【誠とは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第13話
亀、カッコ良すぎて惚れてまう回でした。
数話前に政子のお部屋にバサっと落としていったあの書物の山。亀はもしかしたら少しずつ読み進めていたのかも知れません。鎌倉殿に相応しい女性になるために。
これをきっかけに政子は教養と自信をつけ、頼朝没後には有名な演説をするまでに成長していく。政子が政子となるきっかけがここにある。
それ以外にも、女性陣の駆け引きが多く描かれておりました。
比企vs北条もその1つ。道が後ろで糸を引き、娘たちを使って源氏との繋がりを太くしていく。
乳人選定から撒かれていた比企家と北条家との確執の種は、順調にスクスクと育ち、義経もそこに絡んでいくこととなる。
木曾義仲、漢気のある筋の通った賢い武者として颯爽と登場。でもな、本作では良い人ほど奸計に翻弄されて、さっさと退場するんだぜ。#義円然り
更に、え?何これ妖精さん?人間界の人じゃないよね?となるほど妖艶な義高さん。容姿もさることながら、中身も父親譲りの気高い方。
2人とも、木曽の山猿とは思えません。
でもね... 本作では良い人ほどさっさと殺されちまうんですよ... (本日2回目)
そういえばこの人も川で殺されるんでしたっけ。あれ?善児臭がするんですけど、気のせいですか?
そんな漢気溢るる義仲を支える巴御前。こちらは、性格的にはイメージ通りなのですが... 眉が繋がっているのは何故ですか?女性性を放棄した象徴?
ところで、この巴御前を含めた3人の若者が、現代から源平の時代へタイムスリップしてしまう小説があるのです。それがこちら。
読むと、大河とのパラレルワールド感を楽しめます。とても好きな小説。読んだのはもう随分前だけれど、映画化して欲しいな、と思った一冊でした。
先週に引き続き、今週も女にちょっかい出し続けている三浦義村の一言。
このままずっと付かず離れず北条を支えていくけれど、終盤に差し掛かった辺りで、「俺も一度くらいは...」みたいにあっと驚く行動を取るのかしら。その時思い出すのは、こんな一言、こんなシーンかも知れません。
他にも叔父上の諍いやら、坂東武者らの訴えかけやら、木曾義仲との対処法やら、様々な評定があったけれど、そこで全てを静観し、観察し、助言をしていく大江広元と梶原景時。こええ。まじこええ。
コミックリリーフは、文覚と全成の呪い合戦と、「来てしまいました〜」な頼朝くらいでしたが、最後はほっこりで終わったからか、久しぶりに脳細胞がほっと息をつくことのできた回でした。
あんなに地雷を踏みまくったのに恋が成就することもあるんだねえ... 。
明日も良い日に。
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