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【暗記ではなく五感で習得する】

今日は『暗記ではなく五感で習得する』
についてお伝えしていきます。

皆さんは「暗記」は得意ですか?

私は苦手で、嫌いです(笑)。
興味のある事しか覚えていません。

因みに受験勉強を
頑なに拒んでいたのも
暗記する事に抵抗があり
楽しくなかったからです。

東大生のように要領よく
取り組んでいたら結果は
少しは違っていたかもしれません。


そもそも「暗記」とは
何なのでしょうか?

「暗記」とは
書いてある文章を見ないで
口に出して言えるように
するために覚えること。

記憶法の一種です。


また暗記には
2通りの方法があります。

理解の伴う記憶とほぼ
同じ意味を表す場合

理解の伴わない記憶
(丸暗記=サヴァン症候群)

※サヴァン症候群
 自閉症スペクトラムなどの
 精神障害がある一方で
 突出した才能を持っていること

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2つの視点から考えると
学校教育、受験勉強
資格試験等はある意味
「丸暗記」させています。

全てがそうではないですが
「WGIP」
「3R・5D・3S政策」
からするとあながち
間違っていないでしょう。

「WGIP」
War Guilt Information Program

戦争についての
罪悪感を日本人の心に
植え付けるための宣伝計画


決められたルールに従って
敷かれたレールの上を
淡々とこなして
突き進んで行くのです。

自分の考えや感情を抑圧し
人肉ロボットのように
黙々と動くだけです。

言われた通りに作業を
こなしていくだけなので
自分で試行錯誤せずに
済むので楽ではあります。

それでも安心・安全・安定を
保障されて恩恵を受けられるし
素晴らしい事ではないかと
捉える事も出来るでしょう。


考え方は人それぞれなので
自由に認識と判断すれば
良いと思います。

自分の人生は
自分で決めて
歩んでいくものです。

依存すると決める事も
自分の判断です。

最終的には
死を迎えた後に
分かる事かと。


脱線しましたが
「丸暗記」は
短期的記憶としては
有効かもしれません。

一夜漬けして強引に
叩き込んで詰め込めば
その場限りでは結果が
出るでしょう。

中学・高校の
中間・期末試験程度なら
さずがの私でも出来ます。

しかし、他者に分かりやすく
説明したりするとなれば
全く無意味な事です。


自分の言葉で噛み砕いて
伝わるようにしなければ
ただの自己満足で終わります。

第三者が理解出来て
初めて自分のモノに
出来ています。

ではどうすれば理解の伴う
長期的な記憶として
定着出来るのでしょうか?

それは

「五感」を使って
「具体的」に表現する事
によって体感で落とし込みます。


例えば
自転車の練習です。

自転車に乗れるようになるには
当たり前ですが説明書を読む
だけでは出来ません。

実際に乗りながら
身に付けていきます。

頭で覚えるより
身体に染み込ませます。


自転車の乗り方を
具体的に詳細を表すと

①視覚:周囲にどんな景色があるか
    見渡してみる

②聴覚:どんな音が聴こえるか
    耳を澄ませてみる

③触覚:ハンドルを握り
    ペダルをこぐ時の感触を
    体で感じ取る

④嗅覚:乗っている時に匂いを
    感じるように嗅いで見る

⑤味覚:周囲から感じ取れる空気や
    鼻に通って入ってきた匂いを
    味として認識してみる


※これは「VAKOGモデル」
 参照しています。

①視覚(Visual)
②聴覚(Auditory)
③触覚(Kinesthetic)
④嗅覚(Olfactory)
⑤味覚(Gustatory)

それぞれの頭文字を取って
名付けた方法です。

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英単語であれば
お気に入りの音楽に合わせて
口ずさんでいると楽しくかつ
ずっと記憶しています。

大好きなアーティストの歌詞は
無理に丸暗記していないはずです。

もちろん人前で歌えるくらい
繰り返し聴いている事も
暗記出来ている
要因ではあります。

現に私ですら丸暗記レベルで
スラスラ言えるくらいです。


試験勉強と難しく思うので
頭に入って来ないのです。

受験勉強や資格試験も
楽しく面白くを
モットーにすれば
誰でも習得出来ます。

そう思うともう一度
大学受験勉強を
やり直ししてみたい
気持ちになりました(笑)。


自分が好きな事や興味ある事は
リラックスしているので
自然と五感を使っています。

ところが義務感に駆られて
取り組む事はもはや
苦痛でしかないので
記憶として定着しません。

主体的に取り組んでいれば
嫌な気持ちにはならないですが
強制されるとそうはいきません。

学校教育、お受験教育
企業や行政の護送船団方式等は
育成側にとってだけ都合の良い
マニュアルシステムです。


意識的に五感、具体性を使って
覚えようとする事に加えて
何と関連しているかを考慮すると
より習得の速さが向上します。

「マインドマップで繋げて書く」

「ウォーキングしながら
 アイデアを想念する」


その点料理は
五感全てを使うので
新しいレシピ考案作りにも
大いに役立っています。

また読書では
「官能小説」
非常にお勧めです。

目的は五感を使って具体的に
表現する事を学ぶ事であって
間違っても1人ロマンティックに
走らないようにしてください(笑)。


暗記ではなく五感を使って
具体的に習得するために
3つのアプローチがあります。


1.リラックス出来る環境を整える

   緊張状態では苦痛が先行して
   何も習得する事が出来ません。

   部屋でアロマを炊いて
   安心出来る状態にする。

   机の周囲に余計な物を置かず
   整理整頓してシンプルにする


2.場所を変えて実践する

   同じ所に留まっていても
   思い付かない時があります。

   思い切って外出して
   散歩する事で気分転換を図る

   大自然に囲まれた地域や
   くつろげるカフェに移動して
   景色を変えてみる。


3.日常生活の行動を全て
  五感を使って具体的に表現する

   歯磨きしている時の様子等を
   細部までありありと記載してみる。

   歯の色、歯磨きする音
   歯ブラシが当たる感覚 
   歯の臭い、歯磨き粉の味等

   これらを文章化して説明します。

   
恐らく多くの方は
普段の行動を
五感を使って具体的に
描写していないでしょう。

何となくの感覚で
過ごしています。

特に日常会話でそこまで
想像していないです。

料理に長けている方は
圧倒的に有利です。


五感を使って具体的に表現する事は
ただ暗記力を習得するだけでなく
想像力を磨いていく事が出来ます。

最初は大変ですが
日頃の会話や行動を
五感を使って具体的に
実践していく事です。

習うより慣れろです。


堅苦しい考えは止めて
面白く楽しいやり方で
身体に染み込ませるように
馴染ませていく事です。

忘れても問題ありません。
繰り返せば良いだけの事です。

何でも習得しましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
皆様の「記憶法」を
お聞かせください。

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