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【物事は全て歩兵から進めて行く】

今日は

『物事は全て歩兵から進めて行く』

について考察していきます。


仕事、恋愛、運動、趣味等
どんな事においても
基本の土台があります。


恋愛に基本の土台と聞けば
ナンパしているように
思われるかもしれません。

しかし
相手と円滑にコミュニュケーションを取り
信頼関係を築いていく上では
とても重要な根っこの部分です。


人はスキルが上達してくると
応用的な要素を求めていきます。

決して悪い訳ではありません。

現状維持で踏み留まるより
高みを目指して鍛錬するほうが
レベルアップする事は確実です。


問題は目先の利益欲しさに
短期的欲求を追求して
小手先のテクニックに走り
基本を疎かにする事です。

天狗になりあぐらをかいた瞬間
奈落の底に落ちていきます。


私自身30年以上
剣道をしていますが
師範に何度も何度も繰り返し

「勝って兜の緒を締めよ」

「慢心は身を滅ぼす」

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

戒めて頂いています。


と言うのも
小学生の時に全国大会優勝後
調子に乗ってしまい惨敗が続く
手痛い経験があるからです。


良い結果が出ると
つい油断してしまい
心の隙が出来るのは
仕事でも同じです。

上手くいった事を繰り返して
次に向けて精進する事は当然です。

ただ同じ視点で反復するのではなく
基本を別の角度からアプローチして
新しく磨き直していく事です。


たまたま運良く
成功したかもしれないだけで
今後も永久に続くとは限りません。

ひたすら仮説と検証を行い
バージョンアップしていきます。


基本の土台は
将棋においても
重視されています。


それは

歩兵


です。


将棋において
「歩兵」は
最前線に配置された
一番基本の駒です。


「攻め」

「守り」

「壁」

「時間稼ぎ」

etc

応用性も非常に高いです。


基本的に前に一つずつしか進めない
非力な駒ではあります。


将棋の格言では
下記の名言があります。


「歩のない将棋は負け将棋、所詮歩がなきゃ成り立たぬ」
歩兵は最弱の駒ではあるが、
攻防ともになくてはならない必要な駒なので、
持ち駒に歩兵がないと、いざという時に歩兵が打てず、
負けにつながってしまうということ

「手のない時は端歩(しふ)を突け」
指す手に困ったら、
端歩を突いて待機するのが良い、ということ。


病氣に関しても同じです。

「病氣に罹っても病院に通院すれば
 治療してもらえるから問題ない」

「薬を処方してもらい服用すれば良くなる」

「国民皆保険制度があるから米国とは違って
 低価格料金で安心して病院に受診出来る」

「サプリメントを一緒に飲めば補助出来る」

etc

病氣に罹患する事ありきです。

あくまで原因思考で
ネガティブな視点に
フォーカスして
対処療法を行っています。


「どうやったら健康的で充実した
 ライフスタイルが送れるか」

ポジティブな視点にフォーカスして
目的思考で根本的に予防する事が
度外視されています。


普段の生活習慣から
全て見直していく事が
問われて来ます。


自分の現実を直視する事として

「どんな食事をしているのか」

「どんな運動をしているのか」

「どんな思考をしているのか」

「どんな感情を抱いているのか」

「どんな発言をしているのか」

「どんな行動をしているのか」

1つずつ細かく分析していきます。


正直言えば
面倒臭く且つ泥臭い事です。

しかし、基本の土台とは
小さな積み重ねから
出来上がっています。


歩兵が無ければ前進出来ないのと同じで
基本の土台が無ければ次に進めません。

汗をかきつつも
レバレッジをかけて
地道に継続する事が
最終的に上手くいきます。


じわじわと土台を固めて
歩兵の如く進んで行きましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。

追伸
あなたにとっての
「歩兵」を
教えてください。

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