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#19:結婚での恋愛感情と現実の調和を意識する~婚活と恋愛~

こんにちは。私にはもう一人娘がいます。その娘も将来を考えている彼氏がいます。そのときのエピソードをきっかけに、結婚と恋愛の関係は複雑で、結婚を考える上で必要な、恋愛感情と現実のバランスについて書いてみようと思います。


以前、将来の話を聞かされてどう思う?と娘に尋ねられたことがありました。私は「あなたが決めたなら、ママは特に何も話すことはないよ。」と伝えました。
「ただ、結婚は昔から家と家とのつながりだということは言われてる。その中で二人だけの問題にしない方がいいかなとは思うよ。パパとママも、先方のご両親とも〝つながる″意味で、この先も馴染んでいけたらっていうことは願うわ」とも付け加えて話しました。

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結婚をほのめかす話が出てから一年が経とうとする今、変わらずお互いを大事にしている感じは見てとれます。


また、別の場面で他の人に「婚活」で恋愛感情が出るものか?と聞かれたことがあります。
たしかに婚活の場では、会員の方々がそれぞれの考える結婚がゴールとなる活動だともいえるので、それぞれの感覚や性格なども重要になってくる点では、未来の生活に対する条件と密接に関係してくる課題にもなるので、冷静になる分は恋愛とは違い盛り上がりに欠けるかもしれません。

恋愛とは?を考えると、「好き」という感情がある特定の人に「濃厚、濃密」になり、ときめいたりすることだといえます。その人のことを思い浮かべたときに感情が紐づいて現れてドキドキする。この気持ちもとても大切なものではあります。

ですが、生活していればずっとその状態を維持することも難しいといえます。生活のことも同時に考えながらの場合は、相手を思い浮かべてドキドキすることはごくわずかな時間のものだと考えます。

なので、結婚を考え始めるとどうしても条件付けで「生活」がついてくるので、冷静さが勝ってきてしまうのも自然なことではあると思います。
恋愛から結婚に至るまで、長い時間を使って恋愛が程よい時点で結婚を考えるか、あるいは結婚をゴールと決まっているフィールドでパートナーとの出会いに冷静さを持ちながら行動するか、と考えると違いが感じられるのも確かかもしれません。
婚活での出会いを通して結婚し、一緒に過ごしていくと考えると恋愛のような感情の盛り上がりを実感することは少ないかもしれませんが、合うパートナーが見つかればその後の生活も一緒に夫婦を育む楽しさへの期待としてワクワクすることもできると思います。

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私自身は、いわゆる恋愛結婚ではありましたが、長い結婚生活では恋愛のままを維持することはもちろん困難な部分もあり、主人とお互いに気を配りながら自然な努力で維持できているのかなと感じることもあります。

恋愛感情の維持と考えると、人それぞれの価値観が大きく影響してきます。感情の起伏が激しさを求める恋愛感情では、それを維持するには本人のメンタルの状態にも負担がかかることもあるでしょう。そうではなく、穏やかさの中に相手を大切に思うことを恋愛と思う人もいるでしょう。

このような感情は、もちろん年齢や状況によっても変化するものだと思います。恋愛をお互いに大切に思える気持ちだと定義するなら、その感情は違いはあれどそれぞれが思う形で未来を描いていくことで変えていけるものだと思います。

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時代が変わっていく中で結婚もさまざまな形がありますが、自分をどう置きどう進んでいくか、その時にどんなパートナーを選ぶか、結局は「自分がどうしたいか」という内側の声をしっかり聴くことだとも思います。

その人が心地よくいられる、必要としている「恋愛の感情」の考えを知りながら、未来を描いていくパートナーとの出会いに進んでいけるお手伝いができたら幸せだなと想いを込めて今回は終わりにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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