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2拠点生活のススメ|第34回|私のモーニングルーティーン

徳島に居ても、川西に居ても必ずおこなう朝のルーティーンがある。

昨年の夏以降コロナの影響でめっきり仕事が減り、秋には肩の故障や腹膜炎など体調を壊し、大好きなサーフィンを1ヶ月以上できなくなってしまった。

「2拠点生活で自分を変えたい」そんな思いから、少しずつ「面倒くさいお化け」と闘いながら、前向きに暮らしてきたつもりではいたけれど、変わりたいという思いだけではダメなんだと思い知らされた。

変わるためには必要なのは、その思いを日々行動に移す習慣が必要と考え、3つのモーニングルーティーンを始めることにした。まだ始めて2ヶ月程度だが、習慣の持つ力を感じ始めている。

今日のnoteは、そんな私が始めた、朝のルーティーンをご紹介。


ルーティーン① モーニングページ

朝は日の出と共に起きる。今の季節だとだいたい7時頃。少し寒いけれどベランダに出て、昇ってくる朝日を眺めながら、冷たい水を1杯飲む。

そのことで、カラダがなんとなく目覚め、腸が動き出す。そこで、すかさずトイレへ。腹膜炎になって以来、便秘に悩まされることも増えたので、この儀式は欠かせなくなった。

そして机に向かい、モーニングページを書く。これは、過去の記事でも書いたのだが、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本に出会い始めた習慣。

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とにかくその時、頭に浮かぶ事柄をA4ノート3ページに書き留めていく。どんなにつまらないことでも、とにかく何でも書く。日記とは違い、朝一番で書くのでその日の記録的なことは、まだ書けない。

思い浮かんだことを書くというのは、今の自分とガッツリ向き合うということ。書き進めていくと、必ずネガティブな考えがたくさん出てくる。ただA4で3ページというのは結構な分量なので、ずっとネガティブなことも書いていられないもの。

書くことが浮かばなければ、「書くことがない」と書く。けれど、これもずっと同じように書いていられないので、窓から差す太陽の光や、ノートの上のペンの影など、今起こっていることを描写したりもする。

ふっと、昔のことを思い出すこともあるし、ネガティブな考えを否定する微かな光を見いだすこともある。ページの最後は、必ず自分を肯定する言葉で終える、それが唯一のルール。

ノートはすでに4冊目に突入。これを始めたことで、何か具体的に変わったかと言われるとうまく答えられないが、日々の暮らしの細部にいろんな発見や気づきのようなものが増えてきた気がする。

またちょっとしたことに興味が湧き、すぐに検索したり、調べたりするようにもなった。人の話や本の内容に深く共鳴するようにもなった。

ようは、興味や関心といったクリエイティブなアンテナが動き出したということか。まだまだその真価のようなものは分からないけれど、確実に自分が変わり始めているのは確かなようだ。


ルーティーン② 座禅

コロナ禍で禅に興味を持ち、関連本を読み漁る中で、藤田一照さんという僧侶の存在を知り、深く傾倒することになった。過去記事にも書いたが、「くつろぐ力」を身につけたいと強く思うようになったのだ。

昨年秋に肩を壊し、サーフィンができなくなったとき、GO TOを利用して禅の聖地とも言える鎌倉を旅した。

歴代の武将達を始め、夏目漱石や島崎藤村など多くの文化人も座禅を組みに訪れたという、鎌倉五山のひとつ円覚寺で早朝座禅会に参加した。

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なかなか集中できず、周りの音や頭の中をよぎる考えに終始惑わされた。そうした邪念を排除するのでは無く、すべてをあるがままに受け入れながら、自分自身のコントロールを手放す、ぜんせんできないけど、意味は少し分かったような気がした

徳島・川西双方で座禅会を検索してみたりもしたが、コロナ禍ということあり、モーニングページを書き終えた後に、自宅で20分の座禅を始めてみることにした。

カタチから入るタイプなので、お気に入りのお香立てにサンダルウッドのインセンスを焚く、スマホのタイマーをセットして座禅に入る。

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不思議なもので毎日、時間の感覚が変わる。いつ果てるとも無く長く感じる日もあれば、あっという間に終わることもある。

家では、隣の部屋からラジオの音も聞こえてくるし、noteを始めてからは、今日のネタをどうしようなど、いろんなものが次から次へと頭をよぎる。

とにかく何が頭に浮かぼうが、追いかけないよう心がけ、受け流していく作業。呼吸に集中するようになって、少しは頭を使わないようになったかも・・・。

ただ、呼吸に集中するといったマインドフルネス的座禅は、本来の座禅とはまた違うのだという。とにかく続けることでしか、見えてこないものなんだろうな。


ルーティーン③ 朝ごはん

これも過去記事で触れたが、過敏性腸症候群と慢性憩室炎の解消に真剣に取り組もうと、低FODMAP食を実践してみることにした。特に朝は消化の良いモノ。頭を働かせる意味で、いい糖質を補給することを心がけている。

また便秘になった経験から、ヨーグルトや蜂蜜など、高FODMAPな食品も混ぜるようになった。低FODMAPの玄米フレークを基本に、今入れているのはざっとこんな感じ。

・玄米フレーク
・アーモンドミルク
・プレーンヨーグルト
・ベリーミックス
・キウイ
・バナナ
・蜂蜜

ベリーだけは、結構値段が高いので、ネットで大きな袋のものを購入している。KIRKLANDというメーカーなのだが、コストコのオリジナルブランドらしい。

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1.8kgで1800円。スーパーなど市販されているベリーは、300gで500円ぐらいするので。かなりお得感があってオススメです。


習慣が放つチカラ

こうして3つのルーティーンを始めてみて思うこと。それは習慣という日々の積み重ねが生み出す力。歯磨きでも何でもそうだけど、無意識のうちにやるし、逆にやらないと何だか気持ち悪い感覚にもなってくる。

何でも3日坊主気味な私ですが、朝の時間を確保できるうちは、しっかり続けていきたいと思っています。

そう、チリも積もれば山となる。ローマの道も1歩から。

コツコツ努力することが苦手な私にとって、この積み重ねはとても新鮮。    この先、自分自身どう変化していくのか、とても楽しみなんですよね。

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