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【中目黒】ハマってしまったかもしれない。焼き鳥のコース

フレンチやイタリアンや和食。どれも共通しているのはコース料理があること。

そんなコース料理たちが顔を並べる中、最近特に目を惹くのが「焼き鳥」のコース。

僕にとって焼き鳥と言えば、スーパーのお惣菜コーナーで買って家で食べる。トラック販売で買って帰りながら食べる。居酒屋でとりあえず頼んで食べる。みたいな、敷居の低い、コロッケ的な立ち位置として捉えていた面が強い。

そんなイメージを持つ僕にとって焼き鳥のコースは新鮮だったし、どんなもんなのか気になっていて、彼女もまた新しい世界の体験を求めていた。

百聞は一見にしかず。食べて体験するのが一番。

ということで、中目黒にある“いぐち”というお店にて焼き鳥のコースを体験しました。新しい空間が僕と彼女を迎えてくれました。

内観・外観

焼き鳥いぐちは中目黒駅から徒歩5分程度の場所、ビルの一角にあります。この看板が目印。

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登って奥に行くと、入り口への看板があります。一瞬わからなくて、ん?ここだよね?と周りをキョロキョロしていると中から定員さんが来てくれました。多分玄関にモニターがついてるんだと思う。

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店内に入ると調理場の背後に立派な盆栽。アッパーライトがより盆栽の荘厳さを演出してくれています。

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前菜

コースはフォワグラのコロッケでスタート。始めたから意外性の高さ。中にはジュワとろのフォアグラが香ばしい衣に包まれています。

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お次は手作りレバーパテ。トーストにつけて頂きます。甘めに味付けされたパテがカリカリのトーストに合う。スプーンを最後舐めたかったけどお上品なお店、我慢しました。

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贅沢鳥スープ。8時間煮込まれた絶品スープ。いぐちにはアラカルトでラーメンがあるんですが、このスープなのかな?やっぱり食べれば良かったと後悔。あっさりだけど深ーい1品でした。

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焼き鳥

いよいよ焼き鳥の出番。一番手にはねぎまが登場。しっとりフワッと、鳥とねぎのジューシーさが口に溢れます。

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ほのかな甘みでさっぱりなタレがせせりに合います。

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一味・黒七味・粉山椒もいっぱい使わせてもらいました。彼女のお気に入りは山椒、僕は黒七味。木箱には「京都祇園 原了郭」の文字。amazonですぐポチりました。

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つくねもタレで頂きます。

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最後の2品はピンチョススタイルで。砂肝やハツ、鳥のハラミやソリレスなど、様々な部位を小さく食べられるので、比較しながら食べる楽しさもあるし、“1本ずつはいっぱいで食べれない”なんて女性にも優しい提供です。

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ナス、トマトらマッシュルーム、ししとうもピンチョススタイルで頂きます。

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アラカルトメニューには、いぐち特製のカルボナーラ、ラーメン、親子丼、卵かけご飯などの締め料理も豊富。

迷いに迷って頼んだのは特製カルボナーラと親子丼。

カルボナーラは卵とチーズが絡み上から黒トリュフとブラックペッパーで香りの深い一品。でも、イタリア料理とかで食べるカルボナーラとの差はあまりわからず、特別感はso soな感じかな?

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たまごかけご飯と悩んでいることを相談すると料理長からオススメしてもらったのが親子丼。たまねぎが苦手&たまごのふんわりさが無い従来の親子丼ではなく自分の“おいしい“を求めた逸品だそうです。

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フワッフワの鳥とトロトロのたまご、そこに甘いタレが一体となった、料理長宣言通りの新感覚親子丼。最後の一口が寂しい、もう一杯いきたくなる絶品料理でした。

まとめ

店内は黒でまとめられ上質な空間。普段の焼き鳥屋とは違って入店した時にちょっとした緊張感が私たちを包みます。

厨房の真ん中に立つ料理長の、炭の大きさ、火加減、配置、焼き鳥に目を配る姿が厳かで多くは語らない、背中で見せるタイプ...

かと思いきやものすごくフレンドリーな料理長で、はじめての僕たちをすごく和ませてくれた会話術。

焼き鳥にも料理長にも惚れ込んだディナーになりました。

次は家族を連れてってあげようかな。いつもとはちょっと違った空間や、特別な日、思い出を作りたい方々、是非「焼き鳥コース」を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。