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最も良い学び方

前回、問題提起して終わらせてしまったので、その続きになります。

「学ぶ」と言うと、学校やら塾へ行って座学で教科書を読んだり、資格を取ろうとしがちです。

「調べる」と言うと、最近は Googleで検索して Wikipediaやそれっぽい記事を調べがちです。

何故なら、「学び方」「調べ方」っていうこと自体、学んでいないし、今まで小学校からほとんどの人が高校卒業まで12年間、大学卒業まで入れれば約16年間、学校に行って学ぶってことをしてきたからです。人生における最初の20年近くを学校で過ごしているのだから、その影響は大きいです。

そもそも「学校へ行って学ぶ」という学び方は、日本が明治初期に富国強兵、殖産興業、国民統一を行うために作った施策のひとつです。国民全員が学ぶ機会を得られたという意味では非常に意義はありますが、学歴社会などの問題にも繋がっています。(というか、今の日本にとってはもはや学歴はたいした意味は無くなっているんですが...)

「学校へ行って学ぶ」という方法より良い学び方があります。

▼ 体験から学ぶ

自転車やスポーツ、楽器は、どう経験されてきましたか?座学で「ルールをまず学ぶ」なんてことしましたか?いきなりやってみたでしょう。必要最小限のルールを聞いて、あとはやってみただけだと思います。それで良いのです。

いきなりやってみても上手くいきません。そういうものです。失敗をするから学んで次の改善に活かせます。失敗経験は本当に貴重です。

学校での勉強がむちゃくちゃつまらないのは、それが何の役に立つかわからないからです。社会に出てから、必要に迫られたり興味を得ると、「もっと勉強したおけば良かった」と思うことも多いんじゃないでしょうか。そういうものです。

「もっと勉強しておけば良かった」と思ったとしても、そこで必要なのは学校に行くことではありません。何故なら学校の先生は、実際に社会に出ていない人がほとんどだからです。英会話スクールやプログラミングスクールもほぼほぼ同じです。英語やプログラムは出来るかもしれませんが、本当にそれを仕事に活かせて稼げる人は、別に英会話スクールやプログラミングスクールの先生をやっていません。英語やプログラミングが出来ることと、それを仕事に活かせることは別なのです。
※ まったく居ないというわけではなく、あくまでほとんど居ないというだけです。運良く、経験値のある人に出会えたらそのご縁を大事にしましょう。

▼ 本から学ぶ

社会に出てから、必要に迫られたり興味で読む本はむちゃくちゃ学び満載です。僕も、学生の頃は国語の読書感想文とかいう課題が大嫌いでしたし、本はまったく読みませんでしたが、社会に出てからは読むようになりました。

本は、実績を残している人の経験を凝縮したものだと聞いたことがあります。世の中、読みやすい本もたくさんあるので、色々読むと良いでしょう。

ちなみに、インターネットで軽く調べるという人も居るかもしれませんが、インターネット上の情報は、言ってみれば「正しくない情報」も入っています。僕のnoteの記事も、僕自身の経験や記憶を頼りに、ウソや間違いが無いようには極力していますが、第三者の検閲等が入っているわけではないので、ミスもあるかもしれません。

軽く調べる〜、興味を持つキッカケ〜程度であれば良いですが、しっかり学ぶためには本を読むのが良いです。

▼ 人から学ぶ

最も良いのは、実績のある人から直接学ぶことです。スポーツが一番わかりやすい例ですね。

学校が良くないと前段で記載した理由は「実績がわからないから」です。読み書きそろばん〜や、小学生にマナーを教える等はまったく問題は無いのですが、社会に出て働くことを考えて、何を学ぶかということです。活躍したい、稼ぎたいといったことであれば、実績を確認しましょう。

実績のある人から直接学ぶこと。特に、自分だけではなく、再現性がある形で、その人から学んだ他の人も実績があるとなお良いです。人それぞれによって上手くいくために必要なことが違う場合もあるためです。

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