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部分的Job swappingの進め方

仕事をしていると、"強みを生かせ"という言葉を聞くことが有るかと思います。自分の得意な事を仕事に出来ている人は、ポジティブに仕事が出来ると思うのですが、そうで無い場合なかなか苦しいのでは無いでしょうか。また、仕事全体では無く、"仕事の一部"がどうしても苦手だ。という人もいるでしょう。

過去の同僚で、請求書の処理が致命的に出来ない人がいましたが、コレが詰まった場合、仕事相手にもの凄い迷惑が掛かることは、誰の目にも明らかです。

そんな時どうしたら良いか? 答えは"出来る人に任せる"です。

強みと弱みの見分け方

まずは、自分を知る事です。実は強みって意外と気が付きにくい事があります。自分が軽々としている事は、他の人もそうで有ると思ってしまうからです。

時間の感覚

何故かそれをしている時間はあっという間に過ぎてしまう。気が付いたら1時間たっていた。なんて事は得意な事です。逆にそうで無い仕事は、なかなか取り組めないし、後回しにしてしまう。集中力が持たない。仕事をしていても、メールが気になって仕方がないなどの場合、その仕事は苦手な事で、無意識に逃げたい心理なんだと思います。

◇人から見た強み

この方法も、分かりやすいと思います。よく人から頼まれたり、聞かれたりする事です。自分がすんなり教えられるモノは、強みです。自分もそうだと思いますが、モノを聞くときは知ってそうな人に聞きますよね。

◇適材適所

良く言われる言葉ですが、結局これなんですよね。苦手な人がウンウン苦しんで1日かかる仕事が、得意な人は30分で出来る。なんて事はまま有ります。

◇強みと弱みの共有

仕事を管理する上司と、強みと弱みを共有しておきましょう。リモートワークが急激に増えた今、上役がそれを感じるのは不可能に近いでしょう。そもそも"課長"と呼ばれる人は上からの指示と、部下のタスク管理で本人が参ってる事が多いです。

また、言葉にして強みと弱みを伝えておくと、依頼される仕事が変わってくるかも知れません。「あの仕事はコイツが得意だから頼もう」と振られた仕事でも得意だから成果がでる。会社にとってもあなたにとっても、悪い事は有りません。

◇苦手な仕事のスワッピング

仕事は"苦手だからやりたくない"は、通用しないですよね。まずする事は仕事の細分化、その仕事の苦手な部分を細かく分けて、ハッキリさせます。なぜ苦手かまで分かると次の仕事にも生かせます。そして、その仕事だけ誰かに頼みます。

前出の請求書を処理出来ない同僚は、仕事に追われて郵便物を処理出来なかったのですが、なんとなく気持ちは分かります。(今は電子化したのでハードルが下がっているかも知れません)請求書が手元に来た時に、誰かに託せば良かったんですよね。何の支払いかのチェック、出来れば簡単な予算管理まで、人に依頼して、自分は決済を進めるだけとか分業していたら、スムーズに進んだかもしれません。

また、もっと大きな仕事の枠で苦手な場合は、誰かと仕事を交換してもらえないか、上司に相談してみましょう。その場合、自分の仕事が10としたら、相手の12の仕事と交換しましょう。話が進めやすいですし、自分の得意な仕事と交換できた場合、改善して8にすれば良いのです。相手も助かるし、一石二鳥です。

会社の規模によって、やれるやれないもあると思います。全部自分で抱えてしまいパンク寸前の人もいるかと思います。人に頼みましょう。分ける時間も無いかも知れません。でも今一回頼めば、また次に辛い時にすぐサポートしてくれる体制が取れます。

何を言いたいか、ボンヤリとしてきましたが、現在、コロナを経て会社の経営に余裕がないので、高度成長期の様に時間を掛けてオールマイティな人材を育てる事が難しいのかなと思います。システムにでも任せる部分は任せて、専門分業化した方が効率的な場合も、有ります。

結論 「苦手な事は上手に手放せ」

仕事は多岐にわたるし、希望通りに人事異動が為される事は、なかなか無いですよね。適材適所を自分でコントロールして、仕事のストレスとプレッシャーから、多くの人が楽になります様に!

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