DON!DON!教える

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東日本大震災支援活動を10年以上行った経験をここにDON!DON!教えます。カウンセリングの経験は500人以上。カウンセラーの養成は100人以上。その主宰者として、心に不調を抱える方が有料のカウンセリングを受ける前の糧とカウンセラーとしての資質を高める糧を惜しみなく教えます。

最近の記事

カウンセリングを受けない・・ とうとう分かった、受けない理由。

初めてカウンセリングを受けようとした時に、 回りから反対されたので、クライアントになるのをやめた・・。 その原因の一つが信じ込みという自動思考です。 クライアントになろうとして 結局踏み出せない時の自動思考は、次のように発生します。 ●カウンセリングを受けるのはいいみたいだ・・  よし、受けてみよう。 ●でも、クライアントになるからには不調が良くならなければならない。 ●う~ん。どうだろう、本当に治るのだろうか? ちょっと不安。      うまくいかなかったらどうしよ

    • 「思い込み・信じ込み」の束縛

      認知療法で用いられる考え方に「思い込み」があります。 「思い込み」と言うと視野が狭いというようなイメージがあって、悪い性質のように思われるかもしれません。 そのため、「信じ込んでしまう」考え方と理解しておきましょう。 具体的には、「~であるべきだ」とか「~しない方が良い」といったことになります。 つまり、 初めてカウンセリングを受けようとした時に、 頼りにしていた人から反対されたので、 反対を押し切ってまで相談をしてみたいとは思えなくなってきた・・。 その原因の一つが

      • カウンセリングと心理療法の違い

        厚生労働省のサイトでは、次のような解説があります。 ”クライエントや患者が困っていることや悩んでいることを専門家との会話や対話を通して解決または自己受容あるいは自己変容していくもの。" カウンセリング 心理の専門家がクライエントの話を受容し、クライエントの心情理解に努めることによって、問題解決を行っていけるようにサポートすること 心理療法 解決したい問題の解決を目的として行われること 心理療法とは、 心理的諸問題を抱えるクライエントの、認知や行動に変化を起こさせ、

        • カウンセリングを受ける決心・・

          初めてカウンセリングを受けようとした時に、 頼りにしていた人から反対されたので、 反対を押し切ってまで相談をしてみたいとは思えなくなってきた・・。 これは、こころに不調を抱えている方のみならず、 健常者でさえも陥る傾向です。 どうしてもカウンセリングを受けたいと強く思えないからといって、 自身の受けてみたいという気持ちが薄っぺらなものであるということではありません。 だから、 強く『相談してみたい』と思えなくても、 なんら心配することはないのです。 むしろ、そう思えない

        カウンセリングを受けない・・ とうとう分かった、受けない理由。

          クライアントの気持ちの変遷

          カウンセリングを受ける前のクライアントの気持ちの変遷。 カウンセラーと相談をしてみたい。 でも、上手くいくのかな‥?  カウンセリングを受けることはハジなのかな・・? チョッと、カウンセリングを受けることが怖くなったきた・・。 前回のコメントを掻い摘んで列挙すると、 カウンセリングを受けるに際して、 はじめの一歩を踏み出すのに躊躇してしまう。 それは、人それぞれの考え方のクセや傾向があるから・・。 そのために、 カウンセリングを受けることを躊躇し踏み留まってしまうな

          クライアントの気持ちの変遷

          カウンセリング受けるの止めたら・・

          カウンセリングを受けるのは止めておいた方がいいょ・・ 本当にクライアントになりたいのか否かの確認作業 あなたの身近な人から、 クライアントになるのはやめておいた方がいいょ・・と言われたら、あなたはどう思いますか。 ・・・ ・・ ・ あなたが頼りにしている人から カウンセリングを受けても結局はあなた自身の問題だからやめた方がいいよ・・と言われたら、あなたはどう判断しますか。 いかがでしょうか? タイプAさん:やっぱりやめようかな・・ タイプBさん:そうはいってもカウン

          カウンセリング受けるの止めたら・・

          カウンセリングを受ける・・とても不安

          だれでも、カウンセリングを受ける時はとても不安に陥ります。 しかし、初めてのことで躊躇する自分を見つめ直す良い機会として 真剣にどのようにしたら行動を起こせるようになるのか考えていきましょう。 相談をしたいと考えているあなた自身が、 なぜ相談者になろうとしているのか・・を 何のためにクライアント化の一歩を踏み出したいと思っているのか・・を 考えていきましょう。 この考える確認作業がとても大切なのです。 なぜ相談者になろうとしているのか・・、明確に考えられる人は少ない

          カウンセリングを受ける・・とても不安

          クライアントになる・・不安

          ダメもとでもいいから・・ 上手くいかなくたっていいから、まずは、やってみなさい・・ このような、「とにかくやってみたら」というアプローチではいけません。 はじめてのことに躊躇し、 踏み出せなくてジレンマを感じたり、 焦っている自分を情けなく思ったり、 踏み出せない自分に無力感を覚えたりしてしまうものなのです。 すると、「私って、やっぱりダメな人間なんだ・・」と、 余計に落ち込んでしまうことにもなりかねません・・・。 それでは、どのようにしたら行動を起こせるように

          クライアントになる・・不安

          はじめの一歩が踏み出せないクライアント・・

          こころに不調を抱えている方が、 本などで良い情報を得たからカウンセリングを受けてみよう・・!と 行動に移す方は稀です。 心の健康を害している人ほどカウンセリングを受けるハードルは高いものです。 しかし、「はじめの一歩」を踏み出せるようになるための方法はあります。 叱咤激励ではありません。 励ましでは、心を崩してしまった人を動かすことはできません。 まして、モチベーションをアップさせる所作は論外です。 カウンセリングを受けるハードルを下げさせるために、心理療法を活用して

          はじめの一歩が踏み出せないクライアント・・

          カウンセリングの主役はあなたです!

          セカウンセリングの主体は、クライアント自身です。 「カウンセリング」は、クライアント自身の為のものです。 また、カウンセリングそのものは、クライアントが作る時間のことをさします。 カウンセリングとは… 「カウンセリング」という言葉が大変ポピュラーになり、現在ではいろいろな分野で使用されています。 しかし、「カウンセリングとは?」と聞かれて答えることができる人は案外少ないものです。 カウンセリングは元来アメリカで開発されたものですが、そのベースとなっているのが、

          カウンセリングの主役はあなたです!

          1999年開始のメールカウンセリング

          非対面カウンセリングの拡充 コロナ禍において、非対面カウンセリングの需要が更に高まりました。 遠隔地にいるクライアントも利用できるため、 地域の限られたカウンセリング資源をより効率的に活用することができるのです。さらに、時間や場所に制約のある人々も利用しやすくなるため、カウンセリング利用のハードルを下げることができます。 これは、カウンセリングの利用者の満足度向上に向けた取り組みのひとつです。 クライアントの満足度を向上させることで、 カウンセリングの利用を積極的に行う

          1999年開始のメールカウンセリング

          こころの健康 日本とアメリカ

          精神的健康上の問題であるこころの健康に対する質の高いカウンセリングを提供するための専門的な訓練について・・。 アメリカでのカウンセリングの専門的な訓練は、大学や専門学校での学位取得プログラムを通じて提供されていて、主に心理学、教育学、社会学などの専門分野をベースに、臨床心理学、カウンセリング理論、行動科学、人間発達理論などのカリキュラムが含まれています。 アメリカのカウンセリングプログラムは、通常60〜90単位程度の学位プログラムで構成されていて、卒業要件は、実習や臨床研

          こころの健康 日本とアメリカ

          オンラインカウンセリング

          カウンセリングは教育現場でも活用されており、 学生の学業成績や生活面での問題に取り組むためのサポートが提供されています。 就職指導やキャリアアドバイスもカウンセリングの一つの分野であり、 就職前のキャリア探求や就職後の職場ストレス管理など、様々なニーズに合わせた支援が行われています。 また、最近ではオンラインカウンセリングの需要が急増しており、 テレビデオ会議ツールやテキストメッセージなどを通じて、 遠隔地にいるクライアントとカウンセリングを行うことが可能になっています。

          オンラインカウンセリング

          クライアントとカウンセラー その2

          プラスのストローク【支援について】 あなたが支援を必要とする場合、私はいつもあなたのそばにいます。 私たちはあなたをサポートします。何かお手伝いできることがありますか? あなたがどんな支援を必要とするかをお知らせください。私たちはあなたの手助けをします。 あなたの目標に向かって、私たちは一緒に進んでいきます。 私たちは、あなたが今必要としている手助けをします。 何でも言ってくださいね。 私たちは、あなたのそばにいて、 あなたが成功するようにサポートしていきます。

          クライアントとカウンセラー その2

          クライアントとカウンセラー

          カウンセラーは、クライアントに積極的にストロークを送りましょう。 称賛のストローク あなたはとても親切ですね。 あなたはとても親切で、他の人を大切にしていますね。 あなたはとても親切で、温かい感情をお持ちですね。 あなたは素晴らしい仕事をしています。 あなたはとてもりりしいです。 あなたはとても創造的な人ですよ。 あなたはとても優秀なチーフですね。 あなたはとても優秀なドライバーです。 あなたの努力は認められるべきです。 あなたの考え方は認められるべきです。 あなたの自己

          クライアントとカウンセラー

          プラスのストローク

          カウンセラーは、ストロークを用いることで、クライアントとのコミュニケーションを改善し、信頼関係を築くことができます。 ストロークは、カウンセラーにとって非常に重要なスキルであり、 クライアントの自己肯定感を高め、より良いカウンセリング結果を得るために不可欠な要素です。 ポジティブストロークはプラスのストロークとも言います。 プラスストロークの具体的な内容を理解しておきましょう。 プラスのストロークは、肯定的なフィードバックのことで、 クライアントが自己肯定感を高め、 より

          プラスのストローク