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【生きるとは】 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」 第24話

人は己の幸せのために生きる。当たり前のことです。

三浦義村

さまざまな生の形を問う回でした。

大姫ちゃんが精神的に立ち直るきっかけになる巴御前!こんなところで巴御前が再登場するとは思いませんでしたし、彼女がこんなに幸せそうになっている未来も想像していませんでした。

生きている限り、前へ進まねばならないのです。

巴御前

仲睦まじい和田殿と巴御前の姿に、前へ進まねばならないと心を決める大姫ちゃん。
この時まで、大姫ちゃんには「生きる」以外の選択肢を思いついていなかった。

最高に良いやつな和田殿と、後悔なく寄り添っている。巴ちゃんを見て、大姫も前に進む決意をします。

一旦は大姫も視聴者も安心させておきながら、死ぬことも生きる道の選択肢だと気づく大姫をあっという間にあの世送りにする三谷さん、鬼畜の所業やないですか。

更に。

風邪は寝るのが一番。どうかお大事に。

源範頼

全ての罪を自分で背負うとか、良いやつすぎにも程がある。比企なんて、一緒に引き摺り込んじまえよ… と叫んだのは私だけではないはずです。

あああ、範殿、退場か… と絶望する中、一旦は除命しといてホッとさせた挙句、大姫の死の責任を負わせて始末するとか、メンタルがジェットコースターのように翻弄されすぎて、くったりです。

救われたと見せかけて殺すが同じ回に2回もあってええんかい。視聴者のメンタルを自在に操るアクマがおる。

ってか、義経といい範頼といい、畑いじりが楽しくなった元武士って、退場フラグになるんですかね?

誰かがわしを呪っておる。

自ら御仏を捨てたと比企尼に冒頭で仰っといて、何かあれば誰かの責任にするとは片腹痛い。

大姫の死すら「娘の死」として受け止められず、「自分の不幸」にすり替え、周りの全てに怯えて疑心暗鬼を募らせる頼朝に、御仏は微笑むことをしなくなる。

起請文の書き方はくれぐれも気をつけろ。

三浦義村の言動もちょいちょい気になるし、三浦一門も一枚岩とは言い切れないけれど、謀反の決め手には、まだかける。

ところで…

範殿の身の回りの世話を焼いていたご夫婦の娘ちゃん。あの子が善児の跡を継ぐ次世代アサシンになるのよね?(by NHK)

ってことは、今後の女性同志の戦いで活躍するってことかしら。

善児は奥方様方を殺すことはできても、生きている女性たちから情報収集するのは難しい。そのためのトウちゃんってことなのかな。知らんけど。

それにしても、和田殿と巴ちゃんの未来の世界線が見られて良かった。そんな回でした。

明日も良い日に。

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