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Ex Oriente Lux 中東に住み、ヨーロッパ、南北米、東南アジア、北東アジアな…

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Ex Oriente Lux 中東に住み、ヨーロッパ、南北米、東南アジア、北東アジアなど40ヵ国で仕事をしてきて、日本に帰って来たものの、身体の本拠地は10年住んだドバイ、心のふるさとは若い頃に3年住んだテヘランという中東ジサマ。妄想&ノン・フィクション記事です。

最近の記事

これって、パラレルワールド行き?

(1100字) 最近、また、コロが流行り出したらしい。オフィスに行くとみんながマスクしているので、聞いたらコロが流行っているとのこと。 JJは読書と瞑想の生活を主体にしているので、意識してネットでニュースを取りにいかなと世間で何が起きているかを認識出来ない変人だ。 ミクロの世界では、自分がコロを意識しないと、病気も引き寄せない。意識の波長が違うのでコロとすれ違う。しかし、マクロの世界では、注射の強制接種(に近い)の体制整備が進み、刻一刻と日本に住む人たちの危機の時代が迫って

    • TangleTeezer(Teaserじゃ無い?)

      (500字) 2007年の発売らしい。今までTangle Teaserと思って、英国流のジョーク商品かと思い込んでいた。 日本市場に上陸する前に、髪の毛の多い娘にドバイで買って来いとの指令を受けて、これで娘とのコンガラガリもほつれるといいなと思いつつ、どこがいいのかも知らずに2009年の冬に、どぎついカラーのを買って日本に帰国した思い出がある。 しかし、ただの櫛だと思っていたが、結構値段が高いので自分用に買うのは無視していた。 いつか、バスルームでこっそりと娘のを使って

      • 「あなご」vs「うなぎ」

        (500字) 90年代に海外で暮らした時に、日本からのお土産でもらうと、とても嬉しい定番アイテムに「うなぎの蒲焼真空パック」があった。 時は流れて、帰国して東京住まい。海外にいた時に一時帰国しては、急いで日本の味を堪能して帰ろうとすると、うなぎ飯の選択ばかりだった。 最近は、あなご飯の方が多くなった。 なぜか?東京に落ち着いたら心の余裕が出来て、外食するときにいろんな選択肢が目に入るようになったからだ。それにうなぎ飯屋よりあなご飯屋の方が少ないので、判官贔屓で、江戸前のあ

        • 大統領他の偉人の逝去に哀悼の意を捧げます

          欧米世界とのバランスを取っていた偉大な国の現役大統領、外務大臣他の事故には心が痛む。 原因は何であれ、文明の危機の時期に、この世界のバランサーを失った衝撃は大きい。次のチームへの移行が今後行われるが、どのような影響が世界に起きるかを注視していきたい。 衝撃すぎて、もう、何も言うことは無い。(了)

        これって、パラレルワールド行き?

          今日の部活は、キャバ部

          (500字) ダイエット継続中なので、毎日の食事はお昼の1食で済ませている。 と言いつつ、前の夜にイラン産のドライ・イチジクを買って食べたので、翌日はもっとイランが恋しくなった。 それで、今日のお昼は神田のカレー部じゃなくて、広尾の"キャバ部"に入部してきた。 ビスミッラ・エ・ラフマーン・エ・ラヒームと唱えて、ハラールのミンチ羊肉のキャバブとお米の、心に沁み渡る味のベストマッチランチだったが、どうもハーブ類と玉ねぎと焼きトマトが足りない! これに食後のチャイを注文して、ガ

          今日の部活は、キャバ部

          パンダのおやつ、人のおやつ

          (1100字) ある晴れた日曜日に、孫を連れて上野動物園のパンダを見てきた。 人生長いが、混むのが嫌なので、初めて"生のパンダ"を見た。 (可愛らしい)子供のパンダは観るのに1時間待ちとのことで、10分待ちの親パンダにした。どこかの"オッサン"が薄汚れた着ぐるみの中に入っているような格好で、本当に竹を自分で割って食べているのに驚いた。 おやつとして、サトウキビを食べるならまだ分かるが(人間の勝手な思い込みw)、竹なんか噛んで、一体どんな味がして食べているのか、どうやってあそこ

          パンダのおやつ、人のおやつ

          福井の味の思い出

          (1200字) 会社の仕事で福井に来た。 高校生の頃に修学旅行で永平寺を見学しに来て以来だ。 新幹線が東京から直通で開通し、駅前のマリオットホテルが開業して1ヶ月と新しいことずくめの旅だ。 福井には、料理のプロフェッショナルとの出会いと学びのための旅だった。 人は食べたもので出来ていると言われる。 健康に生きたいという思いが歳を重ねる度に募るが、本来、その前に“美味しいものを食べたい“という人の本能を満たさないビジネスはうまくいかない、ということを改めて学んだ。 人生で

          福井の味の思い出

          飲んだ、痩せた、履けた!

          (1000字) 今日は、ダイエットを始めて3ヶ月目。 どんな食生活を送ってきたのか。 (飲んだ) アメリカ製のプロテインシェイクを朝と夜の2回飲むと、タンパク質が食欲を抑えてくれるので、お腹が空かない。 そして、水分をたくさん取るのが重要で、コーヒーは1日2杯、お茶とか水とか甘くない飲み物を1日1リットル程度飲んで、お昼は自由に大盛りご飯を目一杯食べて、運動は歩くだけという、ルーズな運動生活だった。 お昼の外食は、大好きなカレーを諦めることなく、そして魚料理やたまには肉

          飲んだ、痩せた、履けた!

          人生の橋を渡る

          (860字) 人生も後半戦に入り、いろいろと過去のことが思い出される。 いいことも多くあり、わるいことも多くあった。後半戦を乗り切るにあたり、なるべくいいことを思い出すようにしている。 今年1月の終わりに、友達の車で筑波山の麓でそばを食べた帰り、30年振りぐらいにこの浅い川に懸かる橋を渡った。想像の三途の川に懸かる橋のようだと、若い頃に渡った時にも思っていた。「小目沼橋」という、利根川の支流に懸かる橋だ。この時は、渡りっきりではなく、ちゃんと戻ってきた。その時も、この橋を渡

          人生の橋を渡る

          海亀の生まれるところ

          (1000字) Ras Al Jinz アラビア半島の最東端に、青海亀の産卵場所がある。 2012年に行こうとしたが、公的機関であるはずの“海亀保全センター“がストライキで(アラブ社会にストライキなんてあるのかと不思議だった)行く機会を逃してしまった。それで、2016年に4年がかりの思いを遂げて出かけた。7月から秋までがベストシーズンだ。 ドバイから700kmもあるので、1日で行くのは辛いので、400km先のマスカトの定宿である日本食レストランがあるホテルに泊まってから出か

          海亀の生まれるところ

          砂漠の国境を見たことある?

          (1200字) 島国に暮らしていると、国境というものに一種の憧れを持つのは自分だけだろうか。日本は島国であり、四方を海に囲まれているので、陸続きの国境が寂しくも無い。大陸に住んで、車で隣の国に行く時に、国境検問を出国と入国の2つを通るが、一度、入国検問所を飛ばしてしまい、失敗したことがある。 自分の住む国を出国した後で、隣国に入国する道を5kmほど行くと入国検問所があるはずだったが、途中にはトラック用の検問所があったりと、とにかく分かりにくい。それで、間違って地元民の検問無

          砂漠の国境を見たことある?

          スパイス活動初め

          (1000字) 靖国に初詣の帰りに行こうかと思ったら、孫がお腹空いたというので、先に麹町のアジャンタという都内で老舗のインドカレー店でお昼を食べてから、靖国よりも近い?日枝神社へ参詣した。お昼の後に、イスラエル大使館が近くなので、いつものように厳重警備のなか、最近は大変な状況だよね〜と警備の人と少し会話してから初詣となった。 つまり、インド詣→イスラエル詣→日本の神社詣の訪問順となってしまった。「八紘一宇」を旨とする心の広い日本の神様だから、きっとこんな順序の初詣でも受け入れ

          スパイス活動初め

          天災、人災から学ぶこと

          (500字) 世情が悪くなり、世の中が荒れてくると、いろんな災害が起こる。 1月1日の天災、2日の人災と続く大事件を見て、気持ちは、その背景に大きな意味があることを感じずにはいられない。 中東のテロリストでさえ、過去の歴史に日付の意味を求めて事件を起こす。ましてや、日本の神々もこの甲辰(きのえたつ)の始まりの年の始まりの日に何かを念い、政治家や国民への反省を求めていろいろな事件が起こるのだろうと思う。この世の出来事に偶然は無いと言われている。 今年もこれからいろいろな事が個

          天災、人災から学ぶこと

          オリジナル・ウイズダム

          (2000字) 今年最後の読了本は、「オリジナル・ウィズダム」だった。 マレーシアの原住民と共に暮らして発見した、本来の人間同士の社会と自然の関わり方の原点を見つめた本だ。 200ページの古式ゆかしい丁寧に描写が書かれた2001年出版の英文の本で、注釈が文の間に多いが、そのぶん情景の想像力が掻き立てられ、ゆっくり味わうようにして読めた。(オリジナルは1994年出版本)本の中身の時代は1960年から70年代か。自分の子供時代の古き良き日本の時代も思い出された。 古代の日本人の

          オリジナル・ウイズダム

          ドバイは家の中で雨が降る

          (1000字) お風呂の話しをNoteで読んで、思い出したことがある。 そう、ドバイでは、借りた部屋に1年以上住むと、そこでは必ずと言っていいほど経験することがある。夜中に家の中で大雨が降るのだ(笑) 寝ていると、夜中か明け方に遠くでザーッと音がする。外で雨でも降っているのかと窓の外を見ても星空だ。それで、音のするバスルームのドアを開けてみると、天井から滝のように雨が流れている。 最初の頃は慌てて、ビルを管理している当直のメンテナンスオフィスに電話して、すぐに来てもらい水の

          ドバイは家の中で雨が降る

          保存食のお話しتمور مجففة (خرمای خشک)

          (2200字) 起:ドバイのお土産では定番のバティール・ブランドがある。そこのデーツのお土産を娘に渡すのを長いこと忘れている。 先日、娘が飯が食いたいというので、ついでになんか四角いウイルスを殺すものを渡すんだったなぁと思い出し、引き出しを探って、ウイルスに対して効能のある藍の入った石鹸を思い出して昨日持って行った。 そして、家に戻ると、玄関にデーツのお土産の手提げ袋があったのを見つけて、肝心なものを持っていくのを忘れたのを思い出したw 承:デーツは糖度が高いので、雑菌や腐

          保存食のお話しتمور مجففة (خرمای خشک)