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カウンセリングと心理療法の違い

厚生労働省のサイトでは、次のような解説があります。

”クライエントや患者が困っていることや悩んでいることを専門家との会話や対話を通して解決または自己受容あるいは自己変容していくもの。"

カウンセリング


心理の専門家がクライエントの話を受容し、クライエントの心情理解に努めることによって、問題解決を行っていけるようにサポートすること

心理療法


解決したい問題の解決を目的として行われること


自動思考に気づこう

心理療法とは、
心理的諸問題を抱えるクライエントの、認知や行動に変化を起こさせ、
問題行動の軽減を図ろうとするものです。

こころに不調を抱えている方だけでなく、
人は、不安の時にはどうしても柔軟に考えられなくなってしまいます。
そして、肝心な第一歩を踏み出せないままになってしまうものです。

そこで、
踏み出せない自分から
踏み出せる自分になるための認知行動療法は、

とりわけ、不安などで狭まってしまった考えや行動を、
自分自身でときほぐし、行動へと結びつけるのに適しています。

認知というと難しく聞こえてしまいますが、「ものの見方」のことです。
また、認知には、ある出来事があったときに瞬間的にうかぶ考えがあり、
この考えを「自動思考」と呼びます。

「自動思考」によって、気持ちが動いたり行動が起こるのです。

不安に対峙するには「自動思考」に気づくことが肝要です。

そして、それに働きかけることが役立ちます。

自動思考とは、無意識のうちに頭にふと浮かんでくるイメージなのです。

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