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【化学系博士人材シンポジウムのレポ】あとがき~博士と社会の架け橋となるためのヒントが詰まった公開シンポジウム!~

今週の”博士”をテーマにした記事は、2022年11月に開催された、日本学術会議の化学系博士人材に関する公開シンポジウムの講演レポートについての「あとがき」です。下記記事に、全7講演のレポート記事のリンクを貼っているので、詳細はこちらから御覧ください!


本題に入る前に、まずはお知らせから。

毎週木曜日は”博士”をテーマに情報を発信すると、以前書きました(ここ数週間、木曜日に更新してなかったんですが……汗)。本シンポジウムのまとめ記事を書く中で、「博士をとりまく環境について、きちんと調査を行いたい」と思うようになりました。引越・結婚式という二大イベントがついこの間終わって、やっと余裕ができたこともあり、一旦6月末までは調査・分析に時間を当てたいと思っています。

早ければ、7月から調査内容のまとめ記事を毎週更新しようと思います。
それよりも長くなったらごめんなさい!

情報のまとめ公開(精査した内容の公開)は7月以降に行うにしろ、日々の調査の様子まで隠す必要はないというか、「小出しに共有してもいいのでは?」と思っています。

調査の進捗や様子は、何らかの形で定期的に発信しようと考えているので、近いうちに詳細を告知します!


ではでは、本題の「あとがき」について。

これまでのレポートはスライドに内容をまとめる形で記載していましたが、あとがき文章で綴ろうと思って準備していました。「ここまでレポートに落とし込んだのに、あとがきだけ文章にしても変か……?」と思い、あとがきも急遽スライド化してみました。

いつものごとく、最後にちょっとした補足を加えて、「化学系博士人材公開シンポジウム」のレポートシリーズを締めたいと思います!

あとがき

1~3位の記事のリンクはこちら↓↓↓
🥇1位の記事:リンク1
🥈2位の記事:リンク2
🥉3位の記事:リンク3
学生しか参加できないものしか知らなかったので、
一般人でも参加できるものがあることがとってもありがたい……!
”堅い”感じを崩して、ポップな感じで作ろうとしたものの、
色付き背景のスライドを作った経験が無くて、めちゃくちゃ作りにくかった!笑
次回以降は、白地でポップな感じにしようと思います。
記事の冒頭で書いたこと(調査したい!)は、ここに繋がります。
シンポジウムに参加してふと思ったお仕事。
実際に需要があるのかなどは一切調査していないので、
あくまで現時点での妄想お仕事です。
「正しい情報が共有されていない」と講演で度々話題に。
企業・学生・大学において、”博士”という観点での情報を
発信・受信できる場を構築したらいいことないのかな?と思いました。
パネルディスカッションでも話題になった、博士の専門性+α。
当事者も「+α」を言語化するのが難しいと感じている雰囲気だったので、
「+α」を定量化できたら、企業・学生双方にメリットがあるかも?
シンポジウム内容からは若干離れる内容です。
「物足りねぇ」と感じて退職したのは、実は私の実体験(笑)。

「いろんな博士学生がいる」ことは、企業も大学も認知している模様。
「博士だから〇〇職」と型にはめてしまうのは、
博士人材と企業の双方に悪影響がある気がしています。
就業後のサポート(コンサルに近い?)があったら良いことない?

補足

上のスライドに書きたい内容は全て詰め込んだので、最後に補足という名の感想を添えます。

世間一般的に見ると、生存数が少ないため、接する機会も少ない「未知な生き物」である博士人材。そんな博士人材をテーマにして、文章を長く綴ったとしても、誰も読まないんじゃない?

そう思い、今回あえて手間をかけ、”スライド”という視覚に訴える形で、内容を落とし込んでみました。声に出してプレゼンするわけではないので、文字を少し多めにして、スライドだけである程度内容を理解できるようにはしたつもりです。

「すごいたくさんの人に読まれたよー!」というわけでは全く無いですが、noteでフォローしてくださっている方のほか、note内外の方が読んでくださったのが分かったので、とりあえずホッとしました。

スライドのテイストは改善の余地ありですが、”博士”に関する情報まとめについては、しばらくスライドの形式で発信していこうと思います。

そして、私にとって、本シリーズに取り組んで得られた大きな収穫は、「博士人材と社会を結ぶためのヒントを得られたこと」です。

博士人材の情報源を知れたことはもちろん、私が感じたことのなかった博士への印象なども伺うことができて、非常に有意義だったと思います。また、”博士”と深く接している方々からリアルな声を聞いたことで、私がこれまで感じていた感覚が「間違いではなかったんだな」と実感することができました。

スライドに書いた(妄想)お仕事3選は、シンポジウムへの参加をきっかけに思いついたもの。事業内容や当事者の規模が大きくて、「これ、本気でやるなら、会社を立ち上げるしかなくね?」と戦々恐々としています(笑)

私だったら、3つどれもあったら嬉しい・嬉しかったんだけど、実際にニーズがあるのか分からないので、これからきちんと考えてみます。

ここまで長い間お付き合いいただき、本当にありがとうございました!
引き続き、よろしくお願いいたします。

博士人材が活躍できる社会となりますように!

Dr. りけ子(Tsugumi)


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