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ドバイ不動産で流行中! 月1%プランとは?

今回は、最近、ドバイのオフプラン(プレビルド)物件で流行っている支払いプランについて解説します。

ドバイでは、まだ建設していない段階で物件を販売しており、「オフプラン物件」と呼ばれます。完成前物件の決済/支払いのタイミングは、物件によって異なります。今回は、支払いについて見ていきましょう。

この記事はこんな人に向いています。
✅ ドバイで不動産投資をしたい
✅ 数年後にドバイに住みたい
✅ キャピタルゲインを狙いたい


オフプラン物件の販売方式

オフプラン物件とは、まだ完成していない物件のことです。ドバイでは、オフプラン物件に投資することはさほど珍しいことではなく、キャピタルゲインが狙えるため、かなり人気です。コロナ後の回復期では、EMAARの物件が「販売開始15秒でほぼ完売」という状態でした。最近は流石に15秒では売れませんが、投資効率のいい部屋は、発売日の数時間で売れてしまう状況が続いています。

あなたがオフプラン物件を買うときは、パースや模型・図面を見て、間取りや周辺環境を想像し、購入するかどうかの判断をしなければなりません。ドバイでは、日本のようにモデルルームがある場合が少なく、基本的に「何も見ないで買う」状況に近いです。高額な物件だと、VR空間で内見できる場合もあります。

つまり、ドバイの土地勘/エリア、部屋から見えると予想できる眺望、今後数年間の周辺環境の変化、実際の需要予測など、短い期間で判断しないといけません。あらかじめ、さまざまな情報を頭に入れておくことが、いい物件を買うための第一歩です。

オフプラン物件の支払いプラン

オフプラン物件は「本当に建つかどうか」わかりません。そのリスクがある分、完成時の値上がりを見込んで、投資家はお金を入れます。
デベロッパーは、販売するプロジェクトごとに支払いプラン(Payment Plan)を設定します。

支払いプランは、オフプラン物件の最も大事なポイントの一つです。建設中にどのくらいのお金を払う必要があるのか、完成時にいくら払うのか、プランによってあなたのキャッシュフローが変わってきます。

下記はEMAARが発売したBAYVIEWというマンションの支払いプランです。

建設中の支払いが90%、完成時の支払いが10%となっており、詳細の内訳が書いてあります。頭金10%、2023年10月から約半年ごとに 5~10%を支払い、2028年7月に完成する予定になっています。ポータルサイトでは、90 / 10と書かれることもあります。

仮に、50 / 50 だった場合、完成時までに50%支払えばいいので、完成目前のタイミングで売りたい投資家にとっては、90 / 10 よりも 50 / 50 の方が魅力的です。投資家目線で言えば、キャッシュフローの支出はなるべく抑えたい、なるべく毎回の支払金額は小さくしたいと考えるのが普通です。

もうお分かりの通り、どのタイミングで売るかもしれないか、完成前に売るのか、完成時に売るのか、完成後に賃貸をつけた状態で売るのかなど、自分なりの戦略を立てておくことをお勧めします。

流行りの月1%プラン

上記のような支払いプランが、主流となっていますが、最近「毎月1%」というプランが見られます。

支払うトータルの金額は同じですが、支払いプランとして、毎月1%ずつで良いというものです。

パイオニアとして有名なのは、DANUBEというデベロッパーです。
実際に今売り出している部屋のセールスオファーをもとに説明します。

DANUBE Properties Fashionz 49階の部屋の販売プラン

上記のように、頭金の支払後、10月5日から毎月1%ずつの支払いプランになっています。2026年7月までに全体の65%を支払うと物件の引渡されます。つまり、実際に物件が完成しており住める状態です。残りの35%は、完成後に支払うことで、100%の支払いが完了します。

DANUBEは、この支払いプランを武器に、富裕層ではない層の住宅購入・不動産投資を実現しています。DANUBEは65%で引き渡すという少し特殊なプランですが、最近は、このような毎月1%の支払いプランを他のデベロッパーも取り入れるようになりました。

このプランのメリットは、下記のポイントです。

  • 完成前に売却する戦略でも、投資金額を小さく抑えやすい

  • 1回の支払いが少額なので、外国からクレジットカードの上限の範囲で支払いがしやすい

DANUBEのような支払いが100%に満たさない段階で、引渡しをすることをポスト ハンド オーバー(Post Handover)と呼びます。この仕組みを採用しているプロジェクトは、他にもあるので、ポータルサイトの説明部分をよく見てチェックしてください。


以上、オフプラン物件投資の流行りの支払いプランの解説でした。オフプラン物件は、売却時に、買った時より物件の価格が上がっていることが期待されます。そのため、いくらで仕入れるかと同様に、いついくら払うのか、も重要なポイントです。


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