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だからエンタがやめられない

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感激の観劇備忘録。だってエンタが好きなんです
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#テレビドラマ感想文

【パンドラの箱とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第26話

いよいよ迫るドロドロのゴングが高らかに鳴った回でした。 一瞬頼朝が起きたのは、疲れた政子…

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【あの鈴の音とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第25話

のっけから「頼朝に、死が迫っている」の予告から始まるとか、盛大なオチバレ回でありました。…

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【生きるとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第24話

さまざまな生の形を問う回でした。 大姫ちゃんが精神的に立ち直るきっかけになる巴御前!こん…

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【曽我事件とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第23話

曽我兄弟の討ち入り、こう来たか!の回でした。 「おんな城主直虎」の正次の最期を彷彿とさせ…

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【嵐の前の静けさとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第22話

次なる粛清に向けてのお膳立ての回でした。高く飛ぶためにはしゃがまなければならないし、凄惨…

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【種まきとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第21話

三谷流義経編を終え、次なる血で血を洗う争いの種まきの回でした。 まず、主君の首をはねた家…

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【九郎とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第20話

この二言で幕を開け、幕を閉じた40分だった。 どちらもきっと、義経が欲しかった一言。 業と同量の頼朝の悲しみが、伝わってくる。 血も涙もない采配も、塗りの首桶を抱きしめて泣き崩れるのも、どちらも本心。でも、公の自分と私的な自分とが相いれなかった時、頼朝は大義を選んだ。 これで頼朝は、益々死ぬことを許されなくなってしまった。それはそれで、死よりもしんどい道だろう。 モーツァルトのレクイエムを目の当たりにした、サリエリ景時。これ以上の戦略、自分には思いつけない。しかも相

【信じるとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第19話

英語のgullible という言葉が浮かんだ。 他人のことをすぐ信じてしまう騙されやすい人、とい…

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【二枚舌とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第18話

サリエリ景時の二枚舌っぷりが大爆発した回でした。 冒頭では義経の理解者であるとアピールし…

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【戦の天才とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第16話

いっそスカッとするほど白黒はっきりしている義経の戦に対する倫理観の回でした。 勝てば官軍…

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【武衛の駒とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第15話

上総介の屍を最大限に利用して、鎌倉殿が足固めをするの回でした。 あんな見せしめを目の当た…

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【義とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第14話

劇中では義高が義経について語った言葉だけれど、四方八方に通じるセリフで、心のざわざわが止…

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【誠とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第13話

亀、カッコ良すぎて惚れてまう回でした。 数話前に政子のお部屋にバサっと落としていったあの…

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【後妻打ちとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第12話

亀の前事件をただの正妻vs妾事件ではなく、今後の各人の確執やら怨念やらに繋げていくもの凄い回でした。 始まりはただのゴシップだったのに、それがだんだん雪だるま式にエスカレートしていく。一人一人が少しずつ手を出した結果が、「ここまでやるか?」な「後妻(うわなり)打ち」へと仕立て上げられていく。 あの事件が義経の鬱憤晴らしでとんでもなく大きなことになったこと、しかも義経がそこにいた理由は義時に依頼されてのこと、なんてアガサばりの、全員参加型完全犯罪にも見えてくる。 しかもそ