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#15:家族のコミュニケーションで育む『安らぎの場』

こんにちは。計画することで未来に余裕が生まれ、考えることで健康な未来をどう作るか、そしてパートナーと永く居ることの価値について前回は書きました。
今回はこれらの実行には、「安らぎ・安心感」が不可欠であることをお伝えしたいと思います。目前にある一つ一つを整えて、初めて得られることだと思います。
どんなふうに考えて、答えを出して、結果を導くかは本人次第。私自身も、過ぎてしまうとあっという間だったように感じられますが、気の長くなるような毎日の課題を噛みしめていく日々でもありました。その積み重ねが、後で血肉になったような感覚です。冒頭から固い話になりましたが、毎日の課題の一コマを書きたいと思います。

私たちには三人子どもがいます。三人いればいろんな出来事がありました。私も仕事をしていたので出張などもあり、三人目の子どもが幼い頃には目が行き届かなかったこともありました。

二番目の子のときは、いじめがあったときには対処できました。ですが、三番目の子のときは気づいてあげることができていませんでした。
恥ずかしい話ですが、仕事が忙しかったので相談できなかったと三番目の子が最近話してくれて、今頃ですが知ることができました。
聞いたときは自分に腹を立てましたが後の祭り。子どもが自分一人で乗り越えたことを聞いて悔みました。
いじめの問題は、いろいろな状況がありケースバイケースで難しいだろうと思います。ただただこの時は、三番目の子がその経験から得た気づきを十分に私に話して聞かせてくれました。

この経験から、本当に大切なことの1つは聞いてあげることだと実感しました。手遅れだと感じられるときでも、その時にでも向き合って対処できることもある。その当時のことを思い出して、さらにその経験から気づいて学べることを見つけることです。親の立場で、その子のために使う時間はどんな年齢に対しても貴重なものになります。親にとっては、いくつになっても子どもは子ども。主人にも三番目の子どもの経験を伝えると、同じように悔しがっていました。

出来事と時差があって、遅いタイミングだったとしても、大事なことはありきたりかもしれませんが、子どもが愛されているということをしっかり受け取ってくれることだと思います。
これも家族のコミュニケーションとして不可欠なことで、コミュニケーションは家族という生き物を育てる栄養のようなものだと私は考えています。「家族」が育っていくとその中は安全で安らぎに満ちていきます。一つ一つの課題を夫婦で共有し、家族の問題として取り組んで歴史を積むことで更に安らぎが保てると思うのです。

私の過去は逃げ出したくなるようなことも多々ありましたが、1つずつ向き合ってきました。起きたときにできれば向き合うことがいいように思います。ですが、時には先送りすることがあってもいいと思います。どのみち、形を変えて現れてくるからです。先送りして、問題に向き合う準備を整えてから乗り越える。そのための「先送り」ということも価値ある対応だとも思います。

私は人生はゲームのようなものだと考えていて、夫婦二人で知恵を出し合って挑む方がいろんな意味で充足感を共有できると思います。
夫婦とはいろんな意味でパートナー。結婚相談所のカウンセラーとしても、同じ価値観、そうでなくてもお互いの違いを楽しもうとする考え方を持っている…など、何かビビッとくるものが感じられたら、夫婦として歩むことも楽しい可能性の拡がりの始めかなと感じてもらえたらと願いながら書き終えます。今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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