見出し画像

【「幸せになりたい」は不幸な証拠!】

今日は『「幸せになりたい」は不幸な証拠!』
についてお伝えしていきます。

「幸せになりたい」と
思ってはいけないのですか!

不幸とは失礼極まりない!

ふざけるな、この野郎!

etc

色々罵声を浴びせられそうです(笑)。

画像1


このように聞いて
「怒り」の感情が
こみ上げて来る場合

今の気持ちを
瞬間的に爆発させて
素直に解放する事も
1つの手段ではあります。


ただそればかりだと
ワンパターンになるので

「怒り」に到達した基準は何か

「怒り」を表現した目的は何だろうか

あれ程までイラっとなる根拠は何か

etc


「怒り」が収まった後に
冷静に観察していくと
何で怒っていたのだろうかと
不思議な気分になります。


「怒り」のエネルギーを出す場合
誰でも自分の「正義感」となる
基準点を持っています。

「正義感」の基準点を超えた時に
「怒り」が発動します。

『感情を上手く扱う秘訣』参照。


最終的に今回のテーマの
核心に行き着くので
感情コントロールは
割愛します。


人が掲げる欲望に

「高級外車と高級マンションを購入してリッチになりたい」

「ゆとりある落ち着いた空間で、自由気ままに過ごしたい」

「素敵な彼氏(彼女)と付き合ってラブラブになりたい」

「お金持ちと結婚して、たくさん贅沢して幸せになりたい」

etc

絶対ではないですが
少なからず抱いている
のではないでしょうか。

私も普通に考えています。


何だかんだお馴染みの

「セックス」

「ステータス」

に集約されていきます。


悪い訳ではありません。

人間は皆大勢の動物と
全く変わらない事実を
直視して受け入れる事で
論理的な考えが出来ます。


カッコつけて
自分は高尚な生命体だと
錯覚すると永久に
動物以下になります。

「私は知っている、知的で優秀だ」

「私のロジックは全てを超越して凌駕する」

「人間こそこの世を統治するエリートだ」

自惚れが出た瞬間に没落していきます。


論理で動く人間脳さんを使う前に
本能で動く爬虫類脳さん
感情で動く哺乳類脳さんを
尊敬しておく事です。

自分達はサバイバルの中で
繁殖と誇示を求めて
獰猛に生きていると。

その上で驕る事なく
スマートに目標や目的を
実現するように
捉えていきます。


すると上記の欲望では
全て「○○したい」
となっています。

「幸せになりたい」

「自由でいたい」

「お金持ちになりたい」

「パートナーに出会いたい」


どの夢や目標も
現時点で到達していないから
何とか叶えたいと
表現しています。


「いやそれは当然でしょう」

「達成していないから叶えたいと願うものですよ」

「そんな事言ったら希望が無くなりますよ」


確かに仰る通りです。


しかし、厳密に言えば

幸せでないと
思い込んでいるから
幸せを求めようとしています。


自由でないと
錯覚しているから
自由への憧れが出てきます。


お金を欲しい欲しいと
強引に追いかけているので
お金が無い状態になります。


魅力的な異性が
どこにも居ないと
勘違いしているので
必死に探そうとします。


極端に上を見過ぎて
妄想の世界に
入り浸っています。

空想して枠を外す事も必要ですが
状況に応じて使い分ける事です。


今現在、現実の範囲内で

「幸せに満ち溢れている」

「自由に楽しく過ごせている」

「お金で困っている事はない」

「魅力的な異性は周囲に居る」


小さくても良いので
自分で自分を納得させて
満たしていく事です。


「いやいや言うだけならとっくに実現しているわ」

「現を抜かしたバカな事を言うな」

「それが出来たら苦労しないわ」

と仰るかもしれません。


仮に

「ホームレスになって、路頭に迷っている」

「莫大な借金を抱えてしまい、もう後がない」

「失業して就職先も無く、頼れる人がいない」

「パートナーと別れたので、辛く立ち直れない」

etc

失意のどん底になっていたら
お先真っ暗としか思えない。

そんな状況下に陥ったら
何も出来るはずがない。


見方を変えて客観視すると

最低最悪の状態を
共感してもらいたいがゆえに
自己嫌悪して悲観的に
なっているのか


どうやって復活すれば良いのか
解決策を見出そうとはせずに
あえてネガティブな方向を選択して
被害者意識を正当化しているのか


国内外の経済や政治政策が
愚劣極まりないために
望んでいない方向に導かれ
責任転嫁しているのか


と解釈する事も出来ます。


要するに置かれた窮地の状況を

逆境を乗り越えるために
神様から授けられた使命・天命
もしくは有難い贈り物(ギフト)と
認識して這い上がるか

ただ周囲や社会に対して
ひたすら愚痴、不平不満
批判批評等を連呼して
共感を集めようとするか

どちらにも
解釈出来るという事です。


愚痴も捉え方によっては
建設的アイデアと見なして
活用する人もいるでしょう。

登山や新規ビジネス等において
計画の段階でネガティブな想定を
しておかないと手遅れになります。


無理やりポジティブに
変換するのではなく

現在値を正確に把握した上で
夢や目標とのギャップを
どう埋めていくかを
現実的に対処していく事です。


大切な観点は
ポジティブであろうと
ネガティブであろうと
「感謝」を軸にする事です。

生きていられる事に
「有難さ」を忘れているので
ないものねだりをしがちです。


難が有るから有難いと
言われる所以です。

そう認識すればむしろ
「苦難」「困難」に
遭遇するほうが
貴重な経験になります。


「ありがとう」と唱えれば
「ありがとう」が返ってきます。

「不満だ」と感じて発信すれば
「不満な状態」になります。


冒頭の「怒り」のパワーも
全く同様です。

「怒り」を露骨に表せば
相手だけでなく自分にも
「怒り」のパワーが
跳ね返って来ます。

意志力を削がれて
無駄にエネルギーを
浪費します。


全てに「感謝」して
「ありがとう」と言う事は
抵抗があるかもしれません。

不満や不幸だと思うよりかは
ダイナミックに動けます。

画像2


ここまでをまとめると
真の夢や目標の実現に向けて
必要なアプローチは

1.自分の現在値を冷静に観察する
2.ポジティブとネガティブ両方の解釈を持つ
3.全てに感謝して畏敬の念を持つ


特に「感謝」の概念は
かなりパワフルです。

今すぐに現実的に
行動出来るアクションは

1ヵ月間だけ期限を決めて
「感謝」の価値観で全てに
「ありがとう」を伝える。


最初はぎこちなく
慣れないかもしれないですが
1ヵ月間やり続けていくうちに
習慣化していきます。

注意点として
上っ面で言わない事です。

嘘はすぐにバレて見抜かれます。

相手の目をしっかり見て
心から気持ちを込めて
伝える事です。


思考・感情・発言・行動を
一致させていきましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたの「欲望」を
教えてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?