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「りんご農家木村さん」に学ぶ、組織活性化

りんご農家の木村さんをご存知でしょうか。不可能と言われた「りんごの無農薬栽培」を成功させた努力の人です。
以下、木村さんのりんご作りに倣い会社組織作りに活かすことを考えます。

1.木村さんのりんご作り

りんごに対する愛情たっぷりの木村さん。「主役はりんごである!!」というスタンスで、りんごが育ちやすい環境作りを徹底的にこだわります。

最終的に木村さんは「土壌」にこだわっています。土壌にこだわるというと肥料にこだわるのかと思いきや、「土の柔らかさ」にこだわりました。りんごの木が活き活きと成長するためには、りんごの木が自由に根を張り巡らすことができる柔らかい土壌作りが必要であると考えました。

木村さんは、農薬なんか使わずりんごの木に優しい「酢」を散布します。効率性を考えれば大型重機を利用した酢の散布を行うべきですが、土を踏み固めてしまう結果となるため莫大な労力を要する手作業による酢の散布を選んでいます。

2.1を会社組織作りに活かす


社員に対する愛情たっぷりの社長。「主役は社員である!!」というスタンスで、社員が成長しやすい環境作りを徹底的にこだわります。

最終的に社長は「職場環境の改善」にこだわります。職場環境の改善にこだわるというと「円滑なコミュニケーションを行い得る仕組み作り」と思いきや、「社員の成長を見据えた仕組み作り」にこだわりました。社員が活き活きと成長するためには、部門の垣根を越えて社員が自由にアイデアを出し、それを実現させるために協調し合う組織作りが最も重要であると考えました。

社長は、一般的に有効だと言われるノウハウを導入することに固執せず、社員の成長を第一に考えた施策を実行します。効率性を考えれば分業制にこだわり、通常業務を淡々と実行させれば良いのですが、社員自らの個性を活かしたイノベーション創出機会を逸失することになり兼ねないため、社員の意見を取り入れた組織編成に、柔軟に対応していきます。

私は以上のように考えました。賢い人、良かったらコメントお願いします。

参考:プロフェッショナル仕事の流儀「りんごは愛で育てる」 以上

                     

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