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45歳からの地図をデザインしてみる。~カニさん~
あなたには今、目標がありますか?
「目標なんてないなー」
「見つけないととは思っているんだけど……」
「今さらできることも限られているしなー」
なんて方、意外といるのではないでしょうか。
実のところ、僕もそうでした。
目標を持っている人を見ると、まぶしくてねー笑 なにか行動を起こさないと!って焦っていました。
さあ、今回はそんな人生の迷子さんに読んでほしいこの企画。
放送作家の僕が描くのは、カニさんです。
カニさんの文章を読んだら、新しい世界を探検したくなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1648658841552-813qL8OXbo.png?width=800)
さて、カニさんとはどんな人物なのか。
自己紹介の記事によると、団塊ジュニアで3児の母。ファッション、読書、アート、お酒、旅が好きとのことです。
人となりが出ていると思ったのは「田舎の服好き娘」だったという中学・高校時代。とにかく人と同じ格好も、同じ持ち物も嫌で、シャープペンでさえ自作していたといいます。
芸術短大を経て、就職はアパレル業界へ。そこでカリスマ販売員にのし上がります。ファッションの本場でショーを見てきたり、仕入れをしたり。オリックスの服ばかり着ている僕には、遠い世界だなー笑
その後、妊娠などあって職場を転々とし、現在は「ちょっと変わった仕事」らしいです。noteではヘッダー画像の仕事も請け負っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1648665985370-6oeof2P5ds.png?width=800)
そんなカニさんの人気記事がこちら。
大阪と比べて、都会とは言えない奈良が地元のカニさん。
大阪ではオシャレな人が行きかっているけど、地元では9月も下旬だというのにサンダル履きに半袖……。
そんな中、カニさんはオシャレな秋物を着て街に出ていく。
そして、浮く。
田舎ではオシャレをしていると頑張っている人認定をされてしまい、目立ちたくない人はオシャレをしにくいというお話。
なんかわかる気がします。僕のほかにも、共感された方が大勢いたのではないでしょうか。
カニさんの記事には、たくさんのアイテムが登場します。
こちら(↑)は「恋する〇〇〇」シリーズのワンピース編。ファッションへの思いが、こんな言葉で書かれていました。
似合うね、という言葉は自信をくれる。
似合う服を着ているというだけで、気持ちまで堂々としてくる不思議。
それはファッションの魔法なんだ。
私はそんなファッションの魔法にかかりたくて、子どもの頃から今も、私はファッションが大好きでずっと恋をし続けている。
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さあ、ぼちぼちタイトルについて語っていきましょう。
45歳からの地図。これは一体なにを表しているのか。
実はカニさん、45歳にして思い切ったんです。職業訓練学校に通い、WEBデザインを勉強しました。今までのアパレル販売とはまた別の世界へ。
失業中で人生を迷走していたカニさん。なにがしたいかわからなかったので、なにかを見つけるために飛び込んだといいます。
そこで待っていたのは……、カルチャーショック!
クラスメイトはずっと年下の若者ばかり。今まで出会った中にはいなかった個性と価値観を目の当たりにしました。
そして、気付かされたんです。
私は目的地も持たず船に乗り込んだ。
学校は方舟ではない。乗っていたら目的地へ着くわけじゃないのだ。
目標は自動的に見つかるものではなく、見つけるもの。
「自分の人生を自らの手でデザインする」ことが、如何に大切か。
人生はしばしば航海に例えられます。
僕はちょっと違っていて、人生とは大航海時代だと思うんですよ。生きている間に、どれだけ世界を広げられるか。今いる場所を飛び出したら、もしかしたら誰も知らない大陸を発見できるかもしれない。
途中で引き返すときもあるでしょう。行った先になにもないこともあるでしょう。でも、そこにはロマンがある。
そして、自分の地図を書き換えるのは45歳からだって遅くない。
カニさんのnoteを最初から見ていくと、文章も、WEBデザインも、だんだん上達しているのがわかるんです。
僕も45歳。勇気をもらいました。
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最後に。
とても大事なことが書いてあったので、こちらも紹介させてください。
かつて、カニさんが恩師の旦那さんに言われたという言葉。
「目で見えるものしか信じられなかったら、見えるものは少なくなるね」
これってとても深くないですか?
見えないものも見る。見えないのなら、考える。想像する。そうあるべきだなー。
そして、この記事では経験することの大切さも書いてあります。どれだけ考えて、想像しても、経験しないとわからないことがある。
それも真理だよなー。
カニさん、僕に気付きをくれてありがとうございます。
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