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おもうところ

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エッセイ"たるものでなくても"からは少し角度を変えて、書いてみたいと思います。
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悲しいか

悲しいか

悲しいか

それはお前が招いたことだ

二度と繰り返さないよう

幼い子どもたちは何度も何度も刷り込まれた

嫌だった

辛かった

しかし、大きくなり

親族が目の当たりした話を聞いた

その一瞬で醜い戦いが身近なものになった

人が

焼け焦げた栗のように顔を腫らし

橋の上で木のように立ったまま死んでいる

その横を幼子を連れて走り抜ける

命からがら焼け野原を駆け抜ける

お前の家族にも同

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明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年は、このnoteという新しい時代の未だ何とも掴めていない媒体と出会い、何もわからぬまま書き始めてみた年となりました。

もっともっと更新頻度を上げたいと思いながら、日々刺激にまみれ、追われ、できたりできなかったりしました。

ですが、更新すると いいね していただけたり、実際にメッセージをいただいたり、年賀状で実は読んでくれていると知ったり、皆様が反応してくださっていることが、また書くぞ!とい

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実家にて、ゆったりと過ごせる年末。
こんなに幸せなことはありません。


皆さま、良いお年を。

つぶやきたいけど、少し長い

つぶやきたいけど、少し長い

lemon townというバンド。何回か対バンして、とっくの昔に解散したとかきいたのだけど。

だけどもらったdemoが掃除していたら出てきて、今聴いても震えるほどいい。

互いに画家のマーク・ロスコが好きだと知って、たくさん話しましたね。

確かドラムが双子の弟。

「meiさんは上手いけれど、僕は負けない。」

恋とかでは無く、ライバルでも無い、表現のしようがない関係がそこにはあったな。

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圧倒的孤独

圧倒的孤独

-------人は皆、孤独である。--------

そんな言葉をどこか信じていないような、そんな振る舞いをして生きてきたかもしれない。
周りからもそう見られていたかもしれないし、自覚もあったかもしれない。

群れをなす事で、生き物は安心を得る。
人は同じ血の通った人に育てられるし、そうでなくても、何らかの形で人の中で育っていく。

ただ、きっと誰しもが一生拭えない一抹の"何か"
私はそれが人とし

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