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広報だより~2023年シーズンを振り返って③個人賞

広報だより~2023年シーズンを振り返って③個人賞

今季の締めに、11月24日の納会で発表された個人賞もご紹介しておきたい。

個人賞

【本塁打王】
 背番号38 上村大希 選手[ユー三―コーポレーション(株)]
~本塁打3本 打率3割1分~
 今年新設されたタイトル、本塁打王。
 実は上村選手の直訴によるもの。
 「3割、3本」達成したら新設するとの約束を果たし、有言実行。

【敢闘賞】
 背番号43 田中辰憲 投手[(株)リンクエージェント]

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広報だより~2023年シーズンを振り返って①戦績

広報だより~2023年シーズンを振り返って①戦績

2023年12月24日、姶良球場にて今年最後の練習が選手全員参加で行われ、チームは冬期休暇に入った。
球団広報としても関わる私の非常に個人的な視点から、2023年シーズンを振り返ってみたい。

3話に渡るとても長い文章になってしまいましたが、よろしければお付き合いください。

2023年度の戦績

今年の戦績は、12試合8勝4敗、勝率6割6分7厘。
内訳は以下のとおり。

【第94回都市対抗野球大

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鹿児島ドリームウェーブNews!2023.8.10号 第47回全日本クラブ野球選手権大会二次(九州地区)予選

鹿児島ドリームウェーブNews!2023.8.10号 第47回全日本クラブ野球選手権大会二次(九州地区)予選

全日本クラブ野球選手権大会二次予選とは

まず、全日本クラブ野球選手権大会とは何なのか。

4月の都市対抗野球大会予選は、企業チームもクラブチームも参加することができる。

企業チームというのは、母体となる企業がある。つまり企業の野球部であり、野球も仕事のうちであったりする。

一概には言えないかもしれないが、やはり練習環境に恵まれやすいし金銭面の負担も少なく、野球に集中しやすいというメリットがあ

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鹿児島ドリームウェーブNews!2023.6.29号 第47回全日本クラブ野球選手権大会一次予選③総括

鹿児島ドリームウェーブNews!2023.6.29号 第47回全日本クラブ野球選手権大会一次予選③総括

ギリギリのチーム状況

第47回全日本クラブ野球選手権大会一次(南九州地区)

予選は、ドリームウェーブにとって正念場となった。

なにせ投手陣が二人も不参加。一人はおそらく先発を予定していたであろう選手だ。

不参加ほどでなくとも、体調が回復しきれない選手もいたという。

さらに言うと、ノックの名手である冨重コーチも負傷のため歩くのがやっとだというではないか。大会前にあのノックがないのは心もとな

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鹿児島ドリームウェーブNews!2023.6.29号 第47回全日本クラブ野球選手権大会一次予選②雨と第二代表決定戦

鹿児島ドリームウェーブNews!2023.6.29号 第47回全日本クラブ野球選手権大会一次予選②雨と第二代表決定戦

第一代表をさっさと決めてオフになるはずだった、6月25日(日)。
第二代表決定戦は、第一試合 薩摩ライジングvs宮崎灼熱フェニックスの勝者との対戦となる。

試合開始は12時の予定だが、前の試合の経過によっては早まる可能性があるため、選手たちは9:30には球場に集まっていた。

雨の待機とグラウンド整備

しかし雨。

雨予報は出ていたが、ここまで降るとはだれも予想していなかった土砂降り。一試合目

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鹿児島ドリームウェーブNews!2023.6.29号 第47回全日本クラブ野球選手権大会一次予選①第一代表決定トーナメント

鹿児島ドリームウェーブNews!2023.6.29号 第47回全日本クラブ野球選手権大会一次予選①第一代表決定トーナメント

2023年6月24日(土)から鹿児島県日置市の湯之元球場で開催された、第47回全日本クラブ野球選手権大会一次(南九州地区)予選。

この大会は、今年最後の”全国へつながる"大会である。

全日本クラブ野球選手権大会とは

少し、この大会の概要をお伝えしよう。

4月に行われた都市対抗野球大会の予選は、企業チームもクラブチームも参加することができた。

企業チームというのは、母体となる企業がある。つ

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球団News!2023.4.27号/第94回都市対抗野球大会南九州地区予選③総括

球団News!2023.4.27号/第94回都市対抗野球大会南九州地区予選③総括

悲願

戸嶋 博 監督を擁し、新体制になって初の都市対抗一次予選が終わった。

チームとして発足当初からの目標である『都市対抗本戦出場』。
悲願を果たすには、なんとしても一次予選を突破する必要があった。しかし残念ながら敗退となった。

一点を争うゲームのあとのミーティング。
選手たちの顔は暗くはなかった。しかし悔しさに目を腫らしていた。
その表情に、見てはいけないような気がして目をそらしてしまった

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球団News!2023.5.1号/第94回都市対抗野球大会南九州地区予選②第二代表トーナメント一回戦から準決勝

球団News!2023.5.1号/第94回都市対抗野球大会南九州地区予選②第二代表トーナメント一回戦から準決勝

第二代表トーナメント一回戦 vs薩摩ライジング

前日の敗戦はもちろん悔しかっただろうが、切り替えは早かった。
いや、まだ第二代表トーナメント(つまり敗者復活戦)がある、という楽観だったのか?

前夜、いちばん苛立ちや悔しさを隠さなかったのは戸嶋 博 監督だった。
勝てる。お前らなら勝てる。そう信じていたからだろう。
苛立つ監督に発破をかけられ、選手たちからは「いや見とけよ」という静かな闘志をじわ

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球団News!2023.5.1号/第94回都市対抗野球大会一次予選①第一代表トーナメント一回戦 vs新海屋

球団News!2023.5.1号/第94回都市対抗野球大会一次予選①第一代表トーナメント一回戦 vs新海屋

ファン代表としてこのnoteを書かせていただくようになって約3年、いま私は、球団広報を任されている。
そのご縁と一応高校大学とマネージャーを経験していることから(35年も前のことだが)、なんとこの都市対抗予選はマネージャー代行でチームの宮崎遠征に帯同することになった。

そもそもいちファンである私としては、選手たちと寝食を共にできるという鼻血もののポジションを享受したわけだ。

という経緯で、新体

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球団News!2023.2.24号 WBC中国代表戦から見えた「再生」

球団News!2023.2.24号 WBC中国代表戦から見えた「再生」

監督の掲げるキーワード

「再生」。
これが、昨年9月から鹿児島ドリームウェーブの指揮を執る戸嶋博監督の掲げておられるキーワード。

「輝かしい時代があったのだと思う。今一度そこに向かうために本気で勝ちに行こう。挑戦しよう」
そう話してくださったのは、昨年12月。チームはオフシーズンに入った。

薩摩おいどんカップ

ここ鹿児島では、2023年2月23日から『薩摩おいどんカップ』というイベントが始

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球団News!2022年最終号~今シーズンを振り返って

球団News!2022年最終号~今シーズンを振り返って

2022年12月23日。
明日は雪のクリスマスイブかなと思うようなしんしんと寒い夜、ホテル・レクストン鹿児島にて鹿児島ドリームウェーブの令和4年度チーム納会が行われた。

納会の意味

昨年初めて参加させていただいたチーム納会。
いわば打ち上げのようなものだろうと思っていた当時の私は無知すぎた。
※昨年の納会に関しては以下の記事に詳しく書いてあります。

納会というのは打ち上げとは違う。

日ごろ

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球団News!2022.12.1号②『第6回鹿児島県社会人・大学交流野球大会』三位決定戦vs第一工科大学

球団News!2022.12.1号②『第6回鹿児島県社会人・大学交流野球大会』三位決定戦vs第一工科大学

前日の敗戦を受けて、三位決定戦に臨んだ日曜日。
対戦相手は、鹿屋体育大学に敗退した第一工科大学。
土曜日とは打って変わってよく晴れた朝だった。

スタメン

前回も書いたが、この日の私の先発予想は#41村上。でも前日の試合で1イニング投げたなぁ…

1番 キャッチャー 上村[ユーミ―コーポレーション(株)]
2番 ショート 埜川[(株)ゼンケイ]
3番 セカンド 下池[ユーミ―コーポレーション(株

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球団News!2022.12.1号①『第6回鹿児島県社会人・大学交流野球大会』初戦vs鹿児島大学

球団News!2022.12.1号①『第6回鹿児島県社会人・大学交流野球大会』初戦vs鹿児島大学

11月最後の週末。
いよいよシーズン最終戦となる『第6回鹿児島県社会人・大学交流野球大会』が開催された。

厳密に言うと、11月23日勤労感謝の日に1回戦があったが、鹿児島ドリームウェーブは2回戦からの出場だったためこの日の試合はなし。週末2日間の出場だった。

鹿児島県社会人・大学交流野球大会とは?

『社会人・大学交流野球大会』というのは、シンプルに鹿児島県内で硬式野球チームのナンバーワンを決

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第17回九州クラブ野球選手権大会本選レポート【球団News!2022.10.19号】

第17回九州クラブ野球選手権大会本選レポート【球団News!2022.10.19号】

4月の都市対抗野球南九州予選に始まった今季。
今のところ私は、今季鹿児島で開催されたものに関してはすべての公式戦を見ているが、正直「?」なところが多かった。
記録上は勝っていても、試合内容がよくない。踏ん張れない。見ていて手に汗握らない。なんというのかな、胸に迫ってこない。そんな今季の試合だった。

でも、応援くださっているスポンサー様やサポーターさんの手前、これじゃ終われねぇ!選手たちのそんな気

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