必要と欲望
こんにちは!
DHスタッフの加納です!
出会いと別れの季節と言われる春ですが
同時に環境がめまぐるしく変わるせいもあって
個人的には毎年あまりいい思い出がありません笑
しかし今年の春は今のところ特に大ごともなく、平和に平成を終え令和を迎えることができそうです✌️
先日、学校のキリスト教学の授業でマハトマ・ガンジーの言葉が紹介されました。以下に引用します。
この地球はすべての必要(need)を満たすのに十分なものを生産することはできるが、すべての人の欲望(greed)を満たすことはできない。(マハトマ・ガンジー)
この言葉の意味を理解できず、何か心に引っかかったので教授に質問をしてみました。
ガンジーの言葉を噛み砕いてみると、
人間は必要なものを満たそうとしていくうちにそれがいつしか必要を超えて欲望に変わり、さらに求めるようになるため終わりを知らない。だから人間の欲望を満たすことは永遠にできない。
とのことでした。
これを聞いて、私は少し安心しました。
国際支援をどこまで続ければいいのかという問いに答えを出せなかった自分を少し受け入れることができた、という感覚です。
国際協力や国際支援を考える中で、支援者として自己満足という言葉と葛藤する人は多いのではないでしょうか。私もその1人です。
支援して自分だけ満足して終わるのは避けたい、だからこそ現地のニーズに寄り添った支援をしたい、と思います。
では彼らがニーズとして挙げるものは、彼らの必要(need)でしょうか。欲望(greed)でしょうか。
必要(need)と欲望(greed)と間に明確な境目は無いのかもしれません。
だからこそ支援をどこまで続ければいいのかわからなくなってしまうのです。
これらを踏まえて、今後DHとして活動していく中では、はじめに現地の人と支援者の共通のゴール設定を大切にしていきたいと思いました。
彼らがどんな姿を思い描いて私たちに支援を求めるのか。
共同で何かを成し遂げるには共通の夢を持って活動していくべきだと思います。
なんて偉そうなことを書きましたが、
最近は授業で様々な話を聞くたびに自分の国際協力に対する考えの甘さを痛感するばかりです。
机上の学習より経験を重視してしまった今までの大学生活でしたが、
まだまだ机上で自分の知らない世界の存在とその構造を勉強する必要があることに気がつきました。
今はルワンダのツチ族フツ族の内戦についての勉強をしています。知れば知るほど人間の醜い面も見えてくるようで、非常に興味深いです。
貪欲に知識を得ることで、多面体の世界を様々な角度から見ることができる人間になれるのではないか?と密かに思っています。
ここではアウトプットしながら皆さんにも共有できたらいいなって思います!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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