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球団News!2022.12.1号②『第6回鹿児島県社会人・大学交流野球大会』三位決定戦vs第一工科大学

前日の敗戦を受けて、三位決定戦に臨んだ日曜日。
対戦相手は、鹿屋体育大学に敗退した第一工科大学。
土曜日とは打って変わってよく晴れた朝だった。

スタメン

前回も書いたが、この日の私の先発予想は#41村上。でも前日の試合で1イニング投げたなぁ…

1番 キャッチャー 上村[ユーミ―コーポレーション(株)]
2番 ショート 埜川[(株)ゼンケイ]
3番 セカンド 下池[ユーミ―コーポレーション(株)]
4番 サード 榎並[(株)昴]
5番 指名打者 川口[(株)ゼンケイ]
6番 ライト 吉田[城山ホテル鹿児島]
7番 ファースト 山下[鹿児島大学]
8番 センター 上戸[第一工科大学]
9番 レフト 小林[中央仮設(株)]
ピッチャー 肝付[重信通信工業(株)]

ここでもまた私の予想はハズレました笑

しかし、前日とがらりと変えてきた。
主砲とも言える上村を1番に持ってきたのは過去にもあった。
とはいえこの布陣は初めて見る。
6月の全日本クラブ予選あたりから定着していた馬庭、そして高尾がスタメンから外れたのは、どういった意図なんだろう?
そして大学生との対戦で現役大学生が2人、しかも上戸は自分の通う大学。思うところがありそうだ。

試合内容

公式戦初先発の肝付。
この日の注目はまずそこだったと思う。
初回を三振含む三者凡退に打ち取ると、波に乗ったようでその後も毎回奪三振。初先発とは思えない堂々としたマウンドさばきに、見ていた人は「彼が主力?」というような発言が。そうだな、今後主力になっていくんだろうな!そんな期待が膨らむピッチング。

打っては1番に据えた上村が当たり、4打数3安打(うち2塁打2本)3打点と大暴れ。打線も繋がり7連打を浴びせるなど、前日とはまるで違うチームのよう。
結局11点を挙げ、5回コールド。

投げては肝付が1安打完封のほれぼれするようなピッチングを見せ、一気にエース候補に躍り出た!?

鹿DW  | 111 | 80 |    |11
第一工大| 000| 00  |      |0  (5回コールド)

長打 二塁打/上村2

この大会の主旨としては

第6回を数える『鹿児島県社会人・大学交流野球大会』。
スタートしたころはまだ社会人チームがDWのみで、鹿児島県内に敵なし…とまでは言わないまでも実力としてはトップだったはず。
一つ上のレベルでプレーする社会人チームに大学生たちが挑むかたちで県内のレベルアップを図り、また「社会人になっても野球をしたい!」と思ってもらいたい、そんな意図があったのではないか。

たしか昨シーズンも大学チームの優勝だったと記憶している。
現段階では、”交流”はできてもレベルアップには貢献できていないように思う。
大学チームに「勝てねぇ!」と地団駄踏ませるくらいのチームにならねば。絶対、鹿児島県全体の野球が面白くなる!

今季最終戦

この試合を以て今季最終戦。
肝付の活躍といい、切り込み隊長上村の存在といい、この試合に限っていえばいい締めくくりになった。

しかしこの大会全体で言うと、うーん、まだまだ動きにキレがなかった気がする。まだイケるだろ君たち!と背中をどーんと押したくなるような雰囲気。
試合中の声掛けが増えるだけでも、お互いの連携は図れるんじゃないかな。

そしてこれから長い冬が始まる。暑いけれど(11/29時点22℃)。
今チームに残っている選手は、きっと勝ちに飢えている。
勝ち方はよくわからないけれど、だからこそそれを知っている人に教えてほしいと願っている。
彼らに、一歩先を見せてあげてほしい。


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