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半分、減らす。―――「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる(著者:川野泰周)

ジャンル:自己啓発

満 足 度:★★★☆☆



●概要

・半分減らし、生きがいを2倍に

・「半分」は指標として分かりやすく、行動変容しやすい

・【中道の精神】・・・何事も極端に走らず、ちょうど真ん中の「ほどほど」を意識するのがよい

・形だけ半分減らしても、ストレスが増えてリバウンドする。より少なくても、より満たされた状態が望ましい

・目の前のことだけに集中することは全てマインドフルネス瞑想

●物

・【地位財】・・・所得、財産、地位など他者との比較で満足を得られる財

・【非地位財】・・・健康、自由、愛情など自らが主体となって満足を得られる財

・地位財による幸福は非地位財によって得られた幸福よりも長続きしない

・【注意資源】・・・人間が一度に使うことが出来る集中力。注意資源には限りがあるため、物が多いとそれだけ注意を振り撒く必要があり、枯渇する

●食事

・自分の中にふとした衝動が現れたら、それをじっくり観察してみることで、衝動が和らぐ

・「ながら食い」は味覚を下げ、気づかないうちに食べる量が増える。(例:映画館のポップコーン)

・酒はその日飲む分だけを都度買いにし、足りなかったらコンビニで買い足すと決める

・楽しい晩酌の時間だからこそ、ゆっくり味わって飲む

・たまには少し高い酒を飲む。高い酒は安い酒のようにがぶ飲みしにくい

・やらなくて済んだことを記録し、自分を褒める

●情報・仕事

・「自分がスマホに振り回されてないか」時々自分に問う

・仕事でPC作業をする人は、休憩でスマホをいじるのはNG。脳が休むまらない

・やらないといけないことが複数あっても、今この瞬間にやることは1つ。「この仕事を終えたら次の仕事をする」というようにマルチタスクをシングルタスク化することで集中力を保つ

・仕事をゲーム化するなどして、少しでも面白がれるようにする

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