どらみ。

本、旅行、食べもの、生活。ごくありふれた日常で感じたこと、触れたこと、好きなことをぽつりぽつりと。

どらみ。

本、旅行、食べもの、生活。ごくありふれた日常で感じたこと、触れたこと、好きなことをぽつりぽつりと。

最近の記事

静けさの果てに。

文学も映画も建造物も、それぞれの 作品はどれを取ってもじつに謙虚な 存在だと思う。 言葉を発すること無く、、、 その場所でひたすら静かに待ってる。 新しい誰かが来ては、深く観て、 深く読んで、心で触れてくれることを。

    • 空白の存在意味、そして大きな闇を見たあとで。

      最近、感じること。 自分がとても逞しくなってきたなと。 『 自分がどこまでできるか試してみたい 』と ここ数年の鼻息荒いオラオラモードから一変、 2021年は周りと距離を取りたくなり、真剣に 世の中とこれからの人生を考えるターンに。 まさに 陰と陽の世界観。 この1年。いや、、、9ヵ月。 自分を認め、とにかく自分を信じた。 良い意味で周りに合わせることを辞め 独自の道、独自のやり方で行ける自信、 【 守破離 】の境地へ辿り着くことが出来た。 『 拡大 』と『 削ぎ

      • あの頃について。

        夏のあいだ。 何処にも属さないというテーマで、 仕事もせず、存分に心ゆくまで ひとりの時間を楽しんでみた。 そろそろ社会復帰のタイミングかなと 8月末から再び働きはじめ、早2ヵ月 が経過しようとしている。 ひさしぶりに通帳記入へ行ってみると 振り込まれていた口座の金額に驚いた。 こんなに働いたっけ??と 笑 思いの外、時間が経っていたらしい。 向かった場所は近所の行きつけの本屋。 いつものようにひとつひとつの本棚を 隅から隅まで丁寧に眺めては手に取り、 ぐるっと店内を

        • 雷神の 少し響みて 降らずとも 吾は留らむ 妹し留めば。

          雷が少し響いて、雨が降らなくても、 私は留まろう。あなたが望むのであれば。 あの時の一秒にも満たない たった一瞬の直感が今も 自分を守り、救い続ける。 静かに、ただ静かに、ひとり、 大切に大切に温め続けていく。 恙なく過ごしてくれていれば それでいい。ただそれだけ。

          賞味期限の切れた人間関係。

          数え切れないほど多くの人達と出逢い 点から点へと線を繋ぐように関わり、 ただひたすらに駆け抜けた2018年 12月〜2021年6月までの2年半。 そんな忙しない日々に突然終わりが、、、 数年に一度訪れる人間関係の断捨離。 あー!!来た来た!!人生のリセット期。 心労 + 孤独感 + 消えてしまいたい感。 回数を重ねるごとに慣れてきたのか?? 思いの外、すんなりと受け入れる自分が。 恐らく、、、もう。 そのステージでの魂の学びは無いの だろうと気付きつつも、居心地の

          賞味期限の切れた人間関係。

          変わることも変わらないことも。

          変化とか変容って言葉。 実にわかりやすくて、相手にとっても 自分にとっても、てっとり早い都合の いい口実や方法のひとつなんやろうな って感じる瞬間があります。 この植物🌿の名前はわかりませんが、 北海道の東側( 道東 )にある『 雌阿寒岳 』 へ登る途中の森の中で出逢いました。 ちょうど、この部分にだけ一筋の光が 差し込んでいて、思わず立ち止まって 眺めたのを今も鮮明に覚えています。 あれから1年8ヵ月。 この植物🌿は随分と成長したかも しれませんし、枯れて再び土へと

          変わることも変わらないことも。

          花言葉。

          ピンクの薔薇の花言葉🌹✨ 「 しとやか 」 「 上品」 「 感銘 」 「 かわいい人 」 「 美しい少女 」 「 愛の誓い 」 その中でも淡いピンクは「 誇り 」✨ という意味を持つそう。 わたしを形成する星座は男性宮( 性 )が 多いのに比べ、逆に女性宮( 性 )が多く、 見た目や職業と裏腹に、意外と繊細で 何かにつけて器用なあの人。 そんな男性宮( 性 )の多いわたしは、 昔から花💐に言うほど興味がなく、 食べものや本の方が正直、嬉しかったり 笑 ほんのつい先日

          夏至の日。

          先程、PM 12:32に夏至を迎えました。 その瞬間を今か今かと待ち侘びる内なる メッセージを素直に受け止め、出来るだけ 太陽に近い場所で日光浴。 なんて最高で贅沢なんだ!!!! 昨夜は、なんとなく静寂の闇の中で自分を 見つめ、夜明け( 日の出 )を待ちたかった。 すると。 目を開けているのもやっとなくらいの、 眩ゆい光が東の方角からゆっくりと現れた。 【 日の出 】6月21日  AM 5:12 いつもにも増して、強い光に感じたのは わたしだけだろうか。 いよい

          夏至の日。

          52Hzのくじら🐳

          昨日、はじめて。 あの人の声がはっきりと聞こえた。 短いたった一言だったけど、 紛れも無くあの人の声だった。 あまりに近かったあの人の声。 その瞬間に確信した。 ずっと寄り添ってくれてたんだと。 わたしにとってのあの人。 あの人にとってのわたし。 似てるようで、似てない2人。 けれど、どっちもわたし達。 2人でひとつ。今、ようやく自分のタイミングで、 自分の言葉として、自分にあう 波動で受け入れることが出来た。 そして今、なんともいえない 安堵感に包み込まれてる。

          52Hzのくじら🐳

          その向こうにある世界。

          もう随分と魂の生まれ変わりを 繰り返してきた子なのだと。 かなり早い段階で気付いた。 その子はわたしの孤独を見透かし、 深いレベルで寄り添うかのように、 現在も魂を癒し続けてくれている。 2つの道を別々に、それぞれの場所で 歩み続けるあの人が抱える想いを別の 存在を通して接してきているような 感覚さえ与えてくれるほどの存在。 こんなことって.... 理解に苦しむ体験や感覚だったりが、 もう何度も何度も続いてる。 それらは、いつしかあの人なりの わたしへ対するメッセー

          その向こうにある世界。

          3月9日。

          瞳を閉じればあなたが まぶたの裏にいることで どれほど強くなれたでしょう あなたにとってわたしも そうでありたい。 そうありたいと、切に願う。 今世でふたたび出逢うと決めて、 心のどこかで通じ合ってくれてる あの人へ届きますように。 この世に生まれてきてくれて ありがとう。 2人の魂の約束を果たすべく、 あの日、出逢ってくれてありがとう。 わたしを見つけてくれてありがとう。

          3月9日。

          北緯43度線。

          2019年12月。 生まれて初めてこの街を訪れた。 本州の果て、瀬戸内海に面した 穏やかな田舎に生まれた自分が 縁もゆかりもない、この土地に魅了 され丸2年、とにかく通いつめた。 想い描いた念願の2拠点生活を始めた ものの、2021年3月末をもって、 この街へ通うことに一旦ピリオドを 打つことを決心。 寝込むほど、泣いて、泣いて、 泣いて、泣いて出した答え。 本当にこの街は、知れば知るほど 通えば通うほど自信が無くなって いく事ばかりだった。 学べば学ぶほど、触れれ

          北緯43度線。

          雨はご飯と味噌汁と魚の煮付けに容赦なく降りかかる。

          わたしは本を好んで読むタイプだと 思っているし、幼少期より様々な ジャンルに満遍なく手をつけてきた。 昨年の春まで、2年半という短期間 ではあったものの近所の大学の図書館 で働いたりもした。いっそのこと司書 の資格を取得しようかと考えたことも。 いつの頃からか、まるで人が変わった ように読むジャンルが様変わりした。 サブカルチャーの世界だ。 それまではずっと、読書はアウトプットの 為のインプット的な知識を詰め込む手段 として捉えていたところもあり、比較的 小難しい本を

          雨はご飯と味噌汁と魚の煮付けに容赦なく降りかかる。

          放牧中。

          びっくりするくらいw 家と職場とスーパーのルーティンのみ で過ごすようになって早数ヵ月。 いつの頃からか、物欲すらも消え失せ 欲しいものも今はこれと言って無い。 そんな中。今月は誕生日だった事もあり、 本やお菓子など、有難いことに贈り物を いただいたりと普段に増して贅沢なお家 時間を楽しんでいる。 これまでは、つねに意識が外へ外へと 向きがちで、休みの日もスケジュールは いっぱいいっぱい。 頭とカラダは決まっていつもフル回転。 休むべき時にきちんと休めてなかった...

          自分の感受性くらい。

          こんな世の中だからこそ、 自分をしっかり見つめる。 こんな世の中だからこそ、 自分の足でしっかり立つ。 いつまでも世の中のせいにばかり していては、なにひとつ変わらない。 ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて 気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか 苛立つのを 近親のせいにはするな なにもかも下手だったのはわたくし 初心消えかかるのを 暮らしのせいにはするな そもそもが ひよわな志

          自分の感受性くらい。

          お願いだから、洗濯機でまわさないで。

          お正月のこと。 2020年の6月に実父を亡くし、故郷に 年老いた母親をひとり残してることもあり 年末年始と実家へ帰らせてもらった。 大学進学とともに故郷を離れ、 就職も都会へ残り、そのまま結婚。 振り返ってみれば...就職先が公共の乗り物の 会社だったので約10年働いたうち、両親と 揃ってお正月を迎えられたのは1度くらい。 年末年始、イベント事すべてにおいて関係無く 過ごしてた怒涛の10年間だったように思う。 そして今年は母娘2人きり。 大晦日には早々にお風呂に入

          お願いだから、洗濯機でまわさないで。