自然食ドッグフード ドットわん

こだわりのごはんで、ワンコに『食べる健康』を。今日も5年後も10年後も、大好きな飼い主…

自然食ドッグフード ドットわん

こだわりのごはんで、ワンコに『食べる健康』を。今日も5年後も10年後も、大好きな飼い主様とずっと元気に過ごせるように。私たちは日々の身体を作る「食事」から、ワンコの健康をサポートしていきます。Web→https://www.dotwan.jp/

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最近の記事

こだわりの商品開発エピソード『イワシ缶〈菊詰め〉』

はじめまして。 株式会社ピュアボックスの穴吹です。 わたしは商品部で商品開発をしています。 今日はわたしが開発を担当した「ドットにゃん」の商品について紹介したいと思います。 〈ドットにゃんの商品〉 「ドットにゃん」は、質のいい天然食材をシンプルな製法ながらも手間暇かけて人の手で仕上げる点にこだわり、素材そのものの香りや旨みを活かし切ることで猫の本能と嗜好性にとことん訴える商品ラインナップを展開しています。よく食べるだけではなく、原材料や加工方法など、“安心・安全”に提供でき

    • 新年も“挑戦&失敗”で成長します!

      2003年の創業以来、新しい価値を生み出すチャレンジを粘り強く続けてきました。周囲からの「無理だ!非常識だ!」はエールに、信念をもって諦めないこと。「失敗でノウハウを蓄積し、成果は惜しげもなく公開することが事業戦略だ」と繰り返し社内共有しています。成功に捕らわれないことが、新しい挑戦への原動力になるのでしょう。 中小企業が動きを止めることは“死”に値します。2021年は複数のチャレンジを同時進行し、会社がバランスよく機能した年でした。年の瀬も社内のいたるところで難題に向き合

      • 生産者の役に立ちたい

        はじめまして。ドットわんの佐薙と申します。私は2021年4月に入社した新入社員です。当時大学生だった私がこの会社に就職を決めたのは、「未利用食材の価値付け」に惹かれたから。ドットわんでは生産者が誠実な想いで作った食材を無駄にしないよう、愛犬用自然食品として価値付けし飼い主さんにお届けしています。 私が「未利用食材」に注目するようになったのは、米農家でのアルバイト経験があったから。学生時代に働いていた米農家で、売れ残った数年前の米が食べられないまま倉庫に積まれている。そんなフ

        • 猫は地球を救えるか?(仮)

          ペットフード産業はSDGsをけん引する地球環境を改善するために世界中が結束する未来。本物の社会事業だけがビジネスの可能性を広げる…私はそう信じています。 私が関わるずっと前、創成期のペットフード産業は食料資源の再利用に取り組む優等生でした。しかしその後は安く作り大量に配荷する産業拡大期を経て、ペットの地位向上にあわせて品質の時代へ。今や「健康で長生き」をシンプルに求める飼い主は、家族である愛犬・愛猫の食事を“餌(エサ)”として扱うことはなくなりました。 消費者が正しい食事

        こだわりの商品開発エピソード『イワシ缶〈菊詰め〉』

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        • ドットにゃんからのお知らせ
          1本
        • 犬のチカラ!
          10本
        • ごはんですよ!
          18本
        • ドットわんからのお知らせ
          7本

        記事

          働かざるモノ食うべからず

          イヌはよく働き、よく食べます。 職種は多岐にわたり、補助(盲導・聴導・介助)犬は街中で、災害救助犬・警察犬の活躍はニュース番組やドラマに登場、海外なら牧羊犬・狩猟犬などが一般的です。心を穏やかにするセラピー犬や空港などで活躍する保安犬も“犬の就職先”としてはメジャー。どのイヌも脚力・嗅覚・従順さといった特殊能力でヒトの役に立ち、社会を支えています。そして家族として共同生活するイヌの仕事は、家庭を円満に保つ潤滑油的な役割。毎日同じ時間に「お外へ行こう!」と飼い主を誘い出し、適

          働かざるモノ食うべからず

          産地から直接買い付けるワケ

          私たちピュアボックスは、安全で安心できる愛犬食のエージェントとして広く信頼されています。それは愛犬の最適な食生活を支える《理想の3軸》を提唱するだけでなく、実際の商品として届けるノウハウを持っているから。全国で優れたモノづくりをする一次生産者や食品加工業者との直接取引は200を超え、その品質と衛生管理のレベルは業界随一であることが私たちの誇りです。 しかし、2003年の創業から取り組んできたビジネスモデルは、当初からイメージ通りにいったワケではないのです。 難しい、だが避

          産地から直接買い付けるワケ

          “食べられる”は当たり前じゃない

          ♯ドッグフードにできること私は1日3回の食事で“いただきます”と声に出します。 時には心の中で唱え、1秒に満たない一拍を置くこともあります。命を分けてくれる動植物への畏敬の念と、雨風にもへこたれず自然界と問答をしながら食を生み出してくれる生産者への感謝。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私にとってこの“いただきます”は、「今日も食べモノが巡ってきた!」幸運に対するルーティーンだと考えているからこそ欠かせないのです。 ここ半年の朝食は内臓脂肪を落とすためショウガ紅茶だけにし、

          “食べられる”は当たり前じゃない

          プロとして脱皮する皆さんへ

          社会人デビューおめでとうございます。 これまでの学生生活と違い、立場や役割、価値観などで“真逆”なことが多く、戸惑っている時期ではないでしょうか。 『お金』- 学校に払う→会社からもらう 『評価』- テストやレポートで評価がつく→成果・結果に基づいて評価がつく 『序列』- 先輩・後輩の年次序列がある→責任職はあるが年功序列はない 『知識』- ある程度範囲が決まっている→プロとしての素養全般+専門性と広範囲 このように周囲からの扱いや生活環境がガラッと変わり、知らないことや

          プロとして脱皮する皆さんへ

          3.11からの10年とモノづくり

          全国450の販売取扱店と200超の仕入れ先が支えているピュアボックス。もちろん東北にも各県すべてに事業パートナーがあります。 その一つ。青森の【トキワ養鶏】は農畜産業の理想である“循環型”を確立し、全国から視察を受け入れる当時の最先端農業組合法人でした。商談のご縁があり事業モデルを説明するために伺った先方の東京事務所。「人と犬が食材を分け合えば、未利用食材は無くせる」と考えをぶつけると、会議室をでた当時の組合長はその場で「今日からペットフード事業は“ピュアボックスだけ”と組む

          3.11からの10年とモノづくり

          逸品シリーズ誕生秘話

          7月7日はピュアボックスにとって特別な日。そして2013年は創業10年を迎える区切りの年でした。ゼロから事業を立ち上げ、幾つもの挑戦・失敗を乗り越えてきた会社。全国の取引先と絆ができ同志にも恵まれ、多くの飼い主さんに愛される「ドットわん」を送り出せたことは、幸運であり今もって不思議な出来事と感じています。 自分たちの努力に加え、様々な良縁によって10年間続けてこれたピュアボックス。普段伝えきれていない感謝をスタッフや関係者の皆さんに届ける千載一遇のチャンスだったので、当時は

          【商品開発エピソードvol.5】素材の大切さ

          いい商品を作りたいなら、納得できる食材調達をすること 栄養学やイヌの食性、飼い主ニーズなど…商品開発には広い知識と経験が必要だが、どんなに開発能力を培っても、信頼できる素材がなければ品質向上は困難だと感じる。 人間用食材をペットフードに使うこと自体一般的ではなかった創業当時は、衛生管理の整った食品会社から安全な食材を安定調達すること自体が難しいことだった。 「イヌが食べるならこんなもんでいいだろう」と倉庫に余った原料を混ぜられたり、サンプルでチェックしたものと全く違う食材

          【商品開発エピソードvol.5】素材の大切さ

          イヌに必要な《塩と水》

          水飲みが苦手な犬たち犬には自然界で生きる為に備わった食性があります。例えば胃酸がph1~2(強酸性)とヒトに比べて強く、大概のものは胃で殺菌し食あたりになりにくいこと。また食べ物の咀嚼が苦手で、よく噛まず飲み込むように食べること。そんなヒトと違う犬の食性でよく聞く、飼い主さん二大あるある!「ウチの子は水を飲んでくれない!」と「愛犬に塩分を摂らせたくない!」についてお話しします。 犬が水を飲んでいるスローモーション映像を観たことがあるでしょうか。先っぽを内側に丸めた舌を水に入

          イヌに必要な《塩と水》

          子から丑へ…ずっと戌(いぬ)年

          2003年の7月7日、33歳で起業してから17年と半年が過ぎました。思えば日本中の犬ごはんを「餌から食事に変えるんだ!」と始めた会社。これまでに多くの生産者や加工者・販売者・取引業者に支援者、そして志を共にするスタッフを”巻き込む”ことに成功しました(笑)。夢の実現に関わった人々の想いをリレーし「ドットわん物語」はもっともっと進化していくでしょう。 犬の健康で長生きを”食べる”で支える使命。私自身これからも愛犬の食環境向上に執着し、様々な共感者を味方に食の可能性を追求してま

          子から丑へ…ずっと戌(いぬ)年

          栄養を正しく摂る愛犬食

          例えばグレインフリーフードの話最近よく、《グレインフリー(穀類を省いた)フード》についてお問い合わせがあります。ペットフードには独自の栄養解釈もあり、わかりにくいニュアンスに戸惑う飼い主さんも多いようなので、犬の自然食を開発して18年の私が考える《グレインフリー》についてご説明しようと思います。 先にお伝えしたいのですが、グレイン(穀類)は有用なビタミン・ミネラルが豊富で栄養価の高い食材です。ですから「穀類は犬の健康を害するからダメ!」というのは発信者の説明不足による不完全

          栄養を正しく摂る愛犬食

          愛犬の《正しく食べる》こと

          私が提唱する3軸の食習慣《腸の健康・旬の栄養・食材30品目》は愛犬にとって理想であり、私たちヒトにとっても健全な食生活。とはいえ3軸にならって“正しく食べる!”こと、これがなかなか難しいのです。まず毎日の食事を3軸に沿って続けられるかどうか、大変な手間とコストが想像できます。また私たちヒトは好き嫌いや食習慣を優先し、よほどの自覚症状なりそれによって強く矯正されない限り食生活の改善を受け入れません(飢えていれば別ですが)。一方で犬猫を含めたそれ以外の動物は、食べるこそが“生きる

          愛犬の《正しく食べる》こと

          「ドットわんリンゴ7」の開発秘話

          果物のフリーズドライ加工は最難関 開発当初から犬が甘党だと知っていて、フルーツ商品化には執着していました。加工技術はフリーズドライ(真空凍結乾燥)と決めて地元の工業試験場にあるデモ機を独占し、様々なフルーツを持ち込んで試作を繰り返してもなかなか成果が出ない。原料調達や品質管理・加工といった商品化への難易度が思った以上に高く、悪戦苦闘した日々が懐かしく思い出されます。 フリーズドライは熱を使わない完全乾燥により食材の栄養素を損なうことが少なく、愛犬が食材をそのまま食べるのに理

          「ドットわんリンゴ7」の開発秘話