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文献リスト④ 性暴力・セクハラ被害者のセルフケアに役立つ本

(文責:深沢レナ)

性暴力やセクハラを受けると、「自分が悪かったのではないか・・・」と自分を責めてしまったり、「自分には何の価値もない・・・」と無価値感にとらわれてしまうことがあります。それは被害に対する症状なので自然なこと。大事なのは、そういう声が自分の中に湧き上がってきた時に、「これは症状なんだ」と認識できることではないかと思います。

わたしもまだまだ回復途中だし、セルフケアは正直とても下手なのですが、セクハラ被害を受けてから6〜7年間、わたしなりになんとか生き延びてきたなかで役に立った本を紹介します。


セクハラ・性暴力を受けたら・・・

「大丈夫。あなたは何も悪くない。」
とにかくこのメッセージを受け取り続けよう。


トラウマについて学ぶのもあり

トラウマというものがどのようにして生じるのか、そのしくみについて学ぶのもありです。上の4つは専門的なのでちょっと難しいです。


被害のそのあとを生きる

いろいろな療法・選択肢がありますが、自分の性格や、そのときの症状に合ったものを選んでください。
鬱のときは、なかなか行動ができないので、文章が書いてあるだけのものより、書き込みができるノート式のものが実践しやすくて便利でした。(わたしは本に直接書き込むことに抵抗があるので、付箋にかいて貼り付けています。)


YouTubeを活用する

マインドフルネス系は英語の動画がたくさんあります。


看過チャンネルもあるよ

こちらの動画では、性暴力被害者支援プラットフォームTHYMEの卜田素代香さんとご一緒に、お互いがやってきたさまざまなセルフケアの方法や、PTSDの治療法のほか、民事・刑事裁判の流れ、被害者のやることなどについても具体的に解説しています。




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