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「つくり方をつくる。」「つながる仕事。つなげる仕事。」「面白いは誰かのために。」をモットーに日々映像などのコンテンツ制作と企画プロデュースに邁進している会社です。毎週水曜更新で奮闘中!http://docksweb.jp

最近の記事

視点の自由研究No.160「視点_リレーの力」

映像制作には様々な制作スタイルがあります。ビデオグラファーと呼ばれるような単独で映像制作を行うフリーランススタイル、総合プロダクションで社内に監督、カメラマン、編集マンがいて映像制作を一貫して行えるスタイルなどです。 今回は自分たちのようなプロデュースを主体とした映像制作の強みを書いてみたいと思います。 「リレースタイル」先ほど書いたようなフリーランス的な「単独スタイル」であったり、会社内での一貫して制作する「団体スタイル」とプロデュースという制作が何が違うのか? それを端

    • 視点の自由研究No.159「視点_愛のカタチ」

      先日たまたま見ていたYouTubeで面白い内容があったので、このNoteの使い方を活かし、備忘録的に書き残しておこうと思います。 ひょっとしたら広告のアイデアを作る時に意識するといいかもしれない。 「愛のカタチ」恋人、夫婦、パートナーなど良好な関係性を築き、維持する時に、お互いへの思いやり、配慮などは欠かせません。いわゆる所の「愛」。 先ほど見たYouTubeでは、この「愛」の受け取り方、感じ方が人それぞれで違うというものでした。以下、簡単ではありますが、書き出しておきます

      • 視点の自由研究No.158「視点_今求められる気分、ご機嫌」

        2024年現在、SNSはじめ各メディアで炎上が話題になる世の中です。 SNS、番組、広告、映画、記事、ニュース、コンテンツと呼べる全ての表現物は今こうした世相を意識した作りへと変化しています。 こうした世相はメディアに留まらず、個人の対応、リアルでの人間関係まで浸透してきているのは皆さんも感じていることだと思います。 今回は、炎上を回避する方法ではなく、今どういう対応が一番しっくりくるのかを個人的な見解から探ってみようと思います。 「フキハラ」フキハラという言葉をご存知でし

        • 視点の自由研究No.157「視点_予算を守る」

          映像制作における制作部の大きな仕事と言えば、予算管理だと思います。映像制作も立派なビジネス。しっかりと儲けを出さないといけません。 様々なタイプのプロデューサーがいると思いますが、とてつもないクオリティの映像を仕上げることよりも、収支が取れているかの方を重視すると思います。 今回はそうした制作部のこだわりを書いてみようと思います。 「予算とクオリティ」映像制作のクオリティは、関わるスタッフのタイプ(巨匠クラスや新人など)、人数、さらに撮影する機材、照明、美術、衣装、さらにさ

        視点の自由研究No.160「視点_リレーの力」

        • 視点の自由研究No.159「視点_愛のカタチ」

        • 視点の自由研究No.158「視点_今求められる気分、ご機嫌」

        • 視点の自由研究No.157「視点_予算を守る」

          視点の自由研究No.156「視点_修行を考える」

          かつて世論でも騒がれた修行の必要性。個人的にはあった方がいいなと思っている人間なのですが、そもそもの修行という点で考えると、自分は修行してたっけ?とも思えてきてしまいます。今回は仕事における修行を考えてみようと思います。 「修行って人間関係の構築」寿司屋で握りを覚え客前に立つまでの雑用を含めた修行、落語家が劇場に立つまでの控え室や師匠への対応などの修行。様々な業界で下積みと呼ばれる雑用仕事を主に修行と呼ぶのかもしれません。 映像業界で言えばADと呼ばれるアシスタント時代が

          視点の自由研究No.156「視点_修行を考える」

          視点の自由研究No.155「視点_ 本音を探るために書く」

          SNSでは、ネガティブな表現、他者を傷つける言葉、リスクがある文章などで炎上が起きています。いわゆる所の「本音」的なことと見られがちな言葉たち。 「本音」に対して「建前」が存在する日本語において、こうした一種過激な言葉を本音として解釈しているとも取れる。ただ、ポジティブな表現も実は本音でもあり、「本音」と「建前」が同義になることもある。 今回は本音というものを少々考えてみたいと思います。思いの外、NOTEを続けられている秘訣へと繋がりました。 「心、脳、体」突然ですが、皆さ

          視点の自由研究No.155「視点_ 本音を探るために書く」

          視点の自由研究No.154「視点_ 広告の最終目標は売り上げアップ」

          今回の見出し、広告を出資するクライアント側からすれば、何を当たり前のことを、と言えてしまうことです。ですが、時に作り手側、広告を制作する担当者までも巻き込み、この広告一体なんのためにやっているんだっけ??と迷い込んでしまうことにもなりがちな指針でもあったりします。 今回は映像制作の端くれながら、映像的に見た「演出」と「プロデュース」の視点で売り上げという最終目標を考えてみようと思います。 「演出視点」東京の制作現場に限らず、CM映像制作などでは監督というポジションがあります

          視点の自由研究No.154「視点_ 広告の最終目標は売り上げアップ」

          視点の自由研究No.153「視点_問題は細分化しよう」

          以前、書いたコラム「アイデアは掛け算。作ることは割り算。」作ることを作業化していく中で作業自体を分割化していくことがコツであることを書きました。 今回は、その応用編。トラブルや問題などに対しても、このコツが活きるなと最近改めて思ったことを書いてみようと思います。 「経営、資金、営業」会社を経営して6年。いろんなことがありました。やはり資金面では、苦労したのは間違いなく、数多の経営者の皆さんには尊敬の念を抱かずにはいられません。 当然ながら経営的には問題が起きているわけで、ど

          視点の自由研究No.153「視点_問題は細分化しよう」

          視点の自由研究No.152「視点_作戦と戦略」

          広告業界もデジタル化の波に飲み込まれ、業界自体の垣根も緩やかになっている2024年の今。コンサルなどの業種とも協同し、案件が作られていく中で「戦略」などの言葉も身近な広告用語になりました。 今回は映像制作者が肌で感じている「戦略」と「作戦」の言葉の感覚を書いてみようと思います。 「作戦」ビジネス的には戦術なんて呼び方の方が多いかもしれませんが、個人的には実は作戦の方がしっくりくる感覚があります。 読んで字の如し、「戦いを作る」作業。 映像制作でいえば、企画が決まった後か

          視点の自由研究No.152「視点_作戦と戦略」

          視点の自由研究No.151「視点_ネガティブな情報こそ解像度を高くして伝える」

          コロナを経てリモートワークやZOOMなどを用いたオンラインでの打合せが日常化した2024年現在。AIによる画像、文章やメールなど、デジタルできることは、より効率化を高めています。巷では退職代行サービスまで登場し、退職時の大人ストレスをメールで済ませるなど人生の節目になるようなものもデジタル化するんだなと関心しております。 今回は、こうしたデジタルの世界で、古い感覚である直接会うことの価値を考えてみたいと思います。 「ネガティブな情報」仕事のキャンセルや、ミスの謝罪、トラブル

          視点の自由研究No.151「視点_ネガティブな情報こそ解像度を高くして伝える」

          視点の自由研究No.150「視点_家訓」

          さて節目となる150回目。今回も未来の娘に対してメッセージを残してみようと思います。今回は、家訓。代々受け継がれている由緒正しいものではなく、自分が親から言われたちょっと風変わりなもの。面白さ半分、ちょっとした生き方のヒント半分で残してみようと思います。 「先んずば人を制す」仕事然り、人生然り、先手で動くことは結構大切。前もっての準備は、余裕を生み、その後に起きるトラブルなどへの対応もしやすくなります。 映像業界に進み、制作という仕事をしていると、この言葉の重要さが身に染み

          視点の自由研究No.150「視点_家訓」

          視点の自由研究No.149「視点_広告は文化と共にある」

          広告に限らず、コンテンツを作っていく上で、炎上は避けたいのは常。価値観自体が目まぐるしく変わる現代、作り手側は送り出すコンテンツのメッセージ、表現、演出に至るまで、かつて以上に配慮が必要になりました。 今回は、そうした背景に文化の影響があることを考えてみたいと思います。 「文化の中にある価値観」カンヌなどの世界の広告賞を見ているとわかりやすいですが、世界各国で広告の作り方、表現は大きく異なります。日本では最近あまり見かけることがなくなった他社製品との機能比較広告などは海外で

          視点の自由研究No.149「視点_広告は文化と共にある」

          視点の自由研究No.148「視点_広告ができる課題解決方法」

          ネットが普及してからのデジタル広告、SDGsをはじめとした環境問題、社会は2024年現在、課題解決を常に模索しています。 様々な業界で課題解決法が模索、提示されている世界で、広告も同じく、クライアントの課題解決という命題で活動することが多くなりました。 今回は、広告だからできる課題解決方法を考えてみたいと思います。 「様々な業界の課題解決方法」課題解決。もはや耳にタコができるほど日常的に聞く言葉になりました。様々な業界で様々な手法で、今日も課題解決の方法が練られています。

          視点の自由研究No.148「視点_広告ができる課題解決方法」

          視点の自由研究No.147「視点_幸せの尺度」

          幸せと聞いて何を連想しますか? 仕事などで大成功を収めたとき?子供ができた時?それとも何気ない平和な日常? 幸せというのは、当然ながら人それぞれ思うことに違いがあります。 今回は、幸せの捉え方について考えてみようと思います。意外にもクリエイティブの表現において文化的な意味合いがありそうなお話しです。 「東洋的幸せと西洋的幸せ」日本という島国に生まれ育った私は、無意識的にも意識的にも日本独自の文化的素養のもと育っています。当然、そこにある文化的価値基準が刷り込まれていて、前述

          視点の自由研究No.147「視点_幸せの尺度」

          視点の自由研究No.146「視点_夢を動詞で語ろう」

          あなたの夢はなんですか?と問われて職業名を答える学生は多いでしょう。また仕事をしている方なら、その仕事の目標を掲げる方も多いと思います。 今回は、自分の人生を振り返りながら、改めて夢を考えてみようと思います。 「起業」自分の人生を振り返った時に大きな節目となるのは、やはり起業だと思います。会社員時代、どう自分のキャリアを積み上げていくのか?そんな想いで周りの先輩や師匠と呼べる人、そして上司たちを見て来ました。会社員は生活は安定しますが、やはり組織人でもいなければなりません。

          視点の自由研究No.146「視点_夢を動詞で語ろう」

          視点の自由研究No.145「視点_巻いて終われ!」

          「巻く」という言葉をご存知でしょうか?映像業界用語の一つです。意味は予定より早く撮影が進むこと。または急ぐこと。 今回は仕事における時間の捉え方を考えてみようと思います。全ての仕事で「巻いて終わる」ことは、喜ばれる。 「香盤」これまた撮影用語の一つ「香盤」。歌舞伎や演芸に由来する撮影スケジュールをまとめた資料のことです。香盤を組むには、かなりの経験が必要です。ざっと抑えておくべき要点を書き出してみましょう。 ・出演者(主役)の入り時間。準備時間(メイク、衣装)。 ・撮影場

          視点の自由研究No.145「視点_巻いて終われ!」