マガジンのカバー画像

エッセイ

228
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

絵を描くということ、絵を描くタイミング

絵を描いてみようと思ったのは、色々な要因はあるかもしれないのだけど、そんなこんなも含めてそういうタイミングだったのだろうと思う。
写真を撮ってみよう、傾聴をしてみよう、まあ何にしてもそうだけどそう感じるときには、何かそこに引き込まれる意識以前の「ただやってしまう」という必然的な欲求があるような気がしている。
意識以前の欲求ってなんだろうね?
たとえば精神や身体を安定させたりあるいは興奮させたり、緊

もっとみる

それはただの無責任な情報だ

例えば誰かが恋愛で悩んでいたとする。
誰もが好き勝手にいろいろなことをアドバイスする。
それらはたまたま悩みが誤魔化されたものであったり、どこかで聴いてきただけのものであったり、雑誌の恋愛相談に載っていたものの受け売りかもしれないし、実は適当なのではないか?
情報をなんとなくストックしていて無責任に悩んでいる人にいう。
まあ気軽で無責任だから言えるんだよね。
アドバイスしてあげた感で気分よくなれる

もっとみる

豊富な知識に裏付けされた自由奔放な作品ほど怖いもんはないんや…

こういうのは、閃きと感覚だけでぱっぱっとやっているうちは大したことないんや。
怖いのはこれに知識がついた時や。
豊富な知識に裏付けされた自由奔放な作品ほど怖いもんはないで……
NHK朝ドラのなかの陶芸作品についての台詞です。
主人公キミコの閃きと感覚だけでぱっぱっと造られた作品を見ながら、どこかの偉いさんが言ってました。
最近この台詞のようなことをずっと考え感じていたので、すごく響いたのです。それ

もっとみる

GACKTの言葉@「識るということ」

GACKTという人がいる。
どうやらミュージシャンらしいのだけど、ボクにとってはTV番組「格付け」(目隠しで高価な物と安価な物を当てる正月番組)の常連さんであり正解し続けるという人である。
キザで生意気でゴテゴテとした宝飾や豪邸はまったく受け付けられず、友人にもなれないだろうけど、多分GACKTがいなければ「格付け」も観ないだろうぐらいの存在になってきた。
そう、なんといっても正解し続けることに感

もっとみる