桐島 東南アジア(ASEAN)ゼミ ~国際協力と日・ASEAN探究~

東南アジアを探求する桐島です。経済学学士(京都)、国際関係学修士(アメリカ)、内閣府東…

桐島 東南アジア(ASEAN)ゼミ ~国際協力と日・ASEAN探究~

東南アジアを探求する桐島です。経済学学士(京都)、国際関係学修士(アメリカ)、内閣府東南アジア青年の船(SSEAYP)参加者。東南アジアの魅力を発信します♪ 全英語資格、行政書士取得者です。 連絡先→https://note.com/dokushozamurai/message

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㊽ミャンマー情勢(Nスペ、ミャンマー軍 物資は?資金は?)

9月21日(土)の昨晩、ミャンマーがNHKスペシャルで取り上げられていました。 ウクライナ、中東の陰に隠れて忘れさられそうなミャンマーを取り上げていただいたのは、(世界から関心が失われて、見向きもされなくなり、無視されるのと比較すれば、)ミャンマー人にとって大変ありがたいのではないかと思います。 ”忘れられた戦場”ミャンマー軍を支える巨大な闇に迫る 今回の番組は、以下の目的で作られています。 なぜ、欧米からの制裁があるなかで、ミャンマー国軍は未だにミャンマー国民を空爆

    • ㊼ミャンマー情勢(不都合な真実)

      前回、ミャンマー国のトップに君臨する独裁者のミン・アウン・フライン国軍司令官が、8月30日に「もうミャンマー、米ドルの外貨が足りていないのよ!」と発言したことを紹介しました。 1日に燃料の輸入だけで、500万米ドルを使用するのですが、 その様子が、9月7日のGlobal New Light of Myanmarという国の機関紙に掲載されていました。 まとめると 中央銀行は、8月の1か月で1.9億ドル、9月4日と5日の2日で1.249億ドルを市中に売却している これは

      • Ⅵ.宅建に挑戦(残り39日の勉強)

        9月11日(水)です。 いよいよ風向きが怪しくなってきました。 勉強時間の確保が難しかったため、以下の記事からの10日間の進捗はほとんどありませんでした( ゚Д゚) 残り59日で終わらせるべき参考書は、以下の6冊でした。 9月1日からの10日間の進捗状況は、以下のとおりです。 3.らくらく宅建塾[基本問題集]→第1編 権利関係の85問のみ終了 当初の予定では、こちらの1冊をすべて終わらせるべきだったのに、残り第2編~第4編までが残ってしまっています、、、 明日か

        • ㊻ミャンマー情勢(ドンドン悪化、絶望は止まらない)

          ミン・アウン・フライン国軍司令官は、8月30日にバゴーでの政府職員に対する演説を実施しました。 そこで、2021年2月1日のクーデター以後、初の驚きの言及がありました。 外貨不足 発言内容は、以下のとおりです。 司令官が、外貨不足に触れたのは初めてです。 そのぐらい、この国には外貨が残っていないことの証左といえます。 以下の記事で、外貨準備高が、残り34億ドル(35億ドル-1億ドル市場に売却した分)だと解説しました。 しかし、この34億ドルというのも、すべてミャ

        ㊽ミャンマー情勢(Nスペ、ミャンマー軍 物資は?資金は?)

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        • ミャンマーを知ろう♪
          48本
        • 法律家を目指すための法律入門教室
          6本
        • コーヒーブレイク
          36本
        • 書を持って、旅に出よう!
          74本
        • 10万円講座:キャリア官僚の速読術、資格取得、ソフトスキル
          25本
        • 本の紹介
          19本

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          Ⅴ.宅建に挑戦(残り49日の勉強)

          前回8月22日からの「宅建に挑戦」の続きです。10日間の進捗報告です。 残り59日で終わらせるべき参考書は、以下の6冊でした。 10日間の状況は、以下のとおりです。 マンガ宅建塾 マンガ形式で横になりながらでも読めます。はじめの1冊として取っつきやすい本です。 〇×宅建塾 マンガ宅建塾と相性抜群です。同じキャラが出てきます。キャラクターとわかりやすいコメントのおかげで、イメージが記憶に残りやすいです。 らくらく宅建塾[基本問題集] 急激にレベルが上がります。上

          コヒブレ27回目:キャリア官僚のお仕事Part11(霞が関の省庁ランキング、内閣法制局、法務省民事局、法律作成)

          今回は、久々に霞が関全体の組織紹介です。 今回の記事と関連するのは、以下のPart1、Part3です。 5大省庁 さて、過去の記事で、まずは5大省庁を紹介してきました。 ※まだ、警察庁の紹介ができていませんが、、、 5大省庁は、権限の大きさにより、5大(Big5)と言われてきました。 そして、これらの省庁は、 というぐらい組織風土が違いました。 5大省庁以外 さて、5大省庁以外のどういう位置づけになっているのか解説します。 改めて、1府11省庁1庁は(国家公安

          コヒブレ27回目:キャリア官僚のお仕事Part11(霞が関の省庁ランキング、内閣法制局、法務省民事局、法律作成)

          ㊺ミャンマー情勢(Gen ZがJTCを目指さない理由が判明@ミャンマー)

          Damn Shit, JTC(JTCクソ食らえ) ミャンマーにおいて「Generation Z(Z世代)がJapanese Traditional Company(JTC)を目指さない理由」が判明しました!!! 私は、最近、Z世代の理解のために、 などを読みました。 また、頻繁にミャンマー国内の若い経営者やベンチャー企業で働く日本人と交流しています。 そこで、ようやく、日本の伝統的な大企業(JTC)のやばさに気づいてきました。 最近では、日本の大企業も本社では、東

          ㊺ミャンマー情勢(Gen ZがJTCを目指さない理由が判明@ミャンマー)

          Ⅳ.宅建に挑戦(残り59日からの勉強)

          短期決戦で、宅建の勉強を始動しようと思います。 今年の宅建は、2024年10月20日(日)13時から15時まで(2時間)です。 私、桐島は、2023年11月12日(日)に行政書士試験を受験して、滑り込みセーフで、ギリギリ合格しました(詳細は以下をご覧ください)。 その経験を踏まえて、今回は、宅建に初チャレンジしたいと思います。 不動産取引は、ファイナンシャルプランナーを勉強した時には、苦手意識を持っていて点数が取れない分野でした。 しかし、その後、正直不動産の漫画を

          Ⅲ.法律入門、屈辱的なコンプレックスから、最後の1冊

          法律入門、最後の1冊です。 さて、前々回1と前回2にかかる時間をまとめます。 この時間を過ごしながら、飽きたらマンガを読むと、日常生活にどのように法律が関係しているかわかると思います。 ナニワ金融道 1990~1996年の作品で、全19巻です。下品で猥雑なシーンや名称も多いですが、世の中の有象無象の汚い世界を上手く表現しています。 私の家にBook Offで1冊100円で購入した紙のマンガがあったことで、何度か読み返しました。 そうすると、だんだんと法律を味方に付

          Ⅲ.法律入門、屈辱的なコンプレックスから、最後の1冊

          Ⅱ.法律入門、屈辱的なコンプレックスから、つぎの1冊

          前回がはじめの1冊でした。今回は、つぎの1冊の紹介です。 官僚をしていると、法律の知識は必要なのですが、仕事が忙しすぎて勉強に費やせる時間はあまりありませんでした、、、 まあ、仕事が忙しいからこそ、幅広い興味を持ち、新しいことを学ぶ意欲が湧くので、それ自体には感謝しなくてはいけませんが、、、苦笑 まとまった法律のインプットとアウトプットをしたいと思い、調べてみると「ビジネス実務法務検定」という資格を見つけました。 入省8年目の2020年のことでした。4年目法律改正→5

          Ⅱ.法律入門、屈辱的なコンプレックスから、つぎの1冊

          ㊹ミャンマー情勢(エネルギー不足、2024年8月、9月乗り越えらえるか?)

          前回に引き続き、ミャンマー経済の悪化状況です。 2024年8月の足元の様子 私、桐島は、ミャンマーは2024年度いっぱいで終わる(=外国企業の経済活動が停止に陥る)と予想しています。その2025年3月に向けて、悪化のスピードを記録しておきます。 今回の主題は、「エネルギー不足(⒈ガソリン不足+⒉電力不足)」です。 ⒈ガソリン不足 2023年12月に起きたガソリン不足ですが、またもや、起こっています。 ガソリン不足って、日本だと2011年3月11日以降に、ガソリンの

          ㊹ミャンマー情勢(エネルギー不足、2024年8月、9月乗り越えらえるか?)

          Ⅰ.法律入門、屈辱的なコンプレックスから、はじめの1冊

          今回から、法律に苦手意識を持ち、法律の未修者であり、学生時代1ミリも法律に興味がなく、むしろ法律なんてDefence(守り)志向の悪しきもので、世の中を良くするためなら法律はむしろ学ばない方が良いと大いなる勘違いをしていたのが、私、桐島です。 しかし、霞が関で役人生活をするにつれ、(当然ですが)法律は必要であり、「我が身を助く」ということを知りました。 法律が日常生活に役立った一例は以下です。 そして、今では、ミャンマーにおいて、人権意識にも目覚めました。人権意識の話は

          Ⅰ.法律入門、屈辱的なコンプレックスから、はじめの1冊

          74.ラオスの魅力と喪失No3.(ルアンパバーンから)中国の高速鉄道

          前回、ラオスのルアンパバーンの現地状況を取材したのが、2017年6月25日でした。今回の旅は、2024年2月24日~27日のものですので、7年ぶりのルアンパバーンになります。 今回は、中国の高速鉄道の視察が主目的です。大学院の研究テーマでしたので、そのフォローアップのために、久々に訪れました!!! まずは、バンコクから直接、ルアンパバーンに飛び立ちました! 宿泊先は、Pakhongthong Villaという3つ星ホテルでした。 ルアンパバーンなので、どこのホテルに宿泊

          74.ラオスの魅力と喪失No3.(ルアンパバーンから)中国の高速鉄道

          コヒブレ26回目:日本株どこまで下がるの???

          NISAを通じて、日本株に投資をしている人も多いと思います。 桐島も、その1人です。立場上、個別銘柄は購入できないため、投資信託を購入しています。 さて、8月5日、日経新聞にこんな号外が出ました!!! 数字を前面に押し出してくる見出しですね。 日本企業の株価大幅下落の理由 後藤達也さんの説明をお借りしますと、今回の日本株の大幅下落要因は、以下の通りです。 株と為替の関係 上の図式の補足のために、日経平均株価の推移を見ると、 7月11日と8月5日を比較すると、円は11

          コヒブレ26回目:日本株どこまで下がるの???

          ㊸ミャンマー情勢(やっぱり2024年でオワタ( ;∀;))

          前々回の記事で、「ミャンマーは2024年に経済の限界を迎える」という趣旨の記事を書きました。現状、2024年8月1日時点で、一向に経済の好転材料が見つからない状態です。 売れば売るだけ赤字 前回紹介した通り、現在、国軍が生活用品の価格のコントロールに乗り出しています。 実際に、スーパー4社の価格決定権がある担当者4人各人が、(国軍が勝手にでっちあげた)罪に問われ、拘束されています。 結果として、例えば、大手のMarket Placeというスーパーに行ってみると、価格設

          ㊸ミャンマー情勢(やっぱり2024年でオワタ( ;∀;))

          73.ミャンマー・タイ・ラオス国境を巡る旅(チェンライからPart2)

          前回の続きです。Day3です。 本日の行先は、以下です。前日にお世話になったタクシー運転手のセタパットさんが神対応でしたので、本日も貸し切りでお世話になりました。 まずは、Doi Tung Royal Villaに到着する前の、Doi Tung Viewpoint km12という景色の良い場所です。 車が5、6台停まっていました。 どこからともなく猫が登場して、映え写真を撮らせてくれました( ´∀` ) Doi Tung Royal Villa, Mae Fah L

          73.ミャンマー・タイ・ラオス国境を巡る旅(チェンライからPart2)