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視点の自由研究No.62「視点_営業は情報交換」

Youtubeを始めたことで、チャンネル登録とはまた違う形の模索をしています。最も効果的な活用だなと感じたのは営業に活用できたこと。こうしたSNS活用の営業戦略はまたどこかでまとめて書いてみたいと思いますが、今回はそうした営業そのものを考えてみたいと思います。

「接触面」

営業において最も困難なのは、いかにクライアントと接触面を作るかというところだと思います。特に映像業界ですと、まず最初に制作者として選んでもらうところから至難します。元々の業界通例でしょうか、人脈から仕事が受発注される業界です。最初にクライアントと接触を持つ機会というのは、飲食や接客業に比べるとかなり頻度が低い業種といえると思います。

最近では、映像業界もマッチングサービスなどが普及し、こうした初対面での仕事の成立も増えています。前述のYoutube活用もそうですが、自分達のポートレートとしての活用方法でこうした営業戦略で活かせています。

出会いの機会作りにおいて自社コンテンツは営業面としてとても重宝しています。

「営業という面接」

仕事をとるという側面で考えると営業も少し趣きが変わったなと感じています。かつてはプレゼンでも企画性や提案物の優劣で勝敗が決していましたが、ここ最近は企画や演出といった観点から勝敗が決まらない感覚を覚えています。以前書かせて頂いたプレゼンのコラムでもアイデア含めて、自分達の人格を見定められる感覚があります。

営業する際にもこうした感覚は重要だと感じていて、いかに相手のオーダーに対して適切かつ柔軟に対応できるかを訴求できるかは大きなポイントだと思っています。今は営業とは言っていますが、どちらかといえば面接に近い感じを持っています。お互いの人となりが大切で、信頼感やレスポンスなどの対応面を見られている感じです。

デジタルが進んでもビジネスは人間同士が行います。そうするとやはり重要になるのは人間性。都内の大手プロダクションやフリーランスの映像作家とは違う面をPRするには、細かな対応や幅広い知識、レスポンスの良さなどまだまだ勝負できる要素はあると考えています。

「営業は情報交換」

さらに最近では付き合いのある広告会社の方との付き合い方も変化したなと感じています。かつてはある意味の御用聞き営業でしたが、激変する広告業界からか、お互いの情報を交換しようという姿勢が強くなっているなと感じています。

特に弊社のような企業体ですと、様々なトライをしやすく、その経験や情報も持っています。自社に人を抱え込まない故に幅広いスタッフやクリエイターの方と繋がるため、様々な情報も得やすく、クライアントもその情報を知りたいと思ってくれたようです。

接触面を持つにあたり、こうした情報の交換は非常に重要です。なぜなら相手に対して会ってもいいと思ってもらえるかに起因するからです。弊社もYoutubeを始めた際に、このNoteでその体験分析を書かせて頂きました。それを皆さんにダイレクトメールした際には、多くの方に読んで頂き、また直接的な反応も得ることが出来ました。いかに今、情報というものが大切かを再確認するいい機会になりました。

初対面でのデジタルの活用、仕事を取るまでのリアルでの人となりを知る面接、付き合いを深めるための営業。いずれも情報というものをうまく使い、お互いに交換するということがとても大切なことだと改めて感じる日々です。

このNoteを読まれた方ともどこかでそんな情報交換する機会が持てたらこれ以上なく嬉しいですね。そんな気持ちで今日も書いています。

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