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書を持って、旅に出よう!

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旅にいった先で、感じたこと、考えたことを記載します♪
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2022年12月の記事一覧

㊴スリランカ旅/中国の影響力分析Part3 ハンバントタ港1月5日+ファクトチェック

2018年1月の記事です。 前夜に蚊を1匹も仕留めることができずに停電も体験するという素晴らしい夜を経てからの朝です。ずっと起きていたような状態だったので、朦朧とした意識のまま朝の散歩をすることになりました。以下、大量の写真を掲載しますので、ハンバントタの町(というよりは村)の雰囲気を知っていただければと思います。 中国へのハンバントタ港の99年間の貸与というのがアメリカ、欧州、日本等では脅威と思われていますが、往々にしてあるケースが「地元は、住民に過剰な迷惑がかからなけ

㊳スリランカ旅/中国の影響力分析Part2ハンバントタ港2018年1月4日

2018年1月の記事です。 今回は、いよいよハンバントタ港を取り上げます。 Google衛星マップで以上の赤丸の箇所がハンバントタ港になります。 前々回の復習ですが、ハンバントタ自体はスリランカの南部に位置して、コロンボから250kmほどに位置しています。 自動車で高速を利用しても5時間かかるようです。 西の方にあるMataraという都市からアクセスする人が多いのですが、アクセス経路は以上のようになります。 Bus stop and city centerという場所

㊲スリランカ旅/中国の影響力分析Part1(コロンボ)

2018年1月の記事です。 さて、論文のテーマに一見関係しないドイツ、イギリス、タイを訪れた後に本命のスリランカに滞在しております。『中国のスリランカ、ミャンマー、ラオスに対する影響比較(インフラ開発の視点から)』が研究内容で、夏休みから新たにスリランカを加えたので今回初めての上陸になります。タイのバンコクから3時間半のフライトでコロンボに到着しました。 ハンバントタ(Hambantota) 2018年1月2日夜にコロンボ(Colombo)に到着してから3日ゴール(Ga

㊱華麗なる冬休みの行動計画(Perfect planning for the winter)とタイのプーケット

2017年12月の記事になります。 今回は、研究テーマに沿って以下のように行動計画を立てました。研究テーマとしては、いままでラオスにFocusしていましたが、折角なので『中国のスリランカ、ミャンマー、ラオスに対する影響比較(インフラ開発の視点から)』に若干修正しました。というわけで、今回は初めてのスリランカ上陸になります。 私のプライベートが筒抜けです。キャー(≧∇≦) 苦笑。 スケジュール ヨーロッパを中心としたフィールドワーク(12月19日~26日)という名の観光

㉟ニューヨークの感謝祭(2017年11月23日Thanksgiving、NYの魅力)

2017年11月の記事です。 ただいま、感謝祭(Thanksgiving)休暇中です。 去年は友人のホームステイ先のアメリカ人家族と七面鳥(ターキー)を楽しみました。 2017年11月23日(木)の感謝祭が始まる前の21~23日にNY観光に行きました。 感謝祭の時期はNYが混雑してテロの恐れもあって恐ろしい+往復の交通費が高くなるためです。ボストンに来てから6回目のNYになります。 NYは住む場所ではないですが、観光には最適の場所です。 バスで20ドル以内、4時間3

㉞夏休みのまとめとボストン近郊のケープコッド

2017年8月の記事です。 長い長い夏休みが終わりまして、ボストン(正確にはメドフォードですが許して下さい)も肌涼しい、心地よい季節になってきました。さて、本来であれば、2017年5月 11日から始まる夏休みでしたが、私は早くも5月 5 日から友人を案内していたため、夏休みモードに突入しました。 改めて、スケジュールをまとめてみたところ、ようやく自分の行動軌跡がわかってきました。 夏の間に訪れた国は、アイスランド、スウェーデン、エストニア、フィリピン、香港、中国、マレー

㉝地球の歩き方アメリカ編、ピッツバーグ、デトロイト旅行記Part3(デトロイト美術館)

旅の最終回になります。 2017年8月22日(火)にデトロイト市内を見学しました。 デトロイトに到着した時からずっと疑問だったのが、 「ダウンタウンはかなり危険なのに、どうやってデトロイト美術館にアクセスしたらいいのか?」 正解がわかりました。 まず前提知識ですが、デトロイト市はモータリゼーションが進んでいて、最寄りのDetroit Metropolitan Airportからバス、電車の公共交通機関が存在しない観光客泣かせの場所です。 自動車業界のロビイングが強か

㉜地球の歩き方アメリカ編、ピッツバーグ、デトロイト旅行記Part3(フォードミュージアム)

前々回から引き続き第3弾です。2017年8月20~22日デトロイトで印象的だった観光地をピックアップします。 まずは、人生初めての夜行Amtrakです。8月20日(日)ピッツバーグ23時59分発でしたので、恐る恐るAmtrakの駅にいった所、人が予想より多い30人程いたので一安心しました。 そして、アメリカあるあるですが、席に座ったところ、隣に巨体の女性が座って自分の席まで肉がはみ出してきました。 こういう時に日本人で良かったと思います。なるべく身体を触れないように縮こ

㉛地球の歩き方アメリカ編、ピッツバーグ、デトロイト旅行記Part2

2017年8月の記事です。 前回に引き続き、8月17~22日に訪れたピッツバーグとデトロイトで印象的だった観光地のみをピックアップします。 まず、そもそもピッツバーグに行った目的は、地球の歩き方の「10日間で達成!弾丸!アメリカ横断旅!約$350」のNY→ピッツバーグという最初の都市ということもありますが、「カーネギーメロン」に行きたかったためです。 同じ勤め先で尊敬する先輩が留学中のカーネギーメロン大学ですが、「メロン」という響きが何ともいえないほど美味しそうな響きな

㉚広すぎるアメリカ?地球の歩き方アメリカ編(2017年8月17~22日ピッツバーグ、デトロイト滞在記Part1)

2017年8月の記事です。 8月7日にバンコクからボストンに帰り、シカゴに8月9日~12日の4日間をシカゴで過ごした後に、ボストンに帰ってきてふと自問自答しました。 「アメリカに来たとはいえ、この目でアメリカを見たと自信を持っていえるのだろうか?アメリカとは言え非常に広い。広さは日本の25倍と聞いているが、自分が訪れた都市は東海岸(マイアミ、DC、フィラデルフィア、NY、ボストン、)、テキサス(オースティン、ヒューストン)とシカゴのみだ。こんなことで、アメリカで2年間学ん

㉙シカゴ(暮らしにくい国アメリカでの8月9~12日シカゴ滞在記)

2017年8月の記事です。 東南アジアからアメリカに2017年8月7日(土)に帰国して、8月9~12日シカゴに滞在してしみじみを感じることはアメリカの暮らしにくさです(現在はフレッチャースクールに戻ってきました)。 マスメディアが流す情報を鵜呑みにして、シンガポールに一度は住んでみたいと思っていた私ですが、今回アジアリーダーシップトレックにてシンガポールの市民の生活をこの眼で見たことによって、年収3,000万円ぐらい無ければ、シンガポールで暮らすことは難しいと思うようにな

㉘ラオスのビエンチャンにおける中国の影響力の異様さ(タートルアン湿地SEZ)

2017年7月の記事です。 前回の三江(サンチャン)国際商貿城に続き、今回はビエンチャン市内の中国による大規模都市建設プロジェクトです。 その名は『タートルアン湿地SEZ』(That Luang Marsh Specific Economic Zone)になります。 2017年7月30日、31日の2回に渡り、ビエンチャン市内から10分のタートルアン湿地SEZに行きました。その際の様子を撮影したのが以下になります。 タートルアン湿地の概要 ●タートルアン湿地SEZはラ

㉗ラオスのビエンチャンにおける中国の影響力の異様さ(三江(サンチャン)国際商貿城)

2017年8月の記事です。 1度訪れたライスのビエンチャンですが、やり残したことがあったので戻ってきました。 『三江(サンチャン)国際商貿城』をこの目で確認しておきたかったのです。 『三江国際商貿城』は、ビエンチャンに住む人なら誰もが知っている中国人のための異質マーケットです。 私が知ったのは、下川さんの「週末ちょっとディープなタイ旅」という紀行記です。 私が惹かれた文章を紹介します。 私はこの文章の虜になりました。現在の中国の対外経済進出がそれまでのいかなる中国

㉖ミャンマーでのインターンシップ(ミャンマーで感じたこと、考えたことまとめ)

2017年7月の記事です。 さて、これまでミャンマーに関する記事を書いてきました。7月2日~27日の合計26日間の滞在で集中的にミャンマーのことを学ぶ機会を得ました。インターンシップ先のみなさまとステイ先で御世話になった尊敬する元名誉教授の先生・その奥様とミャンマー人の友人に感謝しなければなりません。 おかげさまで、仕事でもプライベートでも研究でもまた近いうちにミャンマーに戻ってこようと心に誓いました。 大学生の時にAccentureという戦略コンサル会社に2週間インタ