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我が家に新しい“他人”が増えました

どうも、遠藤(@ryosuke_endo)です

我が家に新しい仲間が増えました。自分の家族観というか、家族に対する考え方というのはこれまでも記事にしてきました。

決して清廉潔白で頼りになるナイスガイな父親であり夫であったという事実はありませんが、ただただ、こんな風に生きている僕の側で生活をしようと選んでくれた我が家の嫁には感謝しています。

そして、半ば強制的に『家族』という(親は選べないという意味で)枠に押し込められながらも、僕に「親という役割」を演じさせてくれている息子たちに対しても、同じように感謝しています。

僕の根本的な家族に対する認識は「他人である」という一点に尽きます。これは割と話をしてみると批判されることも少なくないのですが、この点はいつ誰にどんな話をされても少しも揺らぐことがないぐらいに、僕の中では前提条件化しています。

僕のことを冷酷な人間だという友人もいましたが、僕からしてみたら「血が繋がってるから」とか「血が繋がってなくても一緒に生活してるんだから」という理由だけで、思考体系まで同じくなると信じようとすること自体が残酷なことだと思います。

“一緒に生活する”というのは「共感する場所や時間を共にする」と言い換えることができますが、いくら共感をしたところで根本的な思考体系自体は同じになるわけがない。

例えば、最近、MLBで猛威を振るっている大谷翔平選手の活躍をTVの報道番組で見たとしましょう。

“すごい”という感想で共感したとしますよ。だけど、その“すごい”の中身が全く一緒になることはありません。同じ箇所はあるかもしれませんけど、全体一致になるわけがない。

いくら家族とはいえ、一緒に過ごす時間が10年でも20年でもあったとしても、自分をやめて、その人になることなんてできない。

そして、他人だからこそ、相手を思いやることができるし、相手のしてくれることに感謝できるようになります。少なくとも僕はそうでしたし、元々、「家族なんだから」という言葉が往往にして出していた我が家の嫁も、今ではこの考えに賛同してくれています。(まぁ、本質的にどうか走りませんが...笑)


ただ、他人とはいえ、共に生活をしてくれる人たちがいるおかげで精神的に豊かになっていることを実感していることもまた、僕の中では厳然たる事実です。

我が家の嫁はもちろん、長男と次男、そして出てきたばかりの三男は僕に対して「機会を与えてくれる」し、僕が提供できる何かを受け取ってくれる貴重で稀有な存在です。

その「機会を与えてくれる存在」だということが「家族であること」なのではないかと考えています。

結婚なんて、届出一枚を役所に提出して終わるものです。そして、結婚をすることが目的ではありません。そこがゴールになってしまっては、その後の生活はかなり(精神的に)困窮したものになるのではないでしょうか。

子ども、という存在も同じく、たまたま僕と生活を共にする形になってしまっている息子たちがいますが、全く知らない別の地域に住む同じような年齢の子を引き取り共に生活をすることだって可能なわけです。

とはいえ、そういう表面的な形式的なことではなく、精神的なレイヤーの深い場所にある僕の中のghost(霊的な意味での意識や自我のことを指して使いました)が彼らとの生活を求めるし、彼らのためにできることを増やしたいという願望を抱いています。

だから僕は、彼らと「家族」でいることや、「家族」として「できること」や「したいこと」、「したこと」や「できたこと」が増えることに充足した気持ちになっていますし、これからもそうしていたいと感じています。


そして、子ども達が僕を圧倒的に凌駕してくれる日のことをすごく楽しみにしていますし、そうなる日が少しでも遠くなるように僕も日々、頑張らなければならないと思っています。

新しい仲間が増えたことは嬉しいばかりではなく、現実として「生活をする」ために必要なことが増えます。お金もそうですし、物もそう。もっといえば時間。

これらは養育者たる者の課題であり命題ですが、それすらも僕を充足たらしめる要因の一つになっています。それだけ僕は家族生活に満足しているし、もっと満足したいと感じている次第です

波乱万丈とまでは言いませんが、こんな僕のことを見限らず、共に生活をしてくれる道を選択してくれている #我が家の嫁が述べました の主役である妻には感謝しています。

今回もカラダに負担がかかっているのを目にしていますし、昨日は食事もできていませんから、労わる意味を込め、目の前でジャンクフードを食べたいと思います。

そして、"Hello World"と泣き叫んで出てきてくれた3番目の息子。成長する過程を見せてくれることに対し、僕は少しでも楽しくワクワクするような生活を提供できるようにしたいと考えてるよ。

これからよろしく。

予想通りとはいえ、改めて確認してみたら、やっぱり三人とも同じ顔 笑

上:長男(2013年11月)

左下:次男(2016年2月)

右下:三男(2018年4月)

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