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【速筋と遅筋を上手く使い分ける】

今日は『速筋と遅筋を上手く使い分ける』
についてお伝えしていきます。

「速筋」は収縮速度が速く
短時間に大きな力を発揮でき
瞬発力が必要な時に
活躍する筋肉です。

ジャンプやダッシュ等
瞬発力が必要な
「無酸素運動」が該当します。

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「遅筋」は収縮速度が遅く
長時間収縮することができ
持久的な運動を行う時に
活躍する筋肉です。

水泳やマラソンのように
持久力が必要な
「有酸素運動」が該当します。

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お伝えする内容はあくまで
私の個人的見解になります。

絶対にこうしなければならないと
決めつけるのは避けてください。

トレーニング方法は多種多様です。

自分の状況に適した内容を選び
心身の向上に活かして
頂けたら幸いです。


今回のテーマが仕事や私生活と
どう関連するかを繋げて考えると
新しい視点が見えてきます。

私は学生時代に筋骨隆々の体格に憧れて
筋トレや瞬発力をひたすら鍛えてきました。

学生の中では筋力も強く
水泳をしていた影響もあり
逆三角形の体型でした。

睡眠とストレッチを
取り入れていれば
身長は伸びていたでしょう。

有酸素運動と無酸素運動を共に行い
運動神経は良かったと思われます。

但し持久力が弱かったです。

筋力を鍛えて重くしすぎたため
地上でのマラソンや持久走が苦手で
呼吸の使い方を習得できていませんでした。

水泳は水中ということもあり
浮力と無呼吸が上手く噛み合い
不思議と続いていました。

このままでは持久力がないまま
どこかでバテテしまうかもしれないと
危機感を抱いていました。


知人がトライアスロンに
出場していることを聞き
マラソンで持久力を
つけようと決心したのです。

最初は5kmのランニングから始め
徐々に距離を伸ばしていきました。

平地ではなくあえてアップダウンのある
坂道を選び自分に負荷をかけました。

どんなことも慣れに尽きますね。

あれ程苦手だったマラソンが
日課のようになり今では
フルマラソンの距離を
走れるようになりました。


トレーニングの順序とすれば
いきなり筋トレするよりは
ストレッチや呼吸をすることを
優先に始めたほうが無難です。

若い間は体も機敏に動き
筋力もそこそこあるので
少々の無理は問題ありません。

しかし、高齢になるにつれ
どんな方でも筋力や瞬発力は衰え
速筋を維持し続けるのは困難です。

むしろ遅筋を維持していくほうが
長続きしていきます。

ある程度筋力・呼吸の
使い方ができていれば
ジム等で筋力トレーニングを
しても構わないでしょう。


ストレッチや呼吸法は筋力強化より
身体のバランス調整みたいなものです。

筋力アップしたい人からすれば
つまらなく飽きてしまうのでしょう。

大胸筋ががっちりついて腹筋が割れ
上腕二頭筋が盛り上がった体型に
憧れを抱く理由としては

周囲からチヤホヤされたい
鏡に映る姿を見て自己陶酔したい等
承認欲求が目的です。


上記の観点から仕事に置き換えると
速筋は短時間で手っ取り早く稼ぐ
「即金ビジネス」そのものです。

今すぐお金が欲しいのであれば
アルバイトや転売等ですぐに
稼げば良いと思います。

あくまでお金を稼ぐことだけを
目的にしているので
瞬間風速的に終わります。

宝くじや競馬等で運よく当たることも
その意味では即金になります。

良いか悪いかは別にして
1つの手段ということです。


遅筋がチキンではなく(笑)
マラソンや持久走のように
長期的に継続して実行する
「知金ビジネス」です。

地味で時間もかかるので
集中力・忍耐力・継続力が
必要になってきます。

結果だけを見ると簡単そうに見えますが
どんな人も最初は目に見えないところで
泥臭いことをたくさん積み重ねています。

その泥臭いことに価値があり
苦痛ではなく楽しんで
やり抜いています。

トレーニングも全く
同じではないでしょうか。

心身共に充実した状態に
することを目的とするのか

短期間だけ変化すれば
良いとすることを目的にするのか

両者の差は歴然としています。

自分が何を目標・目的とするかで
どちらも選択はできます。


筋力に関しては無理のない範囲で
速筋をそこそこ鍛えることを
実践しても良いと思います。

90歳フィットネスインストラクター
タキミカさんこと
「瀧島未香さん」のように
進化し続けている方もおられます。

年だからといって
諦める必要はありません。

自分にあった方法で
楽しく継続できることが
最善かつ最良ではないでしょうか。

ビジネスもトレーニングも
長期的な視点で取り組めるか
そこに尽きます。

私も最近ストレッチや呼吸を
意識するようにしています。

100歳になっても
タキミカさんのように
心身共に健康でいたいものです。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。




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