の方を優先しないがしろにすると、エネルギーのバランスが崩れ、生きづらさを抱えてしまいます。
今回自分の中の怒りと向き合った結果、ある行動にとても似ていることがわかりました。
それは、DVです。
妻の作った料理が気に入らない
子どもの態度が気に入らない
など、DVが引き起こされてしまう場面は多々ありますが(※主に男性が加害者の場合)
その根底にあるのは、
“自分はないがしろにされている”
という考えです。
DVの加害者は自己肯定感が低く他人に依存的な傾向があり、被害者意識が強いことが特徴とされていますが、
その背景には、自分が自分をないがしろにしている心理があります。
その要因として、自身がDV家庭や機能不全家庭で育ったことなどがあげられますが、
DVの加害者は、自分が自分をないがしろにしているので、現実世界でないがしろにされたと感じる場面に対して、猛烈な怒りを感じてしまうのです。
(そして、その場面はたいてい被害妄想だったり、認知のゆがみからくる偏った解釈だったりします)
自分の中で起きていることを現実世界で再現されたと感じるので、二重に傷つけられたと感じ、猛烈な怒りを感じてしまうんですね。
そしてそれが近い関係であればあるほど、
(こんなにもかわいそうな)自分のことを愛していないのか!
という猛烈な怒りや恨みとなってしまいます。
つまり、DVをする人は、すでに自分の中でDVが起こっているのです。
自分が自分に対して我慢を強いている状態だったり、傷やトラウマから目を背けた状態なので、もう一人の自分が、
ないがしろにするな!
と猛烈に怒っている状態が、背景にはあります。
今回、猛烈な怒りを感じたことから、私はずっと自分の気持ちを抑えて我慢してきたことに気づきました。
我慢をするというのは、自分に対してDVをしているのと同じなのです。
しかし自分としての存在は“1人”なため、なかなか虐げられているもう一人の自分に気づけません。
DVと聞くと、暴力的なインパクトが強く遠い話のように思えてしまいますが、
私はずっと、自分の中でDV状態であったことに気づきました。
はたから見たら、それはつらいだろうよと思えるようなことを、ずっと自分に対して強要してきました。
本当は、我慢していたことの自覚はあったのですが、それと向き合ったところでどうにもならない事実をつきつけられるだけと、真正面から取り扱うことをしてきませんでした。
“我慢以外の選択肢なんかないんだから、真面目に取り合っても意味がない”
“めんどくさいことになるんだから、自分が我慢していればいい”
そう思いながらうまくフタをして隠してきたつもりでしたが、今回のように思わぬ形で爆発したことで、
ただ体よく隠して見ないふりをしてきただけだったのだと思い知らされました。
今自分がいる状態は、まったくもって不本意であること。
完全な自由を手に入れられない状態が、とてつもなく屈辱的なこと。
感情や感性が錆びついて、なかなか自分のために物事を考えられないこと。
何より、自分が自分から自由や可能性を奪い去っている張本人であるということ。
まるで、ちょっと今は必要ないからスイッチを切っておこうと思って切っていたのに、
気づいたら、スイッチの入れ方どころか、そのスイッチがどこかすら思い出せなくなってしまった感覚です。
ただ、我慢していることに向き合うことは、無駄なことではありません。
我慢に気づいたところで現状はすぐには変わらないとしても、自覚があるのとないのとではだいぶ変わってきます。
あ~、つらかったんだ。
あ~、結構我慢してきたんだ。
そういえば、結構きつかったわ。
と思うだけで、女性性は癒されていきます。
まずは、自分の感覚や感性を開放すること。
自分の幸せを第一に考えて行動すること。
認知がゆがんでいたり、自分を制限する観念を持ちすぎている状態でありのままの自分で生きようとすると、かなりの困難や痛みを伴います。
しかし、我慢していたことを知ることだけでも、傷やトラウマは少しずつ癒えていきます。
もったいない
みっともない
お金の無駄
と自分の感性をないがしろにするのではなく、どんな感情も自分の中に湧き上がってきたものは大切にすること。
認められないと感じるものでも、その背景にはちゃんとした理由があります。
どんな怒りも悲しみも子どもっぽい考えでも、その背景には自分らしく生きるヒントが隠されています。
自分の中の我慢に気がついたら、まずは自分をうんとねぎらってあげてください。
今までよく我慢してきたね、よく頑張ってきたね、と自分を褒めてあげてください。
我慢してきた自分も、我慢を強いてきた自分も、まずはまるごと受け入れて、優しく包み込んであげてください。
あなたの中の女性性が少しでも癒されますように…🕊
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