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こちらで触れた「福岡での用事」とは、この「光」を浴びることでありました。 そんな話だとは…
歳を重ねることは、生者の務めのように感じる時がある。幸せになることが子どもの義務だと感じ…
人は1人で産まれて、1人で死ぬ。 そして、その間に続く「人生」とやら言う時間の大半を費やす…
二人会が好きだ。 独演会だと、その師匠のワールドにどっぷりと浸れる。師匠の描く街に住む誰…
いっそ清々しいほどゲスな悪党が主役だった。ゲスでクズでどうしようもなくセクシーな悪党をや…
「師匠に求めるものは」という問いに対し、斎藤茂吉の弟子、山口茂吉はこう答える。 本物は、…
台詞数はそう多くない。ある家族の日常がひたすらに切り取られて流れていく。映像だけ見ていたら、それはどこの街にもいるだろう、中の上くらいの人々が紡ぐ日々の光景だ。子供達は遊び、学校へ行き、母親は自慢のお庭の手入れをしている。 だが、普通の日常と違うのは、音だ。背景でずっと聞こえ続ける不穏な音。叫び声、くぐもった怒声。銃声。夜になっても「荷」を燃やし続け、煙を吐き続ける炉は、隣人の顔を煌々と照らしだす。でもそれらの全てを、一家は、特に妻は無視し続ける。無関心であろうとする。
https://www.cubeinc.co.jp/archives/theater/nylon49th 1部終わりに登場するこの一言が最高…
日々がどんなに凡庸に思えても、物語はどこにでも転がっている。それを面白がって生きることが…
敬愛する劇団おぼんろの新作は、これまでとはちょっと毛色が違う作品でした。 なんてったって…
人は、過ちを犯す。罪を重ねる。でも、人にはそこから学んでやり直す力も備わっている。 正義…
ご縁がありまして、宝塚版を生観劇することができました。今回も、ライブストリーミングの時と…
人の闇を生み出す最大の要因は、「寂しさ」や「悲しみ」だ。それを餌にして、妬み嫉みを含めた…
小説の販売が12月。舞台が2月。どこよりも早いメディアミックスの名は伊達ではありませんでした。 中島雪絵先生の脚本演出となれば、見に行かないわけにはいかないのです。 一言感想: 小説がリスペクトフルフルで3次元になっておりました。 もちろん、お目目が池田理代子な段ボール元カレを始め、演劇的な表現に変わっているところはあるのです。でも、それすらも原作通りに思えてしまうのが不思議。いや、小説でも多分、あの顔だったよ!そして腕とか脚とか、もがれてたよ!!!少なくとも、元カノ