耳鳴り潰し106
結局この酷暑で学校でのプール授業はほとんど中止。子どもたちのあり余る体力と「ハイキュー！！」に触発されているらしいボール遊び欲に振り回され、こちらがふらふら。
「ハイキュー！！」視聴がぐいぐい進む。OPでの影山のトスを目をつぶったままスパイクする日向、ノールックスパイクが決まった後の二人のガッツポーズに合わせて私も同じポーズをするのが恒例に。息子もやり始めた。
ゴムボールを使っての室内遊び。途中から娘も加わる。二人相手に交互に私からボールを渡していくが、娘が前へ前へと踏み出してきて、息子も争って前に来る。
「ネットのこちら側は仲間だろうが！ 喧嘩してんじゃねえ！」とアニメの中に出てきた台詞をうろ覚えで使う。エースが復活する名シーンを真似て「菅！ もう一本！」とトスを要求してみる。トスをあげる人なんていない。スパイクを打つ私の手は鴨居に当たって子どもたちが爆笑する。
「百人一首のイメージ生成画像（1～10）」を投稿。これは資料だ。「2024年頃の日本語プロンプト指示のクオリティはこんな感じだったんだ」と将来どこかの誰かが参考にするための。
疲れてぐったりして寝すぎたので「朝の二時間」を確保できなかったせいで、一日1500文字の創作ノルマを達成できなかった。そうはいっても
・耳鳴り潰し（日々の記録）
・架空書籍紹介
・画像付き短歌
・百人一首生成画像の続き
・ある程度の読書
はしているわけだ。子どもたちの相手でくたくたになりながらも。
百人一首に向き合っていると、恋の歌に興味のない自分を再確認する。なるべく恋とか想いとかの少なそうな歌集を探す。郭隆璨「短歌集 認知症百態」を読む。脳神経外科を27年間勤め、その後老人保健施設で28年間診療と研究をした著者による、様々な認知症患者の様子を詠んだ歌集。「床に散る他人の吐物を見た老婆もったいないと皆食べつくす」といった強烈なものもある。
そして夕方また学校からの一斉メール。「明日のプールは暑さ指数が高すぎるために中止」の連絡。
入院費用にあてさせていただきます。