『熊本でも、着たくないのに、毎日着てしまう。』イベントエッセンス
『熊本でも、着たくないのに、毎日着てしまう。』
ゲスト:ALL YOURS 木村さん @kimuramasashi82 |ヤマチク 山崎(竹おじさん)さん @YamasakiShogo
モデレーター:バッキー @Bucky_mkt
会場:https://resters.jp/
ヤマチク 山崎さん
「竹の、箸だけ」を作るメーカー、㈱ヤマチク 三代目(通称:箸おじさん) https://www.hashi.co.jp/ | 竹のお箸を、もういちどお箸の定番へ。 竹産業を、もういちど儲かる産業へ。 南関町を、もういちど面白いまちへ。
無印良品に竹製の箸を卸している。ハウスウェア部門売上ランキング1位獲得
中川商店にも箸を卸して、自社製品のブランディングに注力
↑マチクさんの会社パンフレット。竹箸と冊子になっていないポストカードのようなもの。展示のしやすさなどを考慮しているとのこと。
ALL YOURS 木村さん
18歳からRight-onで販売員(バイヤーになりたかった)
・アパレル業は70歳までできない
・働きたい会社がないから自分で作るしかない→32で起業
・創業4年で2年前からクラファン(4→9名チーム)
・商品開発のモットー:アルバイト初日の人間が売れるプロダクト
・ファッション性よりも自分の生活が想像できる
ブランディングの誤解:かっこよくする必要はない顧客との関わり方を考えること(ブランディングとはコミュニケーションの方法)
クラウドファンディング Makuake 水を弾くパーカー
https://www.makuake.com/project/allyours-oneswing/
毎日ファッション大賞ノミネート
https://allyours.jp/%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%A4%A7%E8%B3%9E%E3%81%AE%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%81%8C%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82/
(ノミネートされたことをすぐにユーザーに共有←顧客と作り上げてきたブランドであり、伝えないことは不義理)
オールユアーズ思想コンセプト:『人を服からカイホウする』『着ていることすら忘れさせる』『ちょっとしたストレスを排除』『共犯者づくり』
(試着時にフィードバックすることで開発プロセスにお客さんを巻き込む)
物を作る(売る)ということは伝言ゲーム(作り手と売り手の情報の偏りを減らす必要がある)
メーカーの常識は消費者思考ではない
誰かを間に入れると伝わらない→直接伝えた方が良い→インターネットを活用したクラウドファンディング
2017年〜クラウドファンディング →オンラインからリアルイベント
調達資金 < 支援人数(=KPI)
リピ率40%以上
プロジェクト終了後に応援してくれる人が何人いるかが重要
LTV(LifeTimeValue)思想
売るところまでがゴールではない
洋服は販売後(買った後)がスタート
クラウドファンディング
最初にリターンを設計してから本文をつくる(誰に届けたいリターンか)
・7割くらいの完成度で出す
・試着時にフィードバックを行い、開発プロセスにお客さんも入ってる
(1.0で売って→1.2で届ける)
・広告と収入になる
始める前に何人知ってるかが重要(外に目がいきがちだが、まずは内に目を向けよう)1/3の法則
①身近な人が100%認知 SNSいきなり知らない人に発信しがち
②知人認知
③知らない人認知
インターネットはインプットツール|重要なのはインプットしたものを自分だったらどう活かせるかを考えてアウトプットすること
オールユアーズの課題:試着の壁(1万円超える購買は慎重になる)現物を見ないと購買に踏切にくい
→ショップ以外に全ラインナップ試着できる仕組みを構築
機能性にを追求し、究極「洗わなくていい服」を作ってみたい
欲しいもの
コットンなのに加工で本当に撥水性がすごい。パーカー好きなので、絶対欲しい。インディゴのサイズ4。
本当に軽かった。シワになりにくい素材で、スーツ嫌いな僕も着れそう。見た目は機能で、快適さと利便性へのこだわりが◎脱帽。サイズはジャケット4のパンツ34。色は考える。
総括
加速装置、プロモーターでパシリ屋のバッキーのイベントは安定の満足度だった。2年前から気になっていたオールユアーズ木村さんとこのような形でお会いし、お話できてよかった。ちょうどクラウドファンディング のプロジェクトが終了していた竹箸一筋ヤマチクさんを交えたトークセッションは自然な間と、オーディエンスが聞きたかったことがだいたい聞けたように思う。個人的にはオールユアーズさんのプロダクトのテクスチャーが気になっていたので直接お聞きすることができて満足。
イベントに携わられた方々、ありがとうございました。
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