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心が折れた夜のしじまに、思い出したかのようにお前に届けたい。伝えたい気持ちは概ね言葉にな…
職場で音楽を聴きながら作業をしていたら、やれ代表電話に気付かないから、だの、質問しづらい…
とにかく眠い朝は夜更かしによって作られる。人はなぜ翌朝の辛さをわかっていながら夜更かしを…
ご存知の通り中学に上がったくらいからライトノベルや深夜アニメにどっぷりと浸かり、物語の豚…
街が寝静まった頃合いを見計らって、少しの荷物だけをまとめたリュックサックを背負い、自転車…
気が狂ったことは幸いなことに未だに無いはずだが、ああ「気が狂う」とはこんな様を指すのでは…
現代においては家々に縁側が必ずあるわけではないのだが、何かの端を指し示すときにはその縁側ということに変わりはないように思えるので、いま私が暮らすこの街はおそらく東京23区の縁側といっても差し支えない気がしている。引っ越してくるまでのイメージにおいて、東京という街は常にやかましく実際訪れてみると酒によって大変尿意を強く感じても立ち小便をする隙すら与えられない程の人通りが裏路地にもあり、はたまた、インターネットからは毎時毎秒面白おかしい出来事が起こっているように見ることができた。
目が覚めたらもう朝は終わろうとしている。「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこ…
自分の部屋で何かしらの作業をするときはダイニングとして設計されているスペースに置かれた作…
土曜の夜の夜ふかしが極まって気がつけば朝になっていることはしばしばある。決まって日曜の午…
習慣に則って今週を振り返る記事を書こうとtwitterを眺めていたら、今週のツイートの数が少な…
ドアの前に立ち塞がるお前、絶対許さないからな。朝の電車は人を殺伐とさせる。東京都心へ向か…
ディストピア・ジャパン、世界で唯一成功した社会主義国に生きるみなさんごきげんよう。私は表…
外を歩くと夜風がちょうど良く小刻みに首筋を撫でる。3kmほどランニングをして500mlのミネラルウォーターを流し、少し荒い息を深呼吸で宥める。今までゲージの中のハムスターのように走り回った公園を後にして、街灯が等間隔を照らす住宅街を歩く。汗をかいて少し重くなった脚が意識しなくても勝手に家路を進めていく。耳元のイヤホンから流れるのは初めて聞いたポップスだけど、どこか聞いたことのある気がするのはキャッチーなメロディラインのせいだろうか。幹線道路まで出てコンビニに入る。客はまばらで